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世界の覚書

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水晶島にロシア正教会

2005年11月16日 | 地政学
北方領・水晶島にロシア正教会?納沙布岬から視認 (読売新聞) - goo ニュース

水晶島に、ロシア正教会とみられる建物が建設された。今年6月に、宗教施設建設がインターファクス通信で伝えられていた。水晶島は納沙布岬の東方約7キロだが、その建物は納沙布岬側のボキセンベ湾の丘に建設された。最初に視認された8日は、数人の作業員が土台作りを行っていた。9日から枠組みが始まり、11日には屋根がつき始め、13日にほぼ完成した。屋根の上部にはロシア正教の十字架がかけられている。島には国境警備局の基地があるだけで定住者はいないから、11月20日のプーチン大統領来日に合わせた挑発行為と考えられている。

1週間程度で建つ建物がどのようなものか、おそろしくプレハブだが、まあ外観完成後は内装をしているかもしれない。

日本側からよく見えることから、見せるための教会である事は間違いない。ロシア正教だから、言ってみれば彼らのマニフェスト・デスティニィ、ウラジオストーク(東方を征服せよ)の最先端、アウトポスト(前哨基地)をシンボライズしているのだろう。国境警備隊の島なんだから、国境警備隊の筋での建設だろう。実際の言いだしっぺは分からない。発信源(水晶島は神聖なロシア領であると主張する)は、地方レベルかもしれない(プーチンの意向があるのかどうかは、今は分からない)。

ロシアは、北方領土を戦争の対価と考えている。第二次大戦は、軍事行為による領土拡張を認めず、復古させるのが大義だったはずだ。その点を認めさせる事が肝要だと思うが、それにしてもエリツィン後のロシア情勢は先行き不透明だ。

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