竹島と牛肉 日米同盟とはなんだったのか！

これまで国民の反対を押し切ってはるばるインド洋まで石油を配達していた自民党はなにか言うことがないのか。

【竹島問題】町村長官「抗議は必要なし」　米の竹島「韓国領」表記再変更

どうせ辞める官房長官だ。わざわざ面倒なことに首を突っ込みたくないんだろうが、それもことによりけりだ。
韓国は抗議した。それによってアメリカの態度が変わったのは確かなことだ。それに対して日本が何の抗議も申し入れもしなければ、アメリカの態度、つまりは韓国の主張を黙認することになる。

米政府機関が竹島（韓国名・独島）の帰属先を再び「韓国」に戻したことについて、町村信孝官房長官は３１日午前の記者会見で日本政府としては特別のアクションを起こす考えはなく、米国の新たな判断に期待する考えを示した。

黙って、アメリカが考え直してくれるのを待つつもりか！
このお粗末さには言葉もない。
福田は外交が得意？
馬鹿も休み休み言ってくれ。

町村長官は「米政府の１機関がやることに、あまり過度に反応することはない」と言明。

”米政府の一機関のやること”は米政府のやること。最終責任は大統領にある。まして今度の措置はブッシュの指示というではないか。

一方、帰属先を韓国に戻したことがブッシュ大統領側の指示だったことを踏まえ、福田康夫首相が抗議を行う意思があるかどうかについては「ない。なぜ必要なのか」と反論した。

これではまるで韓国の代弁者ではないか！
抗議すべき時に抗議しなければそれが既成事実化され、あとでの抗議は相手にされなくなる。
領土問題は第一に外務省の仕事。それを文部科学省なんかに任せておくからこんな事になる。
馬鹿者が！
内閣改造なんかにうつつを抜かす前に、アメリカ大使を呼んで怒ってやれ。
駐アメリカの日本大使にもブッシュに抗議させろ。

（領土問題というのは歴史的な事実関係を簡単には検証できないので触れたくないのだが、いやしくも日本政府が竹島を日本領と主張しているのなら、それだけの態度は貫かなければなるまい。）

【竹島問題】「韓国」に表記再変更　米政府が抗議丸のみ

ブッシュ大統領は８月４日から韓国訪問に向けて出発するが、訪問直前のＢＧＮの措置によって、米国産牛肉の輸入再開問題をめぐってすでにぎくしゃくした米韓関係がさらに悪化し、韓国での抗議運動が予想されたため、混乱を避けるため再変更を決めたものとみられる。

ブッシュは牛肉を売るために日本より韓国をとったということ。
これが同盟国の正体。
もっとも拉致問題でも全く他人事のアメリカ。

ワイルダー部長によると、韓国政府高官からの要請を受けて、ブッシュ大統領がライス国務長官に変更について調査するよう指示していた。

これのどこが”米政府の一機関のすること”なんだ！
町村・福田の罪は大きいぞ。

アメリカに抗議をするだけの腹がないのなら、内閣改造などいらない。
即、退陣！政権を野党に渡しなさい。



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雪隠詰め改造 （福田内閣残日録２００８．７．３１．）

内閣改造　煮えきらぬ首相　自公に広がる焦燥感　（産経ニュース　7/30）

首相が伊吹氏に改造の決意を伝えると踏み、速報態勢を敷いていた報道各社は「肩すかし」を食らい、スゴスゴと首相官邸から引き揚げていった。

自公両党幹部や自民各派領袖はそれぞれの事務所などで待機し、首相と伊吹氏の会談結果をかたずをのんで見守っていた。

それだけに「拍子抜け」の結果に脱力感が漂った。ある公明党幹部は「ホントにスローモーな人だね」。自民党幹部は「星雲をつかむごとくだ…」とつぶやいた。

公明党は当初、内閣改造にも難色を示していたが、今週に入り「首相の専権事項だ」と軟化。代わりに「自民党には危機感が足りない」と異口同音に繰り返すようになった。ある自民党中堅は「内閣改造で支持率が回復しなければ『首相を代えろ』と言っているようにしか聞こえないのだが…」と首をひねる。

記事中より何カ所かピックアップしてみた。福田の愚図振りと周囲のフラストレーションのたかまりが見て取れる。

福田首相：内閣改造断行へ…４日が最有力 （毎日ｊｐ　7/31）

今朝の報道ではようやく改造が本決まりとなったかのようだ。さすがにここまで追い込まれると愚図の福田も改造に踏み出す決心を固めたか。
８月４日が有力視されているが、すっかり定着した”愚図の福田”のイメージチェンジを考えて、今日か明日にも電撃改造という手もある。
新内閣をどんな顔ぶれで固めてもサプライズには遅すぎる。
唯一のサプライズは意表をつく日程の前倒しぐらいだろう。

改造の目玉は伊吹幹事長と町村官房長官、それに桝添。
まさか福田もこいつらが国民の間で人気があるなどと誤解してはいないだろうと思うんだが……。
付け加えれば国交相。公明党がだれを送り込んでくるか。そいつをどこにつけるか。
あとは韓国との関係で外務相。
ここらへんで新内閣の性格がきまってくるのだろう。
経済軽視の姿勢も問題だが、ここも本当は大事なところだが福田には分からないだろう。
女・子供を入閣させても単なる人気取りとしか受け止められずプラスにはならないが、どうせ得意げにだれか見つけてくるんだろう。

いずれにしろ公明党は福田のもとでの総選挙を嫌がっているようだから、短命内閣ということにかりそうだ。
三月や半年の寿命の内閣で新入閣の奴らに何ができるか！
マスコミも提灯記事ばかり書いているんじゃないぞ！



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内閣改造に暗雲？ 福田内閣残日録2008.7.30.

