◇
一ぺん、菅直人にどん底を見せてやらなければならない。
そのどん底はもう目の前に来ている。
本人もどうやら支持率1%を覚悟したらしい。
首相、支持率1%でも辞めない 鳩山氏と会談 ( 47NEWS ・共同ニュース 2010/11/27 )
菅直人首相は27日昼、民主党の鳩山由紀夫前首相と都内の中国料理店で会談し、内閣支持率の低落を踏まえ「支持率1%でも辞めない」と述べ、政権維持への強い決意を強調した。
このバカは、支持率1%の首相に何ができるか、まるで分かっていないのだろう。
第一そこまで支持率が落ちれば、アホな民主党議員どもは大騒ぎして、菅を引きずり下ろしている。
しかし、菅の執念だけは伝わってくる話である。
菅直人はこの点ではぶれていない。
3週間前にもその固い決意を語っている。
菅首相:「石にかじりついても」続投に意欲 尖閣対応「10年後に評価」 (毎日jp 2010年11月9日)
菅直人首相は8日の衆院予算委員会で、今後の政権運営について「私自身、どこまで頑張りきれるかわからないが、石にかじりついてでも頑張りたい」と述べ、引き続き政権を担う意欲を表明した。
しかし菅直人は、
「石にかじりついても」
「1%になっても」
と言うが、それで何をするために頑張るかは言わない。
FNN世論調査 2010年11月20日(土)~21日(日)
菅内閣支持率 21.8%
不支持率 59.8%
民主党支持率 18.9%
自民党支持率 21.9%
支持政党なし 38.8%
Q6. 次に挙げる与野党の政治家のうち、今日本の首相にふさわしいのは誰だと思いますか。1人だけお知らせください。
小沢 一郎氏 8.6
前原 誠司氏 7.0
舛添 要一氏 6.8
菅 直人氏 6.6
石破 茂氏 6.4
岡田 克也氏 5.4
蓮舫 3.7
小泉 進次郎氏 3.6
谷垣 禎一氏 1.7
仙谷 由人氏 0.6
馬淵 澄夫氏 0
ン?
菅内閣支持が21.8%で、民主党支持が18.9%。
菅+前原+岡田+蓮舫+仙谷=23.3。
小沢一郎=8.6
多分、民主党支持者の中には小沢支持者は入っていないのだろう。
それでは小沢支持者はどこにいるのか。
支持政党なし 38.8%のなかに入っているのだろう。
(20から25%が小沢支持、と根拠なく推測する)
「支持政党は?」、と聞かれて、”民主党”と、答える気にはならない。
もちろん自民党、と答える人は一人もいない。
Q7. 衆議院議員の任期満了は3年後ですが、次の総選挙は、いつごろ行うのが適切だと思いますか。次の中から最も考えに近いものを1つだけお知らせください。
できるだけ早く行うべき 21.4
来年(2011年)春の予算成立前後までに行うべき 18.6
来年夏の通常国会閉幕前後までに行うべき 14.5
2年後の菅首相の党代表任期満了にあわせて行うべき 18.0
3年後の衆議院議員の任期満了に近い時期に行うべき 20.4
わからない・言えない 7.1
小沢支持者はどこに入っているのか?
これは難しい。
あちこちに散らばっているものと思われる。
小沢一郎にとって一番いい解散時期は?
年内小沢復権は難しかろう。
現状での解散総選挙はマイナスしかない。
新党旗揚げは流動的であろう。
政党助成金は、1月1日現在の議員数と衆参両議院選挙の得票数に応じて配分される。
考慮すべき要素と思われるが……。
小沢に対する離党勧告は可能性は低いが、追いつめられた菅・仙谷は一か八かで仕掛けてくるかも知れない。
その場合は当然新党結成ということになろう。
新党結成の口実としては、むしろ歓迎すべきだろう。
最善の成り行きは、このまま菅内閣の支持率が落ち続け、前非を悔いた民主党議員どもが小沢出馬を要請し、小沢民主党を実現させることである。
その暁には解散総選挙はいつでもいい。
衆議院議員の任期一杯でもいい。
むしろその方がいい。
最大の難関は、裁判である。
検察審査会議決の執行停止の仮処分申請は、最高裁でも棄却された。
東京地裁での行政訴訟が始まるが、多分早い時期に門前払いということになるのではないか。
(東京地裁に議決取り消しなどを求める行政訴訟を起こしており、12月21日に第1回口頭弁論が開かれる予定。)
近いうちに検察審査会の議決に基づいた起訴が行われることになりそうだ。
一審の判決がいつ頃になるのか。
有罪判決となるのか、無罪と出るのか。
来年中に、一審無罪となればまたそれも歓迎すべき事であるが……。
小沢一郎支持者は、我が事のように、その行方を見守ることになる。
解散時期についての質問にはだれもが、いつが一番いいのか自信をもって答えられないのは仕方がないところであろう。
まるで解があるのかないのか分からない多元連立方程式を解くようなものである。
民主主義の確立のために!
