勘違いの世論調査を真に受けて、勘違い男が最悪の選択をしたか。
「総理にしたい男No1」
しかし、その称号も一夜にして地に落ちてしまった。
それにしても桝添の選んだ相手がよりにもよって改革クラブとは!
おかげでいくつかのことが多くの人の目にも明らかになった。
桝添には政局観がない。
戦略眼がない。
政治センスが決定的に欠けている。
なにより政治に対する真摯さがない。
桝添は所詮政治家ではなかった。
テレビタレント上がりの政治のド素人であった。
多分彼は、改革クラブの正体も実態も知らないまま、うかうかと彼等の誘いに乗ってしまったのだろう。
史上最低の政党・”改革クラブ” 2009-12-27投稿
こんなところに桝添が引っかかるとは!
しかしわたしとしてはまことに結構な展開であると言わなければならない。
桝添新党が選挙前により多くの議員を集めることを切に望むものである。
出来る限り多くの自民党議員を引き連れて出てくれればよかったのだが……。
あいにくついていくのはカスがほんの一人二人のようだ。
思わぬところで人望の無さまで露呈してしまった。
本人は自分が当然の如く新党の党首に座れるものと思っているようだが、それ程甘くはない。
なんと言っても改革クラブには中村喜四郎という議員がいる。
この男が簡単に桝添なんぞの風下に立つとは思えない。
とここまで書いてきたところ、NHKのニュースで中村喜四郎が改革クラブを離党すると報じていた。
中村喜四郎 無所属 衆議院茨城7区
2009年10月16日 改革クラブ入党
自民党在籍中、ゼネコン汚職事件で逮捕・実刑判決、仮釈放で出所、無所属で当選を繰り返し、現在通算11期目。
選挙にはめっぽう強い。
以下、ウィキペディアより抜粋。
竹下派七奉行の次世代を担うニューリーダーとして期待され、山崎拓、加藤紘一、小泉純一郎(YKK)と並びNYKKと称され、彼らと盟友関係にあった。
ゼネコン汚職事件に絡み、鹿島建設からの斡旋収賄罪容疑が浮上。検察は任意捜査を求めるも中村がそれを拒否をしたため、検察は逮捕許諾請求を国会に提出して逮捕する方針を取った。国会で逮捕許諾決議は可決され、中村は逮捕された。国会会期中の現職国会議員の逮捕は1967年の関谷勝利以来27年ぶりとなった。7月28日に保釈。拘置日数は140日間となった。
この間完全黙秘を貫いて男を上げた。
政界一ともいえる大のマスコミ嫌いで有名であり、講演会の会場やミニ集会や選挙の所信表明演説、選挙事務所内外でも全てシャットアウトするほどである(また、選挙当選時には、必ずマスコミ関係者は選挙事務所半径5メートル以内に近づけないようにしていた)。
1988年、経世会事務局長に就任。
1989年、科学技術庁長官(宇野内閣)に就任、自民党総務局長に就任。
1992年、建設大臣(宮沢内閣)に就任。
これだけの経歴を持ちながらまだ61歳である。
桝添など足下にも及ばぬ修羅場をくぐってきた人間である。
おかしくて桝添の下になどいられまい。
もう一人、改革クラブにいて、新党に参加しない男がいる。
大江康弘という。
これまで改革クラブ代表の渡部秀央と御神酒徳利のようにくっついていたやつである。
不幸なことに、この夏の参院選では改選にならない。
桝添に従う5人はいずれも今夏の参院選で改選を迎える。
全員落選確実な連中である。
桝添の名前と新党結成の話題でなんとか当選を、というだけの連中である。
ダメで元々、という奴らばかりである。
民主党にとっては大歓迎というべき展開である。
国民が誤解したまま桝添が自民党の先頭にでも立ったら、それなりの被害を民主党も国民も被ったかもしれない。
似非政治家が消えていく。
国民にとっては喜ぶべきことであるが、自民党にとっては、思っている以上の打撃になるだろう。
「首相にふさわしい」舛添・岡田・前原の順 (YOMIURI ONLINE 4/5)
読売新聞社の全国世論調査(電話方式)によると、首相に最もふさわしいと思う国会議員は、自民党の舛添要一・前厚生労働相が29%でトップとなり、2位の岡田外相の9%、3位の前原国土交通相の8%を大きく引き離した。
4位は菅財務相(7%)、5位は、みんなの党の渡辺代表(6%)だった。鳩山首相は6位(5%)で、新党結成を表明した与謝野馨・元財務相は7位(4%)だった。
桝添が抜けても、鳩山はまだまだ一位に浮上できそうにない。
民主支持層を見ると、岡田氏21%、舛添氏17%の順で、3位の鳩山氏14%を上回った。小沢民主党幹事長は6位(6%)にとどまった。
事情は自民党も同じである。
自民支持層では、トップの舛添氏(46%)が、2位の谷垣自民党総裁(9%)を大きく上回った。
政治は人気投票でやるものではない。
とは言え、鳩山といい谷垣といい、これでは政治になるまい。
自民党ばかりではない。
民主党も人材不足が深刻になりつつある。
桝添が馬脚を現したことで、この国の政界の底の浅さまでが明らかになってしまった。
民主主義の確立のために!