伊吹幹事長「支持率上げるための改造ではない」　公明を牽制 （産経ニュース　7/29）
自民党の伊吹文明幹事長は２９日午前の記者会見で、公明党内から「改造したからといって支持率が高くなる保証はない」などと内閣改造に難色を示す声が出ていることについて、「支持率を上げるために改造するのではない。政策をどう考え、現在の閣僚でやるのか新しい閣僚でやるのか、福田康夫首相が判断することだ」と述べ、公明党を牽制（けんせい）した。

この男のいうことは”目くらまし”だからまともに聞かないように！
想定されている内閣改造は支持率を上げるためのものなのはだれもが知っている。

もろ刃の剣　内閣改造　福田流人事は？ （産経ニュース　7/29）
首相は改造で「福田色」を出すことで、内閣支持率低迷からの脱却を目指しているが、人事でつまずけば一気に退陣に追い込まれる危険もある。

ほら、「内閣支持率低迷からの脱却を目指している」と書いてある。

　首相は来月上旬の改造断行を目指しているが、与党内の“雑音”が首相に二の足を踏ませている。

この程度の雑音で惑わされるようではまったくだらしない。

公明党内には、福田内閣の低支持率を理由に、「このままでは次期衆院選前に首相に辞めてもらうしかない」（幹部）との声もくすぶる。このため、局面を打開すべく、小渕優子、後藤田正純両衆院議員ら女性や若手、著名民間人を起用する「小泉流」人事案を懐に温めている可能性はないとは言い切れない。

こういうのは小泉がやれば様になるが、福田がやれば笑われる。追いつめられた苦しさがにじみ出てくるだけ。

ある首相経験者はこう語る。「結局、福田さんは改造できないのではないか。人事の負の要因を押さえ込むだけのパワーがない」

いつまでもグズグズしているうちに賞味期限がきてしまった。
しかし、「パワーがない」と言われても結局やるほかないんだろうが、”退くも地獄、進むも地獄”
首相になんかならなければよかったのに。



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福田内閣残日録２００８．７．２９．

さて、不可避と見られていた内閣改造もここにきてモヤモヤしはじめた。

内閣改造遅れる決断　首相、慎重さ増す (NIKKEI NET 7/29)

福田康夫首相が内閣改造を巡って正念場を迎えている。主要国首脳会議（洞爺湖サミット）を終えた今、懸案である「自前の内閣」をつくって政権浮揚を期すべきだと周囲は促すが、首相は胸の内を明かさないまま。リスクを避けて改造を見送れば決断力に疑問符が付くのは必至。急速に「ポスト福田」に目が向かう可能性もある。

ぐず！

内閣改造、来週前半にも決断求める声強まる…自民執行部 (YOMIURI ONLINE 7/26)

伊吹氏、二階総務会長、谷垣政調会長、古賀選挙対策委員長の自民党四役は２４日夜、国会図書館内で会談、内閣改造と召集時期の首相一任を確認した。

一任されたほうも困っている。

与党：解散、国会召集巡り二つの立場　首相展望描けず （毎日ｊｐ 7/28　）

与党内が割れるのは、福田康夫首相自身が政局展望を描けていないためと見られ、近く踏み切るかどうか注目される内閣改造が試金石となる。

「内閣改造の話はまだしていない。何か言うと大変だから。今日も言わないことにしましょう」。首相は２８日夕、官邸で公明党の太田昭宏代表や自公両党幹事長と会談後、記者団をけむに巻いた。

どうせ、”白紙”なんだろう。

内閣改造が注目されるのは、内閣支持率が低迷する首相が今後の政権運営の決意を示す指標となっているためだ。改造を見送った場合、求心力は一挙に低下しかねない。

「政局運営の決意」と言われても何にもないのに。
サプライズは柄でない。
好感度はゼロ近辺の奴ばかり。
身体検査にも自信がない。
『なんだか面倒くさくなってきた』というのが本心ではないのか。
しかし、『改造を見送った場合、求心力は一挙に低下しかねない』なんて脅かされると、やらないわけにもいかないし……。

公明党は……、そもそも福田首相の下で衆院選を行うことへのためらいもある。内閣改造にも「支持率が高くなる保証はない」（北側一雄幹事長）と冷ややかだ。公明党の協力なしに選挙態勢を組み立てられない自民党選対幹部も同調する。

「支持率が高くなる保証はない」のは福田も承知。それでいつまでもグズグズしている。

自民党幹部は「小幅でも改造しなければ、首相は死に体だ。主体性を持って展望をアピールしないと支持率も上がらない」と決断の遅れを危ぶむ。

民主党も複雑な思いだろう。
選挙の相手としては福田は大歓迎。
しかし自民党としては福田死に体内閣では選挙は出来ない。
だらだらと福田内閣が来年夏頃まで続いてしまうかもしれない。
迷惑を受けるのは弱い国民だけということになる。



