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本年最強の 台風26号 あす午前中千葉県に再接近あるいは上陸へ 山梨県内は山間部中心に大雨災害や、明

2013-10-15 13:11:24 | インポート

①10月15日9時の天気図 気象庁HPより引用

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②10月15日6時の日本付近雲画像図(水蒸気画像で拡大版) 気象庁HPより引用

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③10月15日9時の日本付近雲画像図(水蒸気画像で拡大版) 気象庁HPより引用

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本年最強の勢力である台風26号ですが、15日9時現在、南大東島の東海上を北上しています。

引用図②③より、台風を取り巻く、螺旋状の帯状にに白く輝く画象域が見られますが、この箇所ではとりわけ発達した対流性の雲であり、今後、当該画像域がかかる地域では、非常に激しい雨、竜巻などの突風が発生する恐れがあります。

一方、台風の北西側の朝鮮半島から大陸方面と西側の東シナ海南部には、水蒸気画像上で、U 字型に、帯状に白くぼやけた画像域(上空の中層以上で強風となっている箇所)があり、その北側には、水蒸気画像上の暗域(上空3000m付近の下降流に対応する乾いた気団)が広がっていますが、15日6時から9時になるにしたがい、朝鮮半島から大陸方面のU 字型に帯状に白くぼやけた画像域は、南東方向へ広がってきており、一方、台風の当該帯状に白くぼやけた画像域の北東方向へに延長線上の千島近海では、北へ移動していている様子が解ります。さらに、これら帯状の画像域の北側に広がる水蒸気画像上の暗域は、台風の方向へ移動してきております。

台風の前側の中層以上に分布する強風軸が、台風を挟んで東側~北東側で北上し、北西~西側で南下する状態は、台風の北西側から上空の気圧の谷が深まりながら東進してきて、当該強風軸の風速は更に強まる傾向を示すもので、台風は、この強風軸に沿って、衰えずに速度を上げて移動するようになります(筆者調べ)。

さらに、併せて、前記した強風軸の北西側に広がる 水蒸気画像上の暗域が台風が位置する方向に移動してきていますが、こういう状態は、台風の北西側で寒気移流(上空3000m付近の下降流)が次第に強まりつつある証拠。こういう状態ですと、台風の左側でも、広範囲で強風に見舞われ、山越えの下ろし風も強まりやすくなります(筆者調べ)。

このことより、台風26号、今後、次第に進路を北東へ変えて移動速度を早めてきそうで、引用図にはありませんが、各種予想図より、15日夜には紀伊半島沖へ 明日16日朝には関東地方へかなり接近して、場合によっては上陸する恐れがありますが。進路くあたる地域では、急に大雨や暴風に見舞われる恐れがあります。

山梨県内では、15日夜から山地中心に非常に激しい雨による大雨災害に、さらに、台風の左側に入る16日午前中は、中西部盆地地区中心に山越えおろし風による、北西から北より風の暴風には厳重に警戒してください!

最新の台風情報に留意し、早目の対応を!


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