すごいアクション映画だ。娯楽作品としてものすごく楽しめる。
「ハンコック」と比較すると、はるかにこちらのほうがいい!!
序盤から展開が速く、カーチェイスやループ電車でのアクションと続き、ずっと目が離せない。
アンジェリーナ・ジョリー、モーガンフリーマンの二人の主演級が脇に回って、英国のジェームズマカヴォイが主演。スパイダーマンのトビーマクガィアーとかユアンマクレガーと一緒で気弱そうな普通の若者を演じる。
ジェームスマカヴォイは管理業務の普通のサラリーマン。大デブの上司にいじめられたり、同僚に彼女を寝取られたりパッとしない。
そんな彼がコンビニでセクシーなアンジェリーナジョリーと出会う。そこで、彼女は、いきなり殺し屋とドンパチをはじめる。カーチェイスでの銃撃戦の末、主人公はアンジェリーナのアジトへ行く。
そこには、モーガンフリーマンをはじめとしたアンジェリーナの仲間がいた。彼らからカーチェイスでドンパチをした相手が、主人公の父親を殺した相手だと教えられる。その相手を標的にする前に、モーガンたちに精神的にも肉体的にも徹底的に鍛えられる。最初は殺しに対する嫌悪感を抱くが、一人を殺せば1000人が助かると悟らされて、殺し屋稼業にはまっていくが。。。。。
脚本は、いくつかのスパイダーマンなどアメコミ系映画と同じような展開。普段は目立たない男があるきっかけで強くなっていくパターン。
アンジェリーナジョリーは最高の適役。「トゥームレイダー」やブラットピットとの共演「MR&MRSスミス」の格闘シーンなどでもわかるように、シリアスな映画よりアクションの方が本領を発揮する。気の弱い男たちからは、こういう強い姉さまは羨望のまなざしであろう。車での銃撃シーンや列車の上での立ち回りがかっこいい!
この映画をみて思い出したのが、中島敦「名人伝」である。
この小説を連想させる3つのシーンがある。一つは主人公が訓練中にハエの羽を撃つ場面、撃つのは無理と思ったのに突如ハエが巨大に見えて撃ち落せる場面。「名人伝」で、毎日虱を見続けていたときに、突如その大きさが数倍に見えた場面を思い起こす。
2つ目はモーガンフリーマンが繊維工場を経営していて、そこの機織り機の中に動く弾丸を一瞬のうちにとる訓練をさせる場面。「名人伝」では最初に師が瞬きをせざるを覚えさせるために、機織り機の下で機械が目の上すれすれに動くところを、瞬きしないように訓練する場面がでてくる。
3つ目は主人公が殺し屋と撃ち合う時に、お互いの技量が同じであるため、弾と弾がぶつかり合ってしまうシーン。「名人伝」で、主人公が師から学ぶことは何もないと思った時に、師を弓で射ち、やはりお互いの腕が同じくらいなので矢と矢がぶつかり合ってしまう場面
もしかしたら、演出家か脚本家は名人伝またはそのルーツの中国の古典を見ているかもしれない。
今回ティムールベクマンベトフというロシア人監督が演出している。
個人的には初めてだが、なかなかの奇才だと思う。他の作品にも注目したい。
ハンコックはロスが舞台で、ウォンテッドはシカゴが舞台であった。シカゴ舞台の場合、目がなれるまでニューヨークかな?どっちかな?と思う。途中で跳ね橋が出てきて、シカゴと確信した。映画「ブルースブラザーズ」に跳ね橋を車が飛んでいく場面が出てきたので間違いない。
ロスと比較して、シカゴの場合、ループ鉄道がある分、アクション場面の引き出しが多くなる気がする。アンジェリーナジョリーが自由自在に鉄道の上を走り回るのはかっこいい!!
「ハンコック」と比較すると、はるかにこちらのほうがいい!!
序盤から展開が速く、カーチェイスやループ電車でのアクションと続き、ずっと目が離せない。
アンジェリーナ・ジョリー、モーガンフリーマンの二人の主演級が脇に回って、英国のジェームズマカヴォイが主演。スパイダーマンのトビーマクガィアーとかユアンマクレガーと一緒で気弱そうな普通の若者を演じる。
ジェームスマカヴォイは管理業務の普通のサラリーマン。大デブの上司にいじめられたり、同僚に彼女を寝取られたりパッとしない。
そんな彼がコンビニでセクシーなアンジェリーナジョリーと出会う。そこで、彼女は、いきなり殺し屋とドンパチをはじめる。カーチェイスでの銃撃戦の末、主人公はアンジェリーナのアジトへ行く。
そこには、モーガンフリーマンをはじめとしたアンジェリーナの仲間がいた。彼らからカーチェイスでドンパチをした相手が、主人公の父親を殺した相手だと教えられる。その相手を標的にする前に、モーガンたちに精神的にも肉体的にも徹底的に鍛えられる。最初は殺しに対する嫌悪感を抱くが、一人を殺せば1000人が助かると悟らされて、殺し屋稼業にはまっていくが。。。。。
脚本は、いくつかのスパイダーマンなどアメコミ系映画と同じような展開。普段は目立たない男があるきっかけで強くなっていくパターン。
アンジェリーナジョリーは最高の適役。「トゥームレイダー」やブラットピットとの共演「MR&MRSスミス」の格闘シーンなどでもわかるように、シリアスな映画よりアクションの方が本領を発揮する。気の弱い男たちからは、こういう強い姉さまは羨望のまなざしであろう。車での銃撃シーンや列車の上での立ち回りがかっこいい!
この映画をみて思い出したのが、中島敦「名人伝」である。
この小説を連想させる3つのシーンがある。一つは主人公が訓練中にハエの羽を撃つ場面、撃つのは無理と思ったのに突如ハエが巨大に見えて撃ち落せる場面。「名人伝」で、毎日虱を見続けていたときに、突如その大きさが数倍に見えた場面を思い起こす。
2つ目はモーガンフリーマンが繊維工場を経営していて、そこの機織り機の中に動く弾丸を一瞬のうちにとる訓練をさせる場面。「名人伝」では最初に師が瞬きをせざるを覚えさせるために、機織り機の下で機械が目の上すれすれに動くところを、瞬きしないように訓練する場面がでてくる。
3つ目は主人公が殺し屋と撃ち合う時に、お互いの技量が同じであるため、弾と弾がぶつかり合ってしまうシーン。「名人伝」で、主人公が師から学ぶことは何もないと思った時に、師を弓で射ち、やはりお互いの腕が同じくらいなので矢と矢がぶつかり合ってしまう場面
もしかしたら、演出家か脚本家は名人伝またはそのルーツの中国の古典を見ているかもしれない。
今回ティムールベクマンベトフというロシア人監督が演出している。
個人的には初めてだが、なかなかの奇才だと思う。他の作品にも注目したい。
ハンコックはロスが舞台で、ウォンテッドはシカゴが舞台であった。シカゴ舞台の場合、目がなれるまでニューヨークかな?どっちかな?と思う。途中で跳ね橋が出てきて、シカゴと確信した。映画「ブルースブラザーズ」に跳ね橋を車が飛んでいく場面が出てきたので間違いない。
ロスと比較して、シカゴの場合、ループ鉄道がある分、アクション場面の引き出しが多くなる気がする。アンジェリーナジョリーが自由自在に鉄道の上を走り回るのはかっこいい!!