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東野圭吾の長編、彼は今や流行作家と言っていいだろう。でもなかなか直木賞がとれないというようなことを読んだ気がする。読者に認められればそれで良いんだというような事だったが、記憶違いかな。
結構長い物語である。なにせ19年に亘る物語、この作家こういう長い時間の話が多い。最初に読んだのはクライマーズハイだったがこれも何十年かの物語で、時間が経過する割には時代が変わらないのにちょっと違和感を感じた。
この作品では大体三年毎ぐらいにエピソードが語られていく。エピソードの主が必ずしも主人公(達)とは限らないので結構複雑である。小学生時代から三十歳ぐらいまでの話で大人になってからいきなり中学生時代の関係者の名前が出てきて戸惑ってしまった。
主人公は少女(女性)とその男友達ということになるのだが二人に繋がりがあることはなかなか明確にならず、少しずつ事実が明らかになってゆく。二人は弱者だが謂わば悪人である。
少なくとも三人を殺し、三人の女性を辱める。根っこが子供時代にあり、最後のほうで漸く動機が明らかにというか推察されるので物語りは輻輳した感じになるがなかなか面白く、読み始めると止まらない。
結構お薦めかも。ただし最後まで主犯は捕まらない。こんなこと言ったらネタバレかな。
結構長い物語である。なにせ19年に亘る物語、この作家こういう長い時間の話が多い。最初に読んだのはクライマーズハイだったがこれも何十年かの物語で、時間が経過する割には時代が変わらないのにちょっと違和感を感じた。
この作品では大体三年毎ぐらいにエピソードが語られていく。エピソードの主が必ずしも主人公(達)とは限らないので結構複雑である。小学生時代から三十歳ぐらいまでの話で大人になってからいきなり中学生時代の関係者の名前が出てきて戸惑ってしまった。
主人公は少女(女性)とその男友達ということになるのだが二人に繋がりがあることはなかなか明確にならず、少しずつ事実が明らかになってゆく。二人は弱者だが謂わば悪人である。
少なくとも三人を殺し、三人の女性を辱める。根っこが子供時代にあり、最後のほうで漸く動機が明らかにというか推察されるので物語りは輻輳した感じになるがなかなか面白く、読み始めると止まらない。
結構お薦めかも。ただし最後まで主犯は捕まらない。こんなこと言ったらネタバレかな。
めちゃくちゃこわくて
続編(?)の「幻夜」はさらにこわくなりました。
でもおもしろかったです、白夜行の余韻が冷めないうちに是非、読んでみてください