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世界の覚書

道州制、易姓革命、外国人参政権には反対です。伝王仁墓に百済門を作るのは場違いであり、反対です。

国連のリビア非難と中露

2011年02月26日 | 政変・暴動・騒乱・治安
AFP:リビア国連大使が安保理に介入要請、その後亡命か
25日(中略)カダフィ大佐と幼少時代からの友人でもあるシャルガム氏は安保理の演説で、ナチスドイツのアドルフ・ヒトラー(Adolf Hitler)や旧ソ連のヨシフ・スターリン(Joseph Stalin)、カンボジアのポル・ポト(Pol Pot)といった歴史上の独裁者を引き合いに出し、大佐はリビア国民に向かって「おまえたちを支配するか、さもなくば殺すか、破壊するかのいずれかだ」と言っているに等しいと厳しく批判した。そして「同志カダフィに告ぐ。リビア国民に手を出すな」(中略)「国連よ、どうかリビアを救ってほしい。虐殺が起きないように、無実の人びとが殺されないように。われわれは、あなた方の迅速で勇敢な、断固たる決議を要請する」と懇願した。すでに21日に亡命したリビアのイブラヒム・ダバシ(Ibrahim Dabbashi)国連次席大使は、シャルガム氏の後ろに座り、演説に涙をこぼした。(中略)事務総長や安保理理事国の国連大使らは、この演説について、安保理のリビアへの対応を完全に変える「歴史的な瞬間だった」と述べた
安保理の対応を変える歴史的瞬間だったですか。雰囲気は分かる。今や、カダフィはヒトラーやポルポトと同列に擬せられた。毛沢東など大陸の指導者が擬せられるのは、いつの日か。

国連人権理事会:リビア外交団「政権と決別」
25日、緊急に開かれた国連人権理事会で、(中略)英仏主導で、リビアが昨年から務めている理事国の資格停止と、国際調査団の設立・派遣などを協議した。リビアは大使以下全員が欠席したが、午後の会議の冒頭、1人の書記官が議場に現れた。死者を悼むコーラン(イスラム教の聖典)の一節を朗読。議場に起立を促して弾圧の犠牲者に黙とうをささげ、発言した。(中略)

会議の冒頭、ピレイ国連人権高等弁務官は「リビアの市民への暴力は、国際法の人道に対する罪に当たる可能性がある」と述べ、カダフィ大佐はいずれ国際刑事裁判所(本部・オランダのハーグ)で裁かれるべきだと指摘。アラブ諸国を代表してイラクが「雇い兵を使った弾圧」を非難し、パキスタンなどが続いた。中国やロシアは資格停止を渋ったが、明確に反対はできず、最後は全会一致で決議が採択された。資格停止は、同理事会の前身の人権委員会時代を含めて前例がない。
> 中国やロシアは資格停止を渋った

ああ、自国が(国連で)同様の立場に立たされる可能性があるからねえ。この2国の事は忘れまい。

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