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”無駄ゼロ有識者会議” という名の”無駄”

無駄ゼロ」有識者会議を設置＝東国原知事らメンバーに－政府　（時事コム　７／２５）

こんな会議いくつ作ってもなんにもならない。やる気があれば自分らでやれる。実行を先延ばしするための言い訳に過ぎない。
無駄ゼロを本気でやりそうな人間ははずして、毒にも薬にもならないような奴ばかりを選んでる。東国原だって先の暫定税率問題では復活運動の旗振り役。
そのほかのメンバーに島信彦。テレビに出ては屁のようなことしか言えない自称ジャーナリスト。小泉への肩入れ発言はひどかった。

＜ムダゼロ会議＞政府が設置　有識者が行政支出を総点検　（毎日 7/25）

座長には政府の行政減量・効率化有識者会議座長を務める茂木友三郎キッコーマン会長が就任する。

自民党得意の”都合のいい有識者（御用学者・御用マスコミ・御用財界人）の使い回し”
だいたいすでに”行政減量・効率化有識者会議”というものがあるんだろう。同じ人間を起用して、どこが違うんだ。

政府は報告書の提出は求めず、０９年度予算編成作業などに会議の意見を適宜取り入れる。

言いっぱなしの聞きっぱなし！
こんなもの要らんだろう。
自民党お得意の”めくらまし”に過ぎない。

消費税封印と目くらましを　総選挙対策で伊吹氏 （産経ニュース　7/17）
伊吹氏は総選挙対策について「いい意味での目くらましとパフォーマンスを首相にお願いしながら難局を切り抜けていきたい」と述べた。

政府・自民党挙げての国民への”目くらましとパフォーマンス”宣言をしたばかり。

行政の無駄ゼロの第一歩として、いわゆる有識者会議・委員会・審議会・諮問会議等は廃止しよう！
しかしそうなるとまた”委員会等廃止推進有識者会議”なんてものが作られて委員会が一つ増えてしまうことになりかねない。

そこでもう一つ提案。　政府・省庁の設置する審議会等には野党推薦者を１／３以上入れなければならない。
（不明朗な手続き等があれば国会で追及されるので役人もよけいな口だしがしにくくなる。作っても仕方がないので作らなくなる。こういう審議会というものは、設置された時点でほぼ結論ができているのがおおかたらしい）


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審議会等を利用した隠れ蓑政治はいい加減にやめろ

国家公務員の定年６５歳に　天下り規制など受け　（産経ニュース　7/25）

政治家も役人も自分らの都合による身勝手な行政を、一見第三者的立場の有識者を利用してカムフラージュし続けている。
大体この有識者なる言葉が気に入らない。出てくる奴らも自分が有識者だと思っているんだろう。
御用学者と御用マスコミ、御用経営者がその中心。

人事院の「公務員の高齢期の雇用問題に関する研究会」（座長・清家篤慶応大教授）は２５日、現在６０歳の国家公務員の定年を段階的に６５歳まで延長することを検討すべきとした中間報告をまとめた。来年夏をめどに最終報告をまとめる。

座長の清家篤という人物は最近公務員改革推進委員会の長として福田が推したが、担当相の渡辺が「霞ヶ関に近すぎる」として難色を示したのは周知の事実。
清家の方がごたごたを恐れて辞退したという曰く付きの人物。
従前から役人よりの言動で知られている男だ。
今回は天下りには手つかずなのに定年延長を打ち出してきた。
いわば公務員の焼け太り。
これまでにも数知れぬほどの政府の委員会等の委員をつとめている。
こんな委員会はとうてい公平・公正な第三者機関とは言えない。

厚労省改革の懇談会、テリー伊藤さんら参加 (asahi.com 7/25

こっちは桝添。大した大物を引っ張り出してきたもんだ。
奥田碩といえば経団連の前会長。桝添も鼻高々といったところ。
テリー伊藤や浅野志郎といったテレビタレントもそろえて早くも注目度抜群。
ただ、たんに政策遂行の手段とのみ見られずに、内閣改造を目前にしての留任運動か、と見られてしまうのはこの男の人間性ゆえか。

舛添厚労相「留任工作？」　会議乱立…結論すべて「秋以降」　（産経ニュース　7/21）
舛添要一厚生労働相は１１日の記者会見で、厚労省改革の一環として、厚労相直属の有識者会議や省内組織を一挙に４つ立ち上げることを発表した。ほかにも７月中に設立予定の厚労相直属の有識者会議が医療と介護分野で１つずつあり、舛添氏自身も「整理がつきにくい」と認めるほどの乱立ぶり。今月末にも内閣改造が予想される中で、会議の結論がすべて秋以降となっており、与党内からは「留任運動か」と冷ややかな見方も広がっている。

舛添氏が設立を発表したのは外部有識者による「厚労省改革会議」（仮称）など４つの厚労相直属組織。ただ、テーマが重なる会議もあり「屋上屋」（厚労省幹部）との指摘も。与党内には「首相官邸で伊藤達也首相補佐官の存在感が増しており、厚労相留任のためには、なりふり構っていられないのでは」（自民党中堅）との声も出ている。

政府・省庁によって公的に設置されている審議会等は１００余り。大臣等による私的審議会等を含めると１０００くらいあるという説もある。
そしてその委員はほとんど役人によって選ばれ、役人に気に入られると、何回でも使ってもらえるらしい。先の清家篤という仁などその典型である。

