立教大学社会福祉研究所主催の講演会があり、参加いたしました。私は、立教大学出身でもありませんし、何か縁があるわけではないのですが、公開講座が充実しているので、関心のあるテーマで講演会やセミナーがある時は参加しております。
今日のテーマは「多文化共生のまちづくり」ということで、新宿は大久保地区で地域住民と外国人との共生を目的にし、双方のコーディネート等をされている「共住懇(きょうじゅうこん)」という団体の方が講演をされました。
この団体は1992年に、外国籍人口の増加が著しかった新宿区において、まちづくりの一環として、地域住民と外国人の交流を図るために、学習会を開催したのがはじまりとのこと。
学習会とは言っても座学ばかりではなく、大久保地区に多いエスニック料理のお店を紹介する冊子を作る目的で、お店の経営者とコミュニケーションを図る中で、地域と外国人たちを繋ぐことにも意識を向けてきたといったご報告がありました。
講演の後は、参加者からも質問が出て、最近豊島区で突如発生したチャイナタウン構想に困惑する地域の商店主の方から「コミュニケーションをとろうとしても、相手方が話に応じないし、誰に話を持っていけばよいか分からない。行政も議員も及び腰で対応に苦慮している」という相談が持ちかけられました。
団体の方からは「商店会という団体で話をしに行くよりも、彼らが経営している店舗に立ち寄ってみるなど一個人として話を持っていく方法もあるし、日本と中国双方の習慣に通じている人に間に入ってもらえればよりいいと思う」という回答がありました。
異なる属性の人たちとどう共生していくか?日本人と外国人という関係のみならず、日本人の中でも起こりうる問題ではないでしょうか?
今日のテーマは「多文化共生のまちづくり」ということで、新宿は大久保地区で地域住民と外国人との共生を目的にし、双方のコーディネート等をされている「共住懇(きょうじゅうこん)」という団体の方が講演をされました。
この団体は1992年に、外国籍人口の増加が著しかった新宿区において、まちづくりの一環として、地域住民と外国人の交流を図るために、学習会を開催したのがはじまりとのこと。
学習会とは言っても座学ばかりではなく、大久保地区に多いエスニック料理のお店を紹介する冊子を作る目的で、お店の経営者とコミュニケーションを図る中で、地域と外国人たちを繋ぐことにも意識を向けてきたといったご報告がありました。
講演の後は、参加者からも質問が出て、最近豊島区で突如発生したチャイナタウン構想に困惑する地域の商店主の方から「コミュニケーションをとろうとしても、相手方が話に応じないし、誰に話を持っていけばよいか分からない。行政も議員も及び腰で対応に苦慮している」という相談が持ちかけられました。
団体の方からは「商店会という団体で話をしに行くよりも、彼らが経営している店舗に立ち寄ってみるなど一個人として話を持っていく方法もあるし、日本と中国双方の習慣に通じている人に間に入ってもらえればよりいいと思う」という回答がありました。
異なる属性の人たちとどう共生していくか?日本人と外国人という関係のみならず、日本人の中でも起こりうる問題ではないでしょうか?