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「総理にしたい男No1」
しかし、その称号も一夜にして地に落ちてしまった。
それにしても桝添の選んだ相手がよりにもよって改革クラブとは!
おかげでいくつかのことが多くの人の目にも明らかになった。
桝添には政局観がない。
戦略眼がない。
政治センスが決定的に欠けている。
なにより政治に対する真摯さがない。
桝添は所詮政治家ではなかった。
テレビタレント上がりの政治のド素人であった。
多分彼は、改革クラブの正体も実態も知らないまま、うかうかと彼等の誘いに乗ってしまったのだろう。
史上最低の政党・”改革クラブ” 2009-12-27投稿
こんなところに桝添が引っかかるとは!
しかしわたしとしてはまことに結構な展開であると言わなければならない。
桝添新党が選挙前により多くの議員を集めることを切に望むものである。
出来る限り多くの自民党議員を引き連れて出てくれればよかったのだが……。
あいにくついていくのはカスがほんの一人二人のようだ。
思わぬところで人望の無さまで露呈してしまった。
本人は自分が当然の如く新党の党首に座れるものと思っているようだが、それ程甘くはない。
なんと言っても改革クラブには中村喜四郎という議員がいる。
この男が簡単に桝添なんぞの風下に立つとは思えない。
とここまで書いてきたところ、NHKのニュースで中村喜四郎が改革クラブを離党すると報じていた。
中村喜四郎 無所属 衆議院茨城7区
2009年10月16日 改革クラブ入党
自民党在籍中、ゼネコン汚職事件で逮捕・実刑判決、仮釈放で出所、無所属で当選を繰り返し、現在通算11期目。
選挙にはめっぽう強い。
以下、ウィキペディアより抜粋。
竹下派七奉行の次世代を担うニューリーダーとして期待され、山崎拓、加藤紘一、小泉純一郎(YKK)と並びNYKKと称され、彼らと盟友関係にあった。
ゼネコン汚職事件に絡み、鹿島建設からの斡旋収賄罪容疑が浮上。検察は任意捜査を求めるも中村がそれを拒否をしたため、検察は逮捕許諾請求を国会に提出して逮捕する方針を取った。国会で逮捕許諾決議は可決され、中村は逮捕された。国会会期中の現職国会議員の逮捕は1967年の関谷勝利以来27年ぶりとなった。7月28日に保釈。拘置日数は140日間となった。
この間完全黙秘を貫いて男を上げた。
政界一ともいえる大のマスコミ嫌いで有名であり、講演会の会場やミニ集会や選挙の所信表明演説、選挙事務所内外でも全てシャットアウトするほどである(また、選挙当選時には、必ずマスコミ関係者は選挙事務所半径5メートル以内に近づけないようにしていた)。
1988年、経世会事務局長に就任。
1989年、科学技術庁長官(宇野内閣)に就任、自民党総務局長に就任。
1992年、建設大臣(宮沢内閣)に就任。
これだけの経歴を持ちながらまだ61歳である。
桝添など足下にも及ばぬ修羅場をくぐってきた人間である。
おかしくて桝添の下になどいられまい。
もう一人、改革クラブにいて、新党に参加しない男がいる。
大江康弘という。
これまで改革クラブ代表の渡部秀央と御神酒徳利のようにくっついていたやつである。
不幸なことに、この夏の参院選では改選にならない。
桝添に従う5人はいずれも今夏の参院選で改選を迎える。
全員落選確実な連中である。
桝添の名前と新党結成の話題でなんとか当選を、というだけの連中である。
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民主党にとっては大歓迎というべき展開である。
国民が誤解したまま桝添が自民党の先頭にでも立ったら、それなりの被害を民主党も国民も被ったかもしれない。
似非政治家が消えていく。
国民にとっては喜ぶべきことであるが、自民党にとっては、思っている以上の打撃になるだろう。
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読売新聞社の全国世論調査(電話方式)によると、首相に最もふさわしいと思う国会議員は、自民党の舛添要一・前厚生労働相が29%でトップとなり、2位の岡田外相の9%、3位の前原国土交通相の8%を大きく引き離した。
4位は菅財務相(7%)、5位は、みんなの党の渡辺代表(6%)だった。鳩山首相は6位(5%)で、新党結成を表明した与謝野馨・元財務相は7位(4%)だった。
桝添が抜けても、鳩山はまだまだ一位に浮上できそうにない。
民主支持層を見ると、岡田氏21%、舛添氏17%の順で、3位の鳩山氏14%を上回った。小沢民主党幹事長は6位(6%)にとどまった。
事情は自民党も同じである。
自民支持層では、トップの舛添氏(46%)が、2位の谷垣自民党総裁(9%)を大きく上回った。
政治は人気投票でやるものではない。
とは言え、鳩山といい谷垣といい、これでは政治になるまい。
自民党ばかりではない。
民主党も人材不足が深刻になりつつある。
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