焼酎のオンザロック

ただの好み。

1Q84

2010年04月17日 18時53分01秒 | 本や映画、音楽
 今話題の、第三巻にハリポタ以上の行列ができたという本である。こういうベストセラーは普通買わないし読む気もしないのだが、ここのところ読んでいる本は皆子供が纏め買いしてきたもので、読む? と聞かれてその気になったのであった。

 「船に乗れ」と「植物図鑑」がそうであったが、これもそういう訳で読みはじめたのだった。

 意外にも面白い。女殺し屋から話が始まる。なんだかサスペンス仕立てである。まだ第一巻の半ばだからどういう展開になるかわからないが、第三巻があれほど売れるのだから最後まで面白いのだろう。

 ただ初っ端から躓いたところがある。

 女殺し屋がホテルのバーで目を付けた男の描写で最初は「ブルーグレーのスーツ」を着ていたのに僅かその2ページ後、場所も移動していないのにいつのまにか「スーツも紺色」になっていた。

 随分杜撰ではないか。この2ページの間に何があったのだろう。途中で書くのを止めてだいぶ期間が空いたとか、まさか書き手が変わったとか?

 聡明なイメージの作者らしからぬ間違いである。

 ところで読み始めて分かったのだが、今迄題名は「IQ84」かと思っていた。「知能指数84」とは変な題名だ、と思っていたのだ。なんと「1984」年の9をQに換えたものだったとは・・・・・・全く恥ずかしい。




 
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1 コメント

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Unknown (JIN)
2010-04-19 20:32:47
発売初日に三巻目買いましたが,一,二巻目の記憶が薄れてしまいました。一気に読むのが,イイですね。
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