今日は休日なので、エリックとイザベルの夫妻に一日観光に連れて行ってもらう日だ。
朝食は ニシンの酢漬け・・・正直ちょっとー。
豆腐・・・日本のものと比べるのが無理だが、これはいただける。
ごはん・・・どうしたらこんなになっちゃうの?というようなもの
パンはさすがにおいしいの一言
家を出ると休日だから広い歩道にマーケットが開かれていて、果物や魚屋さんが出ていた。
道路の向かいのカルフールを見つけた。手前の目に優しい美しい芝生を路面電車が走る。
まず、パリの北にあるコンピエーニュの城に向かった。ここはナポレオンが建てた城である。彼はここで政略結婚したオーストリアのハプスブルグ家のマリー・ルイーズと暮らしたと言うわけだ。
お城と言うより宮殿の正面
豪華かな正面階段
豪華な寝室や遊戯室などがあった。
遊戯室にあったパチンコの原型みたいなもの。ジョセフィーヌもこれで遊んだかも。
ナポレオン皇帝の寝室
マリー・ルイーズの寝室
ナポレオンの書斎
ドアのノブや家具にナポレオンのNの字があった。
宮殿の建物自身にもNの字が見えた。
広大な敷地に広大な庭があるのはヴェルサイユ宮殿や、フォンテンヌブローの宮殿、ヴォールヴィコント城などと同じだった。
庭はきれいに手入れされており、白い彫刻や綺麗な花壇があった。花は咲いた時の草長や色に配慮されて植えられており、美しい調和と変化を見せていた。
ナポレオンが「皇帝」を意識した証しのような宮殿だった。
お城を見た後、町コンピエーニュの街には入った。
まず目を引いたのは14世紀に建てられたという建物で、今は市役所として使われていた。
その前の広場にジャンニダルクの像があった。
ジャンヌダルクはここで捕えられたと言うことだった。
ある建物の壁に、ここにジャンヌダルクが滞在したと言う表示があったし、捕えられたジャンヌダルクが祈りを捧げたと言うサンジャック教会もあった。ジャンヌダルクはその後ルーアンに送られ処刑されてしまった。
昼食をこの街ですることになり、エリック達はあるレストランを選んでくれた。
前菜は小エビのタルタルソースかけのアボガドを選んだ。
メインはノルウエー産のスモークサーモンにした。
パン
エリック達はビールを注文したが、ベルギーに近いから出てきたのはベルギーのビールだった。
食事はとても美味しかったが、一つの事件が起こった。
私は出てくる自分の料理を全てカメラに収めていたところ、少し離れたところの年配のカップルのおじさんが、私に向かって「写真撮影は禁止だ」と言ったのだ。
楽しい食事に水を差されたこの事件の顛末は、次回に譲ることにしたい。
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