単なるアリバイ工作の為に審議会等を利用する政治はやめにしよう。責任の所在が曖昧になり、結局だれも政策に責任をとらないやり方になっている。少なくとも、もっと透明性のある設置基準、人選基準を設けておかなければなるまい。


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福田内閣残日録 ２００８．７．２５．

内閣改造に加え、解散・総選挙の日程などももいろいろ取りざたされるようになってきた。

伊吹氏続投に意欲満々　臨時国会召集めぐり確執も　（産経ニュース　7/25）

福田康夫首相初の内閣改造が政局の焦点となる中、自民党の伊吹文明幹事長が続投に向け、意欲を燃やしている。党内で政策通かつ策略家と知られ、首相の信任は厚いが、自らが率いる伊吹派（２８人）はＢクラスの勢力しかない上、歯に衣着せぬ物言いなどで党内での人気はいまひとつ。

伊吹氏は２４日、大阪市のホテルで講演し、来週中の内閣改造をにおわせた。首相とはほぼ週１回ペースで面談を重ねており、そのパイプの太さを見せつけようとしたようだ。

首相の夏休み明けの２２日に開かれた自民党役員会でも、伊吹氏は首相に「新テロ対策特措法の延長は必ずやらないといけないので、なるべく早く国会を開いた方がよい」などと滔々（とうとう）と自説を説き、他の役員らは「すっかり再任された気分になっている」と白い目を向けたという。

伊吹氏は「７月中旬からすこぶるご機嫌になった」（周辺）といわれており、「首相から続投をにおわす言質を取ったのでは」との見方が党内で広がっている。

もともと選挙全般は幹事長の専権事項だったが、首相は幹事長の補佐役だった選対総局長を選対委員長に格上げし、幹事長と同格とした。これにより、幹事長業務は漠然としてしまい、伊吹氏は選挙、国会対策、政策などあらゆる案件に口を出す「小舅（こじゆうと）」的な存在となってしまった。これが「党執行部の不和の原因だ」（閣僚経験者）との声もある。

元大蔵官僚らしいそつのなさとシニカルな話術も首相の信頼を得る要素となっており、続投すれば自民党はますます「伊吹カラー」に染まりそうだ。

記事より数カ所を抜粋したが、伊吹の党内位置や受け止められ方が実によくまとめられている。
国民に好かれていないのは分かっていたが、党内でも大分嫌われているらしい。福田だけが信頼している様子。
「福田カラー」だの「伊吹カラー」だのというのはどんなカラーなのやら。

舛添厚労相が続投に意欲　(asahi.com 7/24)

「予算の本当の勝負は年末。そこまで戦い続けないといけない」と述べ、続投への意欲を示した。

これまでのこの男の戦いは国民相手のもの。すべて国民を言いくるめるための戦い。まだ続けるつもりなのか！

福田首相は２４日夜、当面の政局の最大の焦点である内閣改造を検討していることを認めたうえで、臨時国会の召集時期を含む長期的な政治日程を総合的に勘案して最終決断する意向を示した。

福田のいう長期的な政治日程は、
内閣改造→臨時国会→（通常国会）→解散・総選挙
理想は改造内閣で予算を成立させてからの余裕の解散というところだろう。

国民の理想的な政治日程は、
即座に衆議院解散・総選挙。
最大限引き延ばしても年内解散。
一度、民主党に予算編成をやらせてみよう。



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お粗末総理にお粗末大臣 外務大臣の巻

日朝外相が接触　「拉致」進展見えず　(NIKKEI NET 7/23)

高村正彦外相は23日の6カ国協議の非公式外相会合終了後、北朝鮮の朴義春（パク・ウィチュン）外相と接触し、日本人拉致問題の進展を働きかけた。

どんな働きかけか、と思ったら

「諸懸案を解決して日朝関係を進めたい」。外相会合で朴外相の隣の席に座っていた高村外相は終了後、声をかけた。朴外相は「分かりました」と伝えた。朴外相との初の日朝外相レベルの接触はひと言ずつに終わり、日本側が期待した突っ込んだ話し合いにはならなかった。

一言、声をかけただけ？
返事は「分かりました」でおしまい。
まあ、接触したには違いないが……。

高村外相「拉致」米の働きかけ要請、ライス長官は協力を約束 (YOMIURI ONLINE 7/23)

外相は拉致問題について、「北朝鮮は６月に約束した再調査を実施していない」と述べた。長官は「日朝間で全く何も起こっていないのか」と質問したうえで、「よくわかった。北朝鮮にしっかりメッセージを伝えたい」と述べた。

頼みのアメリカもほとんど他人事。
「日朝間で全く何もおこっていないのか」と質問された？
普段、拉致問題など意識の外にあるのが明白。

両外相はこのほか、イランの核開発問題やミャンマー民主化なども協議し、日米が連携して取り組むことを確認した。

逆によけいな仕事に協力させられる始末！

竹島問題での無能・無策振りもひどすぎる。
本来、領土紛争解決は外務省の仕事。
その外務省が何もしないから、「よし、おれが解決してやる」とばかりに文科省が出しゃばる。
文科省が出てくると、どうしても愛国心教育の延長という色合いを帯びてくる。
ナショナリズムとナショナリズムとの衝突になることは明白だった。
政府・外務省の姑息な事なかれ主義、先送り主義が解決の見通しもつかない迷路に日本を追い込む。
今度の騒ぎの中でもさっぱり外務省の姿が見えてこない。
もちろん総理の姿もだ。

