標題の研修会に、蕨市消防団第5分団の皆様とともに参加させていただきました。
講師に、太田栄氏(埼玉県防災航空隊 副隊長)をお招きし、「危機管理のあり方~防災航空隊の活動を通じて~」と題してご講演をいただきました。
太田氏は蕨市消防本部所属で、平成21年から本年3月いっぱいの予定で、埼玉県防災航空隊へ派遣をされている方であります。今年1月に武蔵浦和駅前で発生をした、建築中の高層ビルでの火災事故の際にも、出動をした経歴をお持ちであります。本日は、防災航空隊での体験談、そこから導かれる危機管理の要諦についてお話をいただきました。
平成22年7月に発生をした、奥秩父での山岳事故の際には、太田氏も要救助者の救助に向かった経験をお持ちであります。講演の中では、そこで発生をした救助ヘリの墜落事故の体験も、大変つらい記憶であったかと思いますが、詳細にお話をして下さいました。
講演の中で印象的であったのは、太田氏が他県での事故(高知県、岐阜県等)から教訓を得て、「自身の隊でこうしたことが起きた場合にはどう対応するか?」という意識の下、その後の救助活動の中で得られた教訓を活かして行った点でありました。鉄血宰相ビスマルクは、「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ。」という言葉を残していますが、その言葉の実践を見た思いがいたしました。
太田副隊長、実践的なご講演をいただきありがとうございました。
講師に、太田栄氏(埼玉県防災航空隊 副隊長)をお招きし、「危機管理のあり方~防災航空隊の活動を通じて~」と題してご講演をいただきました。
太田氏は蕨市消防本部所属で、平成21年から本年3月いっぱいの予定で、埼玉県防災航空隊へ派遣をされている方であります。今年1月に武蔵浦和駅前で発生をした、建築中の高層ビルでの火災事故の際にも、出動をした経歴をお持ちであります。本日は、防災航空隊での体験談、そこから導かれる危機管理の要諦についてお話をいただきました。
平成22年7月に発生をした、奥秩父での山岳事故の際には、太田氏も要救助者の救助に向かった経験をお持ちであります。講演の中では、そこで発生をした救助ヘリの墜落事故の体験も、大変つらい記憶であったかと思いますが、詳細にお話をして下さいました。
講演の中で印象的であったのは、太田氏が他県での事故(高知県、岐阜県等)から教訓を得て、「自身の隊でこうしたことが起きた場合にはどう対応するか?」という意識の下、その後の救助活動の中で得られた教訓を活かして行った点でありました。鉄血宰相ビスマルクは、「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ。」という言葉を残していますが、その言葉の実践を見た思いがいたしました。
太田副隊長、実践的なご講演をいただきありがとうございました。