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家具工房ウッドスケッチの108の仕事

家具工房の108の仕事を紹介していきます。

ステンドグラス

2006年06月13日 | 2006年
先日から制作していた引き戸にステンドグラスを入れました。
画像ではわかりづらいですが、透明と半透明、そして四隅に色つきのガラスがはいっています。

仕掛けとしては、この色ガラスが、引き戸の引き具合によって重なったとき、二つの色が混じりあうところ。

そして、光が射し込めば壁か天井か床に「光のかげ」ができるでしょう。

教会にいくと、心打たれる光景ですが、Mさん実は仏教系の学校を出られたんだそうです。
まっ、いいかっ。

今度はMさんが障子張り

2006年06月10日 | 2006年
もと紙屋といっても今は家具屋。障子張りは素人と同じようなものです。
Mさん宅の奥の座敷の障子張りもをというお願いしたい・・・というお話が出たとき、すかさず
「ご自分で挑戦されてはいかがでしょう。」
お勧めしました。

昨日のレクチャーで灯りのかさを和紙で上手に張り替えられたMさん。
最初は、本物の和紙を自分で張るなんて、おこがましいとかもったいないとかおっしゃっていましたが、だんだんその気になってきて、ついにはやる気満々となりました。困ったらすぐに飛んできますからとお約束をして、和紙の手配をすることになりました。

家具屋の障子張り

2006年06月09日 | 2006年
ほぼ一ヶ月に渡り進めているリフォームも大詰め。
3部屋に渡ったフローリングも終わりました。

お昼ねベンチは、立派にMさんのお昼寝の役にたっている模様。

今日は廊下に面する4枚の戸の障子の張替えをしました。
何で家具屋が障子の張替えまでするのかといいますと、仕事の合間に合間にMさんとお話しする中で、私の前職が紙屋であり、話の流れで、和紙のよさを力説し、またそれにMさんが共感していただいたからでしょうか。
重い材木やトンカチを持つ手が、薄い和紙にとまどいを感じながらもなんとかやり終えました。

ついでにMさんに和紙の貼り方を少しばかり伝授しました。
Mさん、今夜はきっと余った和紙のきれはしで電燈のかさ張っていらっしゃるはずです。

お客さんとの距離

2006年06月06日 | 2006年
ウッドスケッチのお客さんは遠方の方もたくさんいらっしゃいます。
といいますのも私は学生時代から30過ぎまで東京で暮らしましたし、妻は千葉県出身で、仕事柄日本中を駆けずり回って、沖縄から四国、関東、東北、北海道にいたるまで友人やお世話になった方が数多くいます。

夫婦そろって、かつてお世話になった方から、家具の注文をいただくことが多かったのです。

ところが最近は、ウッドスケッチとして新工房を建てて以来、だんだんとお客さんとの距離がみじかくなってきました。

今度食器棚を作らせていただく方は、車で10分。
今、リフォームを進めているお客さんは、歩いて5分。

そして先日、ほんとお隣さんからキッチンの扉を付け替える仕事をいただきました。子供の頃からよ~く知っている女の子。今は、立派な一児のおかあさんです。
ありがとうございます。


建具のむつかしさ

2006年06月03日 | 2006年
5/31の記事、手前の和紙張りの壁の横に立つ建具を作っています。
う~ん、建具は建具屋が専門であるようにむつかしいものです。
わずか3センチあまりの厚みのなかに、桟や板やガラスなどいろいろな要素が入っています。

思い出して我が家の建具を見直してみますと、いやいやうまく作ってありました。
家は、白川の大工さんが建てられたものですが、建具やさんもそっちのほうの人かしらん。

胡桃の肘つき椅子

2006年06月01日 | 2006年
ずいぶんと試行錯誤して完成した肘付き椅子。
なかなか嫁ぎ先が決まらないでいましたが、この度やっとお話がまとまりました。
美濃加茂市中部台のとある新築のお宅へ。

ここは今、造成中、建築中、完成間近、引越し中の建築業界の「主戦場」です。
とりあえず在庫の2脚を納品して残り数脚は、完成後に納品予定。

お昼ねベンチ・ナチュラル

2006年05月23日 | 2006年
タモの木で作った「お昼ねベンチ」
前作からの改良点は、
●座面の幅を3センチほど広くしました。
●枕の高さを低くしました。
●背もたれを広くして座っても楽になりました。
以上の改良でますますお昼寝にぴったりになりましたよ。

雨降りの多い5月ですが雨の音を聞きながら午睡するのもよいかしらん。

ブリースでおなじみの佐伯さんは農作業がすすまず頭をかかえています・・・。

ウッドスケッチ今後の予定

2006年05月20日 | 2006年
6月1日 ブリース第3号発行

6月頃、予定していました「スツール展」は都合により延期しました。

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「木」二人の仕事 山上一郎+肥田聡
10/12~10/17東京、国立市コートギャラリー
10/19~10/23岐阜県可児市文化創造センター(ala・美術ロフト)
「つくるところ、たべるところ」というサブタイトルで、二人の木工家が手作りキッチンからテーブルなど毎日の「食」に関わる作品を展示します。

今後のウッドスケッチは、夏までに注文の仕事をこなし、そのあと国立市、可児市の巡回二人展の準備をする予定です。