ご面倒でもクリックを↑
政治関連図書へ
古書 那珂書房
特に歴史書が充実しています
一ぺん、菅直人にどん底を見せてやらなければならない。
そのどん底はもう目の前に来ている。
本人もどうやら支持率1%を覚悟したらしい。
首相、支持率1%でも辞めない 鳩山氏と会談 ( 47NEWS ・共同ニュース 2010/11/27 )
菅直人首相は27日昼、民主党の鳩山由紀夫前首相と都内の中国料理店で会談し、内閣支持率の低落を踏まえ「支持率1%でも辞めない」と述べ、政権維持への強い決意を強調した。
このバカは、支持率1%の首相に何ができるか、まるで分かっていないのだろう。
第一そこまで支持率が落ちれば、アホな民主党議員どもは大騒ぎして、菅を引きずり下ろしている。
しかし、菅の執念だけは伝わってくる話である。
菅直人はこの点ではぶれていない。
3週間前にもその固い決意を語っている。
菅首相:「石にかじりついても」続投に意欲 尖閣対応「10年後に評価」 (毎日jp 2010年11月9日)
菅直人首相は8日の衆院予算委員会で、今後の政権運営について「私自身、どこまで頑張りきれるかわからないが、石にかじりついてでも頑張りたい」と述べ、引き続き政権を担う意欲を表明した。
しかし菅直人は、
「石にかじりついても」
「1%になっても」
と言うが、それで何をするために頑張るかは言わない。
FNN世論調査 2010年11月20日(土)~21日(日)
菅内閣支持率 21.8%
不支持率 59.8%
民主党支持率 18.9%
自民党支持率 21.9%
支持政党なし 38.8%
Q6. 次に挙げる与野党の政治家のうち、今日本の首相にふさわしいのは誰だと思いますか。1人だけお知らせください。
小沢 一郎氏 8.6
前原 誠司氏 7.0
舛添 要一氏 6.8
菅 直人氏 6.6
石破 茂氏 6.4
岡田 克也氏 5.4
蓮舫 3.7
小泉 進次郎氏 3.6
谷垣 禎一氏 1.7
仙谷 由人氏 0.6
馬淵 澄夫氏 0
ン?
菅内閣支持が21.8%で、民主党支持が18.9%。
菅+前原+岡田+蓮舫+仙谷=23.3。
小沢一郎=8.6
多分、民主党支持者の中には小沢支持者は入っていないのだろう。
それでは小沢支持者はどこにいるのか。
支持政党なし 38.8%のなかに入っているのだろう。
(20から25%が小沢支持、と根拠なく推測する)
「支持政党は?」、と聞かれて、”民主党”と、答える気にはならない。
もちろん自民党、と答える人は一人もいない。
Q7. 衆議院議員の任期満了は3年後ですが、次の総選挙は、いつごろ行うのが適切だと思いますか。次の中から最も考えに近いものを1つだけお知らせください。
できるだけ早く行うべき 21.4
来年(2011年)春の予算成立前後までに行うべき 18.6
来年夏の通常国会閉幕前後までに行うべき 14.5
2年後の菅首相の党代表任期満了にあわせて行うべき 18.0
3年後の衆議院議員の任期満了に近い時期に行うべき 20.4
わからない・言えない 7.1
小沢支持者はどこに入っているのか?
これは難しい。
あちこちに散らばっているものと思われる。
小沢一郎にとって一番いい解散時期は?
年内小沢復権は難しかろう。
現状での解散総選挙はマイナスしかない。
新党旗揚げは流動的であろう。
政党助成金は、1月1日現在の議員数と衆参両議院選挙の得票数に応じて配分される。
考慮すべき要素と思われるが……。
小沢に対する離党勧告は可能性は低いが、追いつめられた菅・仙谷は一か八かで仕掛けてくるかも知れない。
その場合は当然新党結成ということになろう。
新党結成の口実としては、むしろ歓迎すべきだろう。
最善の成り行きは、このまま菅内閣の支持率が落ち続け、前非を悔いた民主党議員どもが小沢出馬を要請し、小沢民主党を実現させることである。
その暁には解散総選挙はいつでもいい。
衆議院議員の任期一杯でもいい。
むしろその方がいい。
最大の難関は、裁判である。
検察審査会議決の執行停止の仮処分申請は、最高裁でも棄却された。
東京地裁での行政訴訟が始まるが、多分早い時期に門前払いということになるのではないか。
(東京地裁に議決取り消しなどを求める行政訴訟を起こしており、12月21日に第1回口頭弁論が開かれる予定。)
近いうちに検察審査会の議決に基づいた起訴が行われることになりそうだ。
一審の判決がいつ頃になるのか。
有罪判決となるのか、無罪と出るのか。
来年中に、一審無罪となればまたそれも歓迎すべき事であるが……。
小沢一郎支持者は、我が事のように、その行方を見守ることになる。
解散時期についての質問にはだれもが、いつが一番いいのか自信をもって答えられないのは仕方がないところであろう。
まるで解があるのかないのか分からない多元連立方程式を解くようなものである。
民主主義の確立のために!
ご面倒でもクリックを↑
警察はなぜ堕落したのか黒木 昭雄草思社このアイテムの詳細を見る |
政治関連図書へ
古書 那珂書房
特に歴史書が充実しています