領土問題に関係する省庁・大臣

国土交通省　冬柴鐵蔵
外務省　　　高村正彦
総理大臣　　福田康夫
特別参加　　文部科学省　渡海紀三郎

この顔ぶれでは文科省の役人に振り回されるのも無理ないか。



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福田内閣残日録 ２００８．７．２３．

改造は冥土の旅の一里塚

内閣改造：政界の当面の焦点…閣僚からも関連発言相次ぐ　（毎日ｊｐ　7/22）
政界の当面の焦点は内閣改造の有無。各閣僚からもこの日、関連発言が相次いだ。

どいつもそわそわし出した。考えてみれば次の総選挙を現役大臣で迎えられるかどうかということになる。逆風が予想される中、現職大臣も入閣予備軍も穏やかではいられないだろう。
町村信孝官房長官は「一般論」と断った上で、閣僚の在任期間の短さに対する海外の批判的な見方を紹介し、「できるだけ長い期間やることは大切なことだろう」と指摘した。町村氏の処遇は改造の焦点だが、さりげなく意欲を示した格好だ。

海外との比較も期間の長短だけではなく、能力の比較もしてほしいもんだ。

舛添要一厚生労働相は「日本年金機構や介護（報酬見直し）など課題が山積しているので、全力でやっていくことに尽きる」と強調。
舛添厚労相：年内に「介護ビジョン」　あす発足、有識者会議で検討－－表明 （毎日ｊｐ　7/23）
わざわざ課題を山積させている。
「悪いことした奴は牢屋にいれてやる」、「楯突く奴は首にしてやる」と言うことは勇ましいが、役人に楯突くことも出来ない口先だけの男。
『自分で山積させた課題』はだれか能力のある人間に解決して貰え。お前では無理。

防衛省改革に取り組む石破茂防衛相も「首相が一番仕事がしやすい顔ぶれをいつもそろえておくのは当然だ」と自信をのぞかせた。

こいつの”人にものを教えてやる”というしたり顔としゃべり方にはみんなうんざりしている。

独立行政法人改革や公務員制度改革で度々首相官邸と衝突した渡辺喜美行革担当相は「支持率のために内閣改造をする、しないというのは邪道かと思う」と指摘してみせた。

こっちは留任を諦めたかのような口調。
中途半端な改革だが、福田内閣の仕事の中では珍しく前向きな法律を成立させた渡辺。しかし福田や町村には大分うるさがれていたようだ。

焦点は町村氏の処遇　今月末？予定の内閣改造 （産経ニュース　7/21）
公務員制度改革では大胆な改革を主張した渡辺喜美行政改革担当相と慎重姿勢の町村氏が対立。改革派からの批判が町村氏に集まった。町村氏を好ましく思わない閣僚からは、「改造では町村氏だけが外れればいい」との声が漏れる。

官房長官会見で、基礎的財政収支黒字化について、

－－党内では１１年度にこだわらなくていいと。厳しい経済情勢もあるという意見もある。いわゆる先送り論だと思うが、長官はどう考えるか

「うん。そういう考えを言っておられる方々の顔と名前はすぐ浮かびますけれども、まあ、そういうお考えがすべてだとも思いませんし、まだ税制の抜本改革の議論も始まっていないこの時点でですね、２０１１年のことを確定的に申し上げられる状況にはございません」

『そう言う考えを言っておられる方々の顔と名前はすぐ浮かびますけれども』と、一言よけいなことを付け加えるのもこの男の嫌みなところ。
多分消費税増税に反対している中川達のことを言っているのだろう。

増税回避目指す「上げ潮派」から閣僚起用を…と中川元幹事長　(YOMIURI ONLINE 7/19)
自民党の中川秀直・元幹事長は１９日、広島県東広島市での会合で、福田首相が内閣を改造する場合は、増税回避を目指す「上げ潮派」から閣僚を起用すべきだとする考えを示した。

中川も町村も小泉、福田、安倍もすべて町村派。とはいえ実質的オーナーは森喜朗。その森は

安倍・中川秀氏、森元首相が苦言　「謙虚であれ」 (NIKKEI NET 6/27)
森喜朗元首相は26日、滞在中のスウェーデンで同行記者と懇談し、同氏が最高顧問を務める町村派内の動きに苦言を呈した。積極的な発言を続ける安倍晋三前首相と中川秀直元自民党幹事長について「前回の参院選で負けた責任は両方とも大きい」としたうえで「謙虚であれということだ」とくぎを刺した。

早々とくぎを刺していたのに、どうやら『ぬかにくぎ』だったようだ。
安倍は安倍で、山埼・加藤との喧嘩をエスカレートさせているし。

福田は、というと

首相ＶＳ記者団　（毎日ｊｐ　７／２２）

Ｑ　内閣改造について、白紙だと繰り返していましたが、白紙にどう書き込んだのですか。

Ａ　あの、一切何もしなかったんですよ。仕事らしいことは何もしなかったんです。ですから、さぼったってことかな、すみません。

この男の頭の中はいつも真っ白！



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安倍対山埼・加藤 コップの中のさざ波

なかなかおさまらない”死に馬の蹴り合い”

