Waigaya Riders Club

Waigaya Riders Club(1998年1月発足)の発起人、タロウのブログ。
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GATE

2015-08-30 08:11:00 | つぶやき
「GATE(ゲート)自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり」というアニメを見ている。
主人公はヲタク自衛官のダメダメ幹部(二尉)で、異世界、エルフ、魔法使い、死神、が出てくる、自衛隊とファンタジーが出てくる、純粋な娯楽アニメ。
適当に見ていたのだけど、回が進むにつれ、ストーリーに深みが出てきた。
まず、主人公のヲタク自衛官は、士官学校の成績もブービー、やる気のかけらも無く、仲間達からも「給料どろぼう」とか言われるヤツだったのだけど、異世界から攻め込まれた時に大活躍、、。
しかもかなり屈強でないと修了出来ないレンジャー出身だったり、実は特殊部隊に所属していた過去も有り。
まあ、ここまででも「お好きな人」向けだとは思っていたのだけど、物語はさらに深くなる。
異世界で、その地域の民間人の村が盗賊(帝国軍崩れなので強い)に襲われ、それを自衛隊が助けるシーン。
これがもう、容赦なく敵(盗賊)を撃退する。
間違い無くそれは軍隊の戦争シーンそのもの。
残虐なシーンは殆どないけど、攻めてきている盗賊に機関銃等で応戦。銃剣を使った格闘も有り、さらには戦闘ヘリのガトリング砲の一斉射で敵兵をなぎ払う。
相手は元軍隊といえど、こちらの世界から見れば中世の剣と許賴xなのに、それを戦車も撃退可能なガトリング砲で撃つ。。
「アニメなのにここまで描写するかぁ」と私個人は思った。
実写版の戦争映画レベルですけどね。
否定とか非難では有りません。
そういう観点から言えば、私は肯定側です。
戦争はスメ[ツじゃないから、どんな事をしても相手を唐オた方が偉い。
欺瞞に嵌め手、相手より少しでも優位な方法、武器で殺すのが正解。
あ、脱線しましたが、その事を改めて思い出させてくれた、という訳。
私自身も、平和に慣れてますから忘れてました、という話。
恐らくお隣のズルくて汚い事をやる国の指導者は、そういうつもりで日本を狙ってますよね。
いや、日本をも、か。

そして思った事がもう1つ。
この作者は、自衛隊が好きなんだなぁ、と。
けっこう内情とかの描写も有るので、もしかしたら元隊員かも知れません。
数日の取材やインタビューしただけでは、こんな描写(権力者の理不尽さに憤る)は出来ないと思う。

最後に、このアニメで今のトコロ、一番気に入ってるシーンの紹介。
第8話だったかな? ホンの一部を抜粋。

とにかく与党や自衛隊の叩きたい野党の女性議員が、誘導尋問で証人達を責め立てる。
そこを「彼らは避難民1/4を救えなかったんじゃない、3/4を救ったの」
「彼らが頑張っているから、あなたは雨風凌げるトコロで喋っているだけでいられるんでしょ?」
とやり返す。
これは痛快でした。
下記、公式WEBです。
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