阪口直人の「心にかける橋」

衆議院議員としての政治活動や、専門分野の平和構築活動、また、趣味や日常生活についてもメッセージを発信します。

夢は貯金して老後に備えること

2008年05月05日 01時23分41秒 | 政治
 皆さん、こんにちは。様々なコメントありがとうございます。

 今日は選対会議の後、支援者のお母様のお葬式に出席。その後は、主に海南市内で街頭演説を続けていました。今日はGWの渋滞もあって、車内から声をかけて下さる方が多かったです。

 そう言えば、先日、私の演説を一生懸命聞いてくれた中学生の女の子に「将来の夢は?」と聞いたら「しっかり貯金して老後に備える」と答えた子がいました。老後のことを考えるのも大切ですが、まさか中学生からそんな言葉を聞くとは驚きました。尋ねると彼女は真剣で、後期高齢者医療制度に失望した近所のご高齢者から、そうするように言われたそうです。

 先週、新聞各社の世論調査では福田内閣の支持率は軒並み20%弱に落ちていますね。お年寄りの人権を無視している後期高齢者医療制度、一向に進まない年金改革、そして70%の方が反対しているガソリン税の暫定税率復活。政策が支持されないなら、説明を尽くした上で、民意を問うのが民主主義の基本なのに、「今やったら負ける」という理由で国民の多くが求める解散はどこまでも先延ばしされるようです。

 さて、自民党の中には、総選挙をすれば貴重な「3分の2」を失うことになるから、任期満了まで総選挙をしてはならないという人が多いようです。しかし、与党は3分の2という議席を持っているからこそ、本当の議論をしないし、知恵を出そうとしないのではないでしょうか。最後は「3分の2を使う」という状況が、政治を停滞させているのです。この状況を動かす最良の方法は解散総選挙以外にはないと思います。

 次の総選挙の時、自民党の総裁は福田総理ではなさそうですが、誰が総裁になっても、国民の生活より権力を守ることが目的化している自民党の本質は、是非、記憶に留めておきましょうね!


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4 コメント

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Unknown (こん)
2008-05-05 09:18:59
>>次の総選挙の時、自民党の総裁は福田総理ではなさそうですが、
・・・「マダム、寿司ー」でしょうか??
<総理>は人気取りの人寄せパンダでしょうか??
全くバカバカしい。ウンザリです。

和歌山での生活には車が欠かせません。
特に三区など車がなければ暮らせない・・・
なのに、このガソリン高騰。
暮らしは苦しくなる一方なのに、和歌山は相も変わらず自民王国。
有権者も少しは考えなければ・・・

この春、子供が和歌山市内の大学に進学しました。
子供の友達も岩出にある大学に進学しました。
彼らには選挙権は、未だ無いのですが学部の先輩やサークルの先輩達に
<一区、岸本 二区、阪口>と声を掛けてみてと話してみます。
それで一票でも入ったら・・・
気が遠くなる様な話ですが、なんでもヤラナイより、マシですもんね。

三区の擁立も、お願いしますね。
夢を語れる国 (ama)
2008-05-07 19:45:14
阪口直人 様

「しっかり貯金して老後に備える事」は確かに現実問題として切実な事です。そもそも人口推移を誤ったまま既存の年金システムを実行し続けた年金制度のあり方が失敗の始まりです。年金制度が始まった時代の我が国の平均寿命 及び総人口と今日の平均寿命並びに総人口は 当時の資料では全く異なった数字です。まあ平均寿命が予定より延びた事は喜ばしい事ですが 明らかに政策の失態が伺えます。

さて 中学生の子供たちが今から「老後の心配」を考える事は必要なのでしょうが しかし出来るならば もっと夢を語れる様であってほしいものです。

確かに私が中学生だったのは25年前ですから 所謂四半世紀前となれば時代も変っています。今の様に携帯電話もなければパソコンもなかった時代でした。文化・文明と言う言い方こそが古めかしいですが 今の時代にあって当然のモノがなかった時代でした。しかし 私達の世代が成人を迎え 社会人として社会に出た頃 世の中は私達の事を「新人類」と呼びました。それだけ新しい「人種」だったのでしょうね。

戦後 私の親世代が第一次のベビーブームで 高度成長期を迎えた中 私が生まれたのがあの大阪万博の前後です。その後オイルショックがあり そしてバブル時代があり その後はご承知の通り「失われた10年」と言われたバブル崩壊後の時代がありました。

私の言いたいのは何時の時代も「ピンチの後にはチャンス有り」と言う事で その時々に対し夢を求め生き抜いてきた先輩方の姿があるという事です。

年間3万人とも言われる自殺者が後を絶たないこの国の状況が変わらずにいる状況こそが この国の政治の失態を物語っているのではありませんか。夢をも持てないこの国のあり方が3万人とも言われる自殺者を作っているのではないでしょうか。

現実に目を瞑るではなく しかし世代は関係なく 夢を語れる国で生きていけるなら それ程素晴らしい事はない筈です。

既存政治の舵取りの方向が どの方向に向かっているのか阪口様なら十分お分かりですよね。国民・有権者を見ずして何の為の政治でしょうか。

政治が本当に国民にとってまともな政治であれば 自殺者の数だって必ず減少する筈です。

次代を担う中学生が老後の心配をしなければ生きていけないなんて言う時代は 私達の時代できちんと「まともな時代」に変えなければ恥ですね。

阪口様。どうか老若男女問わず 夢を語れる国を作って下さいね。

長文 失礼致しました。
ミャンマーの悲劇 (石井尚典)
2008-05-11 07:31:07
阪口先生 お久しぶりです。
卒業生の石井です。
相変わらず元気一杯のご様子で、嬉しく思います。

でも世界を見ると、先日の大型サイクロンでミャンマー(阪口先生はビルマという呼び方をされるかもしれませんが)の人々がたくさん亡くなったり(しかも救援物質が届かないなど、その一部は人災?)で、とても心が痛みます。
ミャンマーは僕たちにもとても関心が深い地です。
はじめ阪口先生のリードでスタートしたカンボジア支援活動(チャリティーコンサートやチャリティーマラソンなど)などは、その後僕たちの代ではミャンマーがその対象となりました。
水不足に悩むミャンマーの地に水を提供するための井戸を掘るプロジェクトを立ち上げたり、そのためのNGO(これは阪口先生にも賛同をいただいていましたね)をスタートさせたりしてります。
僕たちにできることは限られていますが、でも阪口先生に教えていただいたことをこれからも実践していきたいと思っています。
阪口先生だったら、こんな時こうされるだろうな、という発想が今でも僕たちの指針になっています。

またお会いして、以前のように世界の平和構築などについてのお話しを聞ける日を楽しみにしています。
教員冥利に尽きます! (阪口直人)
2008-05-14 22:00:56

石井君、こんにちは。コメントありがとう!

石井君たちと一緒に海外で活動したこと、本当に昨日のようです。最近は和歌山での活動が中心で、なかなか海外の現場に飛んでいくわけにはいきません。でも、みんなが元気に活躍している様子を聞くたびに、教員冥利に尽きる思いを味わっています。佐々木君はだいぶ前に海外から帰ってきたみたいだけど、三浦君や佐伯君も元気でやっているみたいですね。是非、和歌山にも遊びにきてください! 政治活動も、海外でのボランティアに負けないぐらい感動的だよ!

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