勿体つけて月に2~3巻ずつ買って読んできた 『 キングダム 』 ですが...
とうとう今月、今出てる最新刊の57巻まで追い付いてしまったので
次の新刊が出るまでの間、前から気になっていた 『 薬屋のひとりごと 』 を読み始めました
まだ1巻を読み終えたところなんだけど...コレ...中華宮廷モノなのでそれだけでも萌えるのに
読んでみたら内容もなかなか面白いんです
主人公は薬屋の娘猫猫(マオマオ)
花街の薬屋で薬師(くすし)として働いていた猫猫は、突然さらわれて宮中に連れて来られ
後宮で下女として働いていたけど、薬の知識のある猫猫が後宮で起こったある事件を解決した事から
妃の1人に気に入られて侍女になり、薬の知識を生かして後宮で起こる事件を解決していく...
みたいなお話...ね?面白そうでしょ??
萌え系としては、やたらとキラキラしたチャラい宦官の壬氏(じんし)が出て来るけど...
美形の宦官でも線が細すぎるので、読んでいて汪直さまを重ねる事はありませんでした(笑)
(えぇ...タムさまはもっと肩幅があって胸板が厚くてたまらない身体をしてますのでグフフ...(変態))
この猫猫...まだ17歳なのに、花街で色々世間をみてきたせいか?妙に達観していて冷静
無表情で用心深くて、知識欲と好奇心が旺盛、壬氏の色仕掛けにも全く興味を示さず
口数も少なくて、セリフのほぼ8割くらいは猫猫心の中の声なんじゃないかな?
でも、壬氏に媚薬を作って欲しいと頼まれ、久しぶりに薬剤室で薬を見たらこうなる(笑)
要は、調薬や実験をしたくてたまらない薬ヲタク娘って事だな
お話は大筋では繋がってるけど、事件は1話ごとに完結するので読みやすいし
妃たちはみんな美しくて、後宮モノらしくドロドロした女同士の争いもあって
《 王の後宮 》 を思い出しつつ読んでいけてとっても面白いんです
でも、いくつも中華古装劇を観て来て、少々中国語も齧ったせいで変な所が気になってしまって...
主人公は猫猫(マオマオ)、東宮の生母は李花(リファ)妃、壬氏お付きの宦官は高順(ガオシュン)
と、みんな名前が中国語読みなんだけど...
侍女として仕える事になった妃は日本語読みの玉葉(ギョクヨウ)妃なんですよね~
中国語読みでいくなら、ここは玉葉(ユイイエ)妃として欲しいところ...
壬氏(ジン)氏も中国読みなら壬(レン)氏だし、芙蓉(フヨウ)妃も芙蓉(フーロン)妃なんだけどな...
な~んて細かい事は気にしない~ ワカチコワカチコ~
そんな中国語のお勉強にもなる(笑) 『 薬屋のひとりごと 』 続きが楽しみです