こだわりのあなろぐ盤

JAZZ 親爺の聴くクラシック

ツィマーマンのショパン

2007年07月21日 | 音楽ソフト
夏祭りのある土曜日

ピアノ協奏曲を聴くと、無性に聴きたくなる曲がある。

[CD]
ショパン / ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調

ツィマーマン
ポーランド祝祭管弦楽団

1999年録音

この演奏には好き嫌いがあるだろう。オケのテンポを大きく動かし、ポルタメント
をかけ、思い入れいっぱいに歌い上げる。ピアノは入りそこなったかと思うほどに
遅いテンポで入り、叙情的に叙情的に弾かれる。
宇野功芳氏のように大絶賛するのも、潔くてすばらしいと思う。
一人のピアニストがこの曲を演奏するためだけにオケを組織し、こんな個性的な
録音を残したことに意味があるのであって、彼がポーランド人かどうかは問題で
ないと思う。彼にとってのショパンが、フルトヴェングラーにとっての
ベートーヴェンのような存在なわけでもないだろうし。

自分にとってのこの曲のベストワンはこのCDに違いないけれど、アルゲリッチが
アバドとグラモフォンに録音した演奏が、もう少しいい録音で残っていたらと
少し思っている。

COUNT CLASSIC LP 18 (SA)CD 5 JAZZ LP 2 (SA)CD 3 ETC LP 0 (SA)CD 0

カメラータ・ベルンのアルヒーフ録音

2007年07月20日 | 音楽ソフト
夏休みに突入の日

カメラータ・ベルンのアルヒーフ録音でテレマンを聴く。

[LP]
ブロックフレーテ フルートと弦楽合奏のための協奏曲 ホ短調
オーボエ・ダモーレと弦楽合奏のための協奏曲 イ長調
オーボエと弦楽合奏のための協奏曲 変ホ長調
2つのフルート、2つのオーボエと弦楽合奏のための協奏曲 変ロ長調

ニコレ コプレイ ホリガー etc.
カメラータ・ベルン

1980年アルヒーフ録音

最初の曲は数日前、ブリュッヘンのブロックフレーテで聴いた曲。
実力者ぞろいのカメラータ・ベルンの演奏、重厚でいて重過ぎない録音、独奏
楽器の音は澄んでいて気持ちが良い。音楽を聴く上でのSN比が高いLPだ。

演奏、録音、盤質は、最近聞いた中ではダントツに良い。

COUNT CLASSIC LP 18 (SA)CD 4 JAZZ LP 2 (SA)CD 3 ETC LP 0 (SA)CD 0

30代のアシュケナージ

2007年07月19日 | 音楽ソフト
やっぱりラフマニノフは3番が良い。

[CD]
ラフマニノフ / ピアノ協奏曲 第3番 ニ短調

アシュケナージ
プレヴィン指揮 ロンドン交響楽団

1971年録音

アナログ盤が思いのほか状態が悪くて、必死で探し出したCD。
やっぱり少し洗練されすぎの演奏と思う。
オーディオ的には、音は鮮明でバランスも良い。

COUNT CLASSIC LP 17 (SA)CD 4 JAZZ LP 2 (SA)CD 3 ETC LP 0 (SA)CD 0

20代のアシュケナージ

2007年07月18日 | 音楽ソフト
そろそろ梅雨明け

久しぶりに普通のclassicの曲を聴く。

[LP]
ラフマニノフ ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調

アシュケナージ
キリル・コンドラシン指揮 モスクワ・フィル

1963年録音

ラフマニノフの2番は多くの録音があり、アシュケナージには、プレヴィンや
ハイティンクと入れた全集があるが、自分的にはこの録音がベストワンになる。
2番は少しロシアっぽく泥臭い演奏のほうがしっくりくる。
20代のアシュケナージには、フィストラーリと入れた3番もあり、これも良く
聴く。なぜか、私の持っているのはモノラル盤なのだが。

私のラフ3のベストワンは、ホロビッツのゴールデン・ジュビリ・コンサート、
ホロビッツもライブでは熱い。

COUNT CLASSIC LP 17 (SA)CD 3 JAZZ LP 2 (SA)CD 3 ETC LP 0 (SA)CD 0

モノラル録音の名盤

2007年07月17日 | 音楽ソフト
しまりのない連休明け。

オーディオについてあれこれ考えすぎた後は、文句なしの名盤を聴くのがいい。

[LP]
コンコルド / MJQ

1955年モノラル録音

自分がJAZZを聴き始めた1980年ころの国内盤だが文句はない。
このような録音が残されたことを感謝しよう。

COUNT CLASSIC LP 16 (SA)CD 3 JAZZ LP 2 (SA)CD 3 ETC LP 0 (SA)CD 0

マルサリス兄弟

2007年07月16日 | 音楽ソフト
少し退屈な連休2日目

最近手に入れたアナログディスクを聴く。

[LP]
マルサリスの肖像 / ウィントン・マルサリス

ハービー・ハンコック ロン・カーター それにウィントン、ブランフォードの
マルサリス兄弟 etc.