６／１２
突然安倍が山埼を攻撃す　（山埼の対北朝鮮活動を）『百害あって一利無し』
６／１３
山埼反撃す　『（安倍は）幼稚だ』
６／１８
安倍再攻撃　『山埼氏は日本語能力がない。百害あって利権あり』
６／１９
山埼文書で謝罪を要求
６／２０
安倍、謝罪要求を拒否
６／２８
山埼　　対北朝鮮外交をめぐる安倍前首相の強硬路線を「結果が出ていないのは事実だ。犬の遠ぼえ的なところがあった。向こう岸に乗り込んで、小泉元首相のように（金正日（キム・ジョンイル）総書記と）交渉しないとだめだ」と強く批判

７／４
加藤場外より乱入　　（安倍に対して）『許せない。昨年の参院選大敗や前代未聞の首相辞任をしており、論議に参加するより３年は地元で選挙民と対話すべきだ』
加藤紘一氏、友達かばう？安倍前首相を痛烈批判 (Sponichi Annex 7/4)


「北朝鮮論議は３年早い」　加藤元幹事長、安倍前首相を厳しく批判（産経ニュース　7/4）
ここで加藤が大チョンボ
「国家と国家の約束だから（拉致被害者５人を北朝鮮に戻した方が）よかった」
国民や拉致被害者の家族会などの攻撃を一身に浴びることに。
かえって安倍に勢いをつけるために参加したようなもの。

７／１７
安倍、余裕で加藤攻撃
「加藤氏の主張、北朝鮮そのもの」安倍前首相が批判
「加藤氏は大きな考え違いをしている。外務省の田中均アジア大洋州局長に当時、確かめたら、田中氏は『約束はしていない』と言っていた。『日本は約束を裏切った』と言うのは、まさに北朝鮮の主張そのものだ」

７／１８
山埼　メンツをつぶす
山崎・前副総裁、中国で拉致問題解決への支援要請　(YOMIURI ONLINE 7/18
「解決が行き詰まっていたのは、何をもって拉致問題の解決とするのか日朝間に基準の不一致があるからだ。（日朝が）互いに変化を求めなければ前進はない」
「日本の国民が拉致問題に強い関心を抱いていることは我々もよく知っているが、政府の役割は世論に左右されず、６か国協議の目標全体に理解を求め、国民を導くことが必要ではないか」

”協力する”とは言ってもらえず、逆にたしなめられてしまった。

まあ、安倍といい山埼といい加藤といい、暇人同士なんだからゆっくりやってくれ。



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福田内閣残日録

衆議院解散総選挙まで最長一年余。
福田内閣の残りの日数が少しでも短くなるようにとの願いを込めて。


福田首相、内閣改造を検討　２９日までに最終判断　(asahi.com 7/21)

　首相は昨年９月の就任直後の組閣で、安倍政権の閣僚１７人のうち１５人を残した。内閣支持率が低迷し、与党内は政権浮揚のため内閣改造を求める声が大勢だ。首相に近い与党関係者は２０日、「首相はもう迷っていない」と述べ、首相が改造する意向を固めたとの見方を示した。


近々の政治イベントの最大のものが内閣改造だろう。
内閣改造がうまくいけば、解散総選挙は福田の手で行われることになりそうだ。
内閣改造でつまずけば、総辞職→新たな自民党内閣成立となりそうだが、世論の反発が強ければ、短期間での総選挙となるかも知れない。
しかし、内閣改造でうまくいかなくて解散総選挙、というプロセスは坊ちゃん育ちで自信家の福田としては想定していないのではないか。むしろ内閣改造である程度支持率が持ち直した時期に解散に持ち込もうと計算している公算のほうが大きそうだ。
福田内閣が総選挙まで保ったとして、もし自民・公明が過半数をとれれば、福田政権が続いてしまう。自民党にとっては厳しい選挙というコンセンサスはできている。福田のハードルはかなり低くなるはずだ。
しかし、このケースは国民にとって最悪のケースとなる。

改造の目玉は厚労相だろう。福田は先日厚労相を副総理格にすると発言している。桝添を昇格させても党内の納得は得られそうにないし、はずせばはずしたで、一悶着ありそうだ。
滞貨一掃、派閥均衡型の人事も党内世論と国民世論が相反する。

もう一つ問題になるのが内閣官房長官と党四役の人事だろう。出しゃばり町村は是非切りたいところ。認知症の症状顕著な伊吹幹事長も困りもの。谷垣政調会長は口先だけの男。消費税を上げなくちゃならない、などと福田の足を引っ張るようなことをむやみとしゃべりまくっている。
総務会長の二階俊弘はいつも口をとんがらせて、かげては中国利権漁りに余念がないとか。選挙対策委員長の古賀誠は言わずと知れた道路族のドン。場合によっては道路特定財源を一般財源に少しだけ回してやってもいいなどと思いあがった発言をしている。
こいつらは福田自身が選んだ連中。処遇には頭が痛いだろう。支持率浮揚には何の役にも立たなかった。

福田にとっての不幸中の幸いは、党内にこれといった総裁候補がいないこと。
麻生太郎、小池百合子、与謝野馨など、とうてい国民的人気にはつながりそうにない。
福田おろしの核になる人間がいないのだ。
というわけで、福田は自分の進退は自分で決められる状況にあると思われる。
内閣改造まで残る日数は１０～１５日か。
福田にとって楽しい日々か辛い日々かは、本人にしか分からない。


