政治の季節【稗史(はいし)倭人伝】

稗史とは通俗的な歴史書等をいいます。
現在進行形の歴史を低い視点から見つめます。

国交省の嫌がらせ、いつまで続く?

2008-04-18 19:26:12 | 官僚
国交省が暫定税率の失効を口実に、各地で道路工事等をストップさせているのは周知の事実。道路建設業者を泣かせて、恨むんなら民主党を恨めと、嫌がらせを続けていることがさまざま報告されている。次の記事もその一つ。

予告無しに21人解雇 暫定税率失効で 高知県文化財団

これが大のおとなのやることか!
詳しいことは記事を読んでもらうことにして、とりあえず時間に注目してみよう。センターが、21人に採用を通知したのが4月1日、直後に土佐国道事務所から「暫定税率期限切れで、調査契約が当分結べない」と連絡があり、センターは同日夕21人に解雇通知を出した。(他紙によると解雇の日付は4月2日付けのようだ)
どうやらこの国道事務所の新年度最初の仕事がこれだったのだろう。暫定税率期限切れに備えて、前からあれこれ嫌がらせを考えていたとしか思えない。こういう嫌がらせは、一般の個人に直接大きな被害を与えるだけに、実にタチが悪い。やらせる方もやる方も、恥を知れ!

だからこんなことになる。
解雇の作業員に300万 暫定税率期限切れで

解雇された人たちは気の毒だったが、せめてこれだけでもとれてもよかった。この金を払うのがイヤだと言った、このなんとかセンターというところもしょうがないところだ。人に迷惑をかけたら謝らなければならないのだよ。300万がもったいないと思ったら、国交省に請求したら?

相も変わらず 福田の……おバカ!

2008-04-18 12:04:30 | 福田康夫
食糧危機が現実問題として注目されるようになってきたようだ。今朝のテレビニュースでとりあげていたが、このことに関して英首相が、洞爺湖サミットにおいて、福田首相にリーダーシップを期待するという要請をしてきたと言っていた。
世界の首脳を前に、堂々といってほしい。あのお花見会で1万人をまえに言ったことを。
「耐えて、工夫して切り抜けることが大事なんです」
世界の首脳達は大きな感銘を受けて自国での政策に反映させることだろう。


洞爺湖サミットが近づいてきた。例によって土壇場になってバタバタと動き出す福田。
4/18 中日新聞  削減目標 欧米に先こされ  サミットで問われる首相の指導力

記事によると、洞爺湖町のホテルで5日開かれた政府の『地球温暖化問題に関する懇談会』で福田首相は居並ぶ委員に強く求めたそうだ。 
「サミットではっきりと諸外国に言える提案がほしい」

普段、温暖化対策など考えたことのない福田は、多分サミットが始まるまでには役人がなんとかしてくれるだろう、と淡い期待を持っていたのだろう。北海道の目の玉の飛び出るような豪華なホテルの一室で、こーひー を飲みながらニュースを見ていると、ブッシュまで温暖化対策を打ち出している。ふと気づくと、肝心の俺の所にはまだ何にもあがってきていない。議長国が手ブラでは格好が付かないことにようやく思い至ったのか、「何でもいいから考えてくれ」とあわてふためいているのだろう。