1981年録音

このディスクでもブランフォードの方が気になってしまう。
ただ当然ながら、テナーもソプラノも今のブランフォードの音とはずいぶん違う。
また、ハービー・ハンコックが弱い思うこともあったのは少し意外だった。

GRFの低音は、JAZZを聴くには緩く穏やか過ぎる。量感はあるのだが、ベースは
「ブン」ではなく「ボン」となってしまうこともしばしば。
アンプは8bよりMcIn7270の方がいいのだが、それでもたすきに長しの感がぬぐえ
ない。Zingaliの木製ホーンは管はいいのだが、ドラムスの高い音の再生が
いまいち。
結局、いつも「JAZZ用のスピーカーを」ということになるのだが、なかなか琴線に
触れるものが現れない。21世紀に生まれたオーディオ機器を使いたい気持ちは
あるのだが...。
elipsa はJAZZ用には見えないな。

COUNT CLASSIC LP 16 (SA)CD 3 JAZZ LP 1 (SA)CD 3 ETC LP 0 (SA)CD 0

トランペットとオルガン

2007年07月15日 | 音楽ソフト
仕事を抱えて連休へ突入

今日は、2本のオーボエのための曲をトランペットとオルガン用に編曲された
作品を聴く。作品番号がない上に、このような編曲があったりして、マニアック
に聴こうとすると不便この上ない。

[LP]
テレマン / 12の英雄的行進曲

ベルナール・ガベール (tp)
クヌード・ヴァッド (org)

1976年 PCM録音

テレマン47歳時の曲とのこと、今後は作曲時年齢をチェックしてゆこう。

このLPの売りは、PCM録音であることの様、重低音や広いダイナミックレンジを
強調することがないのが好ましい。楽器の音は明晰で、教会での録音らしく
音が空間へ放たれている感じが出ている。1960年ごろの録音の音に比べると
いささか薄味ではあるが...。

ヘンデルやコレルリの曲とカップリングされているが、セッティングや気象条件が
変わったのか、トランペットの音の質感が少し異なり滲んだ感じになっている。

テレマンを聴くときは、ガラード401 3012R SPU-AE(gold) Partridge #7 #8b
corner GRF のラインナップで迷いがなくなってきた。

elipsaには興味が湧くが...。

COUNT CLASSIC LP 16 (SA)CD 3 JAZZ LP 0 (SA)CD 3 ETC LP 0 (SA)CD 0

BRAGGTOWN

2007年07月14日 | 音楽ソフト
仕事の詰まった連休前、テンションは低い。

今日はCDを1枚

[CD]
BRAGGTOWN / BANFORD MARSALIS QUARTET

2006年録音

ブランフォードはエターナル以来か。ジャズしか聴かない人たちにも受け入れ
られているのかどうか、少し疑問だが、私は気に入っている。
2曲目HOPE 3曲目FATE のソプラノはとても美しい音で、思わず聴き入って
しまう。

COUNT CLASSIC LP 15 (SA)CD 3 JAZZ LP 0 (SA)CD 3 ETC LP 0 (SA)CD 0

指揮者 ブリュッヘン

2007年07月13日 | 音楽ソフト
仕事が順調に行かず、右往左往の金曜日

ブリュッヘン指揮のテレマンのアナログを聴く。

[LP]
独奏ヴァイオリンのための組曲 ヘ長調
ヴィオラ協奏曲 ト長調
組曲変ホ長調 「ラ・リラ」

1967 68年録音

ブリュッヘン指揮 アムステルダム合奏団

これもテレフンケンレコード、いい音で入っている。
これらの組曲は完成度は高いと思う。作品番号があればどれくらいの年齢で
作られたか想像がついて、いろいろ考えをめぐらせられるのだが...。

COUNT CLASSIC LP 15 (SA)CD 3 JAZZ LP 0 (SA)CD 2 ETC LP 0 (SA)CD 0


忠実な音楽の師

2007年07月12日 | 音楽ソフト
なかなか梅雨が明けない木曜日

最近手に入れたテレマンのアナログ盤の中でもっとも期待した1枚。

[LP]
忠実な音楽の師 抜粋 管楽器のためのセレナーデ

1966 67年録音 アルヒーフ

セバスティアン・ケルバー etc.

残念ながら今は手に入らないが、当時、4枚組みの全曲版が存在した様子。
期待通りの内容に満足した。

COUNT CLASSIC LP 14 (SA)CD 3 JAZZ LP 0 (SA)CD 2 ETC LP 0 (SA)CD 0