こんな世論調査もある。”まだまだ俺もすてたものではない”と、福田は密かににやにやしているかもしれない。
首相にふさわしいのは…福田首相３７％、小沢代表２８％　(asahi.com 7/14)



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消費税引き上げに賛成の人間とは

消費税増税「反対」が過半数＝「賛成」４２％－時事世論調査　（時事ドットコム　7/20）




驚きは、反対が過半数を占める、ということではない。
賛成が４２％もある、ということだ。
過半数までもう少し。
諸外国に比べて、日本は税率がずっと低いという財務省等の宣伝に、”良識ある庶民”がすつかり洗脳された結果か？
なんで日本人はこんなにものわかりがいいんだ！

ガソリン税で作った高速道路を走ればまた馬鹿高い料金をとられる。
たばこを吸えばたばこ税。酒を飲んでも酒税。
車を買えば自動車取得税。ようやくの思いで家を建てれば不動産取得税。
電気料金も馬鹿高い。ＮＨＫだって税金と同じ。
５％以外にとられている物品税・間接税はかなりの額になるはずだが、財務省は都合のいい数字しか発表しない。

社会保障や環境が錦の御旗。
いつの間にやら、消費税増税が正しい道で、消費税を増税しないのは無責任、という訳の分からぬ理屈が出回っている。

申し訳程度に、無駄を省くと言ってはいるが、根本的な変革をやる気はまったくなし。組織内でのちっぽけな無駄探しでおしまいにする積もり。
体制そのものの無駄には目をつぶったまま。
特殊法人等にもほとんど手つかず。
最大の無駄を生んでいる根源は”天下り”なのだが、それも知らん振り。

”天下り”を禁止するだけで数年で消費税全部に相当するぐらいの節約は可能になるはずだ。
役人は天下りできない法人に、無駄な仕事のために金を払わなくなる。ほとんどの特殊法人は潰れることになろうが仕方がない。
失業対策はハローワークに任せて、不要な組織には潰れて貰おう。

消費税増税に賛成という層には二つありそうだ。
一つは政府・与党のデタラメ宣伝を真に受けて”良識的な判断”をする層。
もう一つは、どうせ増税になるのなら、直接税を上げられるよりは間接税を上げて貰った方がありがたいという層。
法人税を上げられるよりは消費税のほうがまだ増しだ、と考える企業は多いだろう。
累進税率を上げられると困る高所得者層もある。

政府としては直接税を上げるよりは、間接税のほうが上げやすい。一度上げれば取りはぐれがない。

消費税増税に賛成する人間は俺たち貧乏人の敵だ！



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こんな呆け老人、いや認知症の幹事長で自民党は大丈夫か！

消費税封印と目くらましを　総選挙対策で伊吹氏 （産経ニュース　7/17）

伊吹氏は総選挙対策について「いい意味での目くらましとパフォーマンスを首相にお願いしながら難局を切り抜けていきたい」と述べた。

正気の沙汰じゃないわ。
７０歳ではぼけるのには早いんではないか。
”目くらまし”だと！
お前なんかに目くらまし食らわされてたまるかい！
お前の正体はとっくに分かっているぞ。

おまえは前にもとんでもないことを言っていたな。
覚えているか。忘れたなら思い出さしてやろう。

5/14投稿の再掲
自民幹事長「年貢増やすのは当たり前」　NIKKEI NET 5/14
自民党の伊吹文明幹事長は13日午前の記者会見で、同党の中川秀直元幹事長が消費税などの増税に反対していることに関連して「（今の時代は）お殿様は国民だ。国民が使っているものに年貢が追いつかない場合は、国民が年貢をもう少し増やすのは当たり前のことだ」と述べ、税金を「年貢」と例えて反論した。(15:07)

「お殿様は国民だ」なんて毛ほども思ってないくせに。
「国民が使っているものに」ではないだろう。使っているのはお前達だろう。
「年貢が追いつかない」のも当たり前だ。次から次へと無駄遣いばかりしおって。
「国民が年貢を増やすのは当たり前」
無礼者！お殿様に向かって年貢を増やせとはなにごとか。それへ直れ、手討ちにしてくれる。

こういうのは失言とは言わない。
本音をすらっといっただけ。
”思わず”とか”うっかり”とかいうのではない。
自分では”話し上手”のつもりでしゃべっているのだから手がつけられない。

『いい意味での目くらまし』とは何だ？
国民への目くらましにいいも悪いもあるか！
悪いに決まってるだろう！

『いい意味での目くらましとパフォーマンスを首相にお願いする』
これから国民は、福田の言動はすべて”目くらまし”と”パフォーマンス”と受け取らなくてはならない。
なんと言っても伊吹は自民党幹事長。
福田を除けば自民党のナンバーワン。
その幹事長のお願いだ。
なるほど、と首相も言うことを聞くはずだ。

