「前」 蕨市議会議員 おおしま公一活動報告

2015年5月31日。まさかの落選を果たした?「前」蕨市議会議員おおしま公一の修行の日々をお伝えしていきます。

カンボジア『一千万個の地雷』はどうなった!?-地雷禁止条約成立から15年の節目に考えるー

2012-06-22 19:00:00 | Weblog
昨日送別会が行われた、JVC(日本国際ボランティアセンター)前事務局長とは、JCBL(地雷廃絶日本キャンペーン)を通じて知り合いました。そのJCBLの標題シンポジウムが開催をされ、傍聴してまいりました。

1997年12月3日、対人地雷全面禁止条約(オタワ条約)が締結をされ、おそらく史上初めて特定兵器の生産、貯蔵、使用及び移譲が全面禁止をされた初の条約となりました。米ロ中といった軍事大国は今だ当条約を批准をしておりませんが、未批准国にとっても対人地雷の使用について一定程度の歯止めとなっている現状もあるようであります。

当時私は、大学で国際法のゼミナールに所属をしており、調査課題としてこの問題を割り振られました。本件につき全く無知であった私は、文献を当たるとともに、JCBLにも諸々質問をさせていただきました。一介の大学生に過ぎなかった私に懇切丁寧に説明をしていただいたのが、前事務局長氏でした。私がこの一件を機に、JVCの会員にもなり、社会だとか政治だとかに関心を持つようなったのは、以前このブログでも披瀝した通りであります。

本日のシンポジウムのでは、以下のスピーカーより報告があり、その後報告者間での議論、参加者からの質疑応答が行われました。司会は、前事務局長氏でありました。

・内海旬子(JCBL事務局長)
・イアム・プットヴィロー(駐日カンボジア大使館公使)
・河野光浩(外務省軍縮部通常兵器室室長)
*以上敬称略

対人地雷の問題については、条約の普遍化、地雷の犠牲者(サバイバー)への支援に焦点が移っているという点が、シンポ全体を通じて強調されていたように思いました。

対人地雷廃絶の活動は、現在では同様の被害をもたらすクラスター爆弾廃絶の活動にもつながっています。この活動の発展を祈念いたします。

平成24年第3回蕨市議会定例会 閉会

2012-06-22 10:00:00 | Weblog
4日(月)から開会しておりました、6月定例会は本日が最終日でした。

本会議が開かれ、委員長報告と市長提出議案に対する討論・採決が行われました。議案については、すべて原案のとおり可決いたしました。

その後追加議案として、議会改革推進特別委員会のこれまでの議論につき経過概要の報告が、委員長よりなされました。

以上を持ちまして、19日間にわたる会期を閉じました。