福田も立派な奴をまわりにおいているもんだ。
”目くらまし”と”パフォーマンス”で次の総選挙は自民党の大勝利。
自民党万々歳！！
ケッ！！！



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民主党 結党１０年 成人式はまだ先か

民主護憲派「リベラルの会」独自候補擁立見送り　小沢氏の３選の流れ加速　（産経ニュース　7/15）
代表選への立候補に意欲的とされていた同グループの平岡秀夫代表世話人は、勉強会後の記者会見で「党が割れるような代表選は望ましくない。次の衆院選を小沢氏のもとで戦うべきだという声が非常に大きいのは十分承知している。それを前提に考えていきたい」と述べ、自身も含めグループからの独自候補擁立を見送る考えを表明した。

『党が割れるような代表選』
そんなことを言っていたんでは、代表選などいつまでもできんだろう！
小沢が自分から身を退くと言うまで選挙ができんのか！
だいたい選挙をやったくらいで党が割れるのか。

小沢氏３選の流れ加速　対抗馬候補、沈黙続ける　(NIKKEI NET 7/11)
民主党代表選の日程が決まり、党内各グループは代表選に向けた調整を本格化する。党執行部を中心に小沢一郎代表の3選支持の流れが加速、反対派へのけん制が強まっている。

代表選の日程を決める一方で小沢の対抗馬をけん制か。
堂々と選挙をやれ！
すぐへそを曲げる小沢に気を遣って無投票か！

「感情的対立になってはならぬ」　民主党代表選で岡田氏　(NIKKEI NET 7/5)
9月に予定される党代表選について、複数が立候補して代表選を実施することが望ましいとの認識を示すとともに「感情的対立になってはいけない」と強調した。

日程まで決まっている党首選を実施すると”感情的対立”になるという心配のばかばかしさ。
結党以来１０年とか。
寄り合い所帯のひ弱さが随所で顔をだす。

小沢氏、民主代表戦「どんどん立候補すれば」 (NIKKEI NET 6/28)
民主党の小沢一郎代表は27日、福岡市内で記者会見し、9月の党代表選について「任期だから行われるのは当たり前だ。我こそは、と思う人がどんどん立候補することはいいことではないか」と語った。

小沢はそう言うけれど、うっかり真に受けて立候補したらば、小沢がむくれて何か仕返しされるんじゃないか、と党内は疑心暗鬼、おどおどビクビク。

自民党政治の行き詰まりはどうしようもないところにきている。
一旦自民党を政権の座からはずすことがこの国にとっては必要不可欠。
最低２回、自民党を予算編成から遠ざければ、国のシステムも大きく変わるだろう。
そのためには、現状では民主党が政権の受け皿になるほかないのだが……、まったくなにやってんだか！



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福田内閣支持率低迷で周囲は

内閣支持率２４％　「サミットで指導力発揮」も２４％

　朝日新聞社が１２、１３の両日に実施した全国世論調査（電話）によると、福田内閣の支持率は２４％（前回６月１４、１５日調査は２３％）で低迷、４月から３０％割れが続いている。不支持率は５８％（同５９％）。北海道洞爺湖サミットで福田首相が議長として指導力を「発揮した」とする人は２４％にとどまり、「そうは思わない」が６０％を占めた。サミットは政権の浮揚にはつながらなかったようだ。

得意の外交（本人が思っているだけ）でもサミットが不発。
結局は６００億円の無駄遣い。

首相ＶＳ記者団　毎日ニュース　7/14より
記者団とのやりとり
　◇内閣支持率
Ｑ：各社の世論調査で・・・。

Ａ：もう世論調査の話はいいよ。

支持率上昇はどうやら諦めたか。
いよいよ次の焦点は内閣改造。
これもどうやら両刃の剣。内閣の寿命を縮めるきっかけになるかも知れない。

追いつめられれば総辞職。
しかし総選挙無しでの自民党内閣は余りといえば余りの暴政。
小泉郵政選挙の結果で四人の内閣は明らかに選挙の使い回し。内閣の正統性という点からはとうてい許容できない。
新内閣は総選挙までせいぜい１年。
いっそ選挙管理内閣を宣言して捨て身の反撃に打って出るか。

選挙：自民・与謝野馨前官房長官「衆院解散、先送りを」

自民党の与謝野馨前官房長官は１４日、堺市内のホテルで講演し、福田康夫首相は内閣支持率が上昇するまで衆院解散・総選挙を先送りすべきだとの考えを示した。

　与謝野氏は「福田内閣の支持率が上がってちょっとほっとしている。（サミット前の）あんな低空飛行をしているのでは選挙をやってもらっては困る」と語った。また町村信孝官房長官と会食した際「選挙だけはやらないでくれ。東京は全滅してしまう」と話し掛け、町村氏が「北海道だって私も含めて全滅する」と応じたことを紹介した。

毎日新聞　2008年7月15日　東京朝刊

このところ与謝野の発言も急速に低次元化。
次期総理候補の一角に名が挙がったとたんの豹変ぶり。
日曜日の田原のテレビ番組での民主党・長妻議員との討論も目を覆うばかりの惨めさ。
長妻の主張にただ印象的、主観的な批判を繰り返す。
「自民党きっての政策通」という田原のヨイショもむなしく響くだけ。

心は完全に”政策”から”政局”に行ってしまつている。
与謝野は過去三度落選を味わっている。決して選挙に強いわけではない。
選挙に落ちては総理大臣もなにもない。
「選挙だけはやらないでくれ。東京は全滅してしまう」
選挙恐怖症がこんなところでも顔を出す。

一方、町村は、
「北海道だって私も含めて全滅する」と応じた
が、こちらは余裕の反応。



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