映画「バーティカルリミット」は2000年のk2登山をテーマにした映画だ。
後輩から勧められた映画、この当時異動まもない時期で仕事が忙しかったのか?全然ノーマークになっている。日本でも39億円の興行収入だから割とヒットしている。雪山の登山がテーマというと洋画でいえばシルベスター・スターローン主演「クリフハンガー」やクリントイーストウッド主演「アイガーサンクション」などが自分のお気に入りだ。その話をしていたときにこの映画の話題が出た。
見てみると、なかなかの迫力だ。映画の製作費が7500万$でけっこうかかっている。主演級はいない配役だけど、このレベルの撮影するとなると金かかるんだろうなあ。
3年前、ピーター(クリス・オドネル)はロッククライミング中の事故で、自分と妹のアニー(ロビン・タニー)を救うため、父親の命綱を切った。現在、その苦悩から逃れようとするピーターは、山を拒否し、写真家になっていた。一方アニーは登山家になり、アイガー北壁を登頂し、登山家だった父親の夢を追っている。
2人はパキスタンで再会、アニーは世界第2の高さを誇る難関K2に挑む。一隊は標高8000メートルのところで、雪崩で氷のクレパスに閉じ込められてしまう。アニーの一隊は絶望と思われたが、ピーターとモーリス信号で交信ができた。生存していることが分かる。しかし、場所は特定できないし、クレパスをこじ開ける方法はニトログリセリンで氷を爆破するしかない。しかも、危険物を背負って登山しなければならない。ピーターが頼み込んでも、誰も救助に名乗り出なかった。しかし、行ってくれたら50万$だすという話が出て、ベテラン登山家のスキップ(ロバート・テイラー)と看護婦で登山家のモニク(イザベラ・スコルプコ)、ポーターのカリーム(アレクサンダー・シディグ)ほか、計6名で救出部隊を結成。3組に別れ、それぞれが、K2の遭難地点を目指すことになった。タイム・リミットは22時間しかないが。。。
いきなりロッククライミングの事故を映す。初心者のミスで親子3人が巻き込まれ、これ以上の体重負担があるとロープが切れて3人とも転落してしまうと、父親は息子に命綱を切るように言う。妹の悲鳴をあげた抵抗にもかかわらず父親の意思に従って切り、2人が助かり父は転落死する。
最初から緊張感のあるシーンを見せてくれ、一気に引き込まれる。でもこのシーンに何か意味があるのか?と思っていたら最後で判明する。
途中でニトログリセリンを運ぶという設定となり、フランス映画の名作「恐怖の報酬」をすぐさま連想する。500KM先の油田爆発の火消しのためにイブモンタンがトラックでニトロを運ぶ。途中は難関だらけである。振動が起きたら爆発する。この映画はおもしろい。たぶんそれを意識して、ニトログリセリンの使用を氷の破壊という設定に応用したのであろう。
登山映画の特徴として、こちらまで危なっかしいなあと感じさせる絶壁のシーンが連続する。
背筋がぞくぞくする。
雪山の映像はとらえる撮影は見事で、危機一髪のシーンには常にハラハラさせられる。
しかも、この映画は登場人物を平気で何人も死なせてしまう。
正義の味方なのに。。。と思いながら谷底へ突き落とす。このあたりは展開を読みづらくする。最終的にはきっと遭難現場に行きつくと思うけど、本当にうまくいくのであろうか?と自分に感じさせてしまうし、うまくいってもその後に次の難関と物語としての構成はうまい気がした。
後輩から勧められた映画、この当時異動まもない時期で仕事が忙しかったのか?全然ノーマークになっている。日本でも39億円の興行収入だから割とヒットしている。雪山の登山がテーマというと洋画でいえばシルベスター・スターローン主演「クリフハンガー」やクリントイーストウッド主演「アイガーサンクション」などが自分のお気に入りだ。その話をしていたときにこの映画の話題が出た。
見てみると、なかなかの迫力だ。映画の製作費が7500万$でけっこうかかっている。主演級はいない配役だけど、このレベルの撮影するとなると金かかるんだろうなあ。
3年前、ピーター(クリス・オドネル)はロッククライミング中の事故で、自分と妹のアニー(ロビン・タニー)を救うため、父親の命綱を切った。現在、その苦悩から逃れようとするピーターは、山を拒否し、写真家になっていた。一方アニーは登山家になり、アイガー北壁を登頂し、登山家だった父親の夢を追っている。
2人はパキスタンで再会、アニーは世界第2の高さを誇る難関K2に挑む。一隊は標高8000メートルのところで、雪崩で氷のクレパスに閉じ込められてしまう。アニーの一隊は絶望と思われたが、ピーターとモーリス信号で交信ができた。生存していることが分かる。しかし、場所は特定できないし、クレパスをこじ開ける方法はニトログリセリンで氷を爆破するしかない。しかも、危険物を背負って登山しなければならない。ピーターが頼み込んでも、誰も救助に名乗り出なかった。しかし、行ってくれたら50万$だすという話が出て、ベテラン登山家のスキップ(ロバート・テイラー)と看護婦で登山家のモニク(イザベラ・スコルプコ)、ポーターのカリーム(アレクサンダー・シディグ)ほか、計6名で救出部隊を結成。3組に別れ、それぞれが、K2の遭難地点を目指すことになった。タイム・リミットは22時間しかないが。。。
いきなりロッククライミングの事故を映す。初心者のミスで親子3人が巻き込まれ、これ以上の体重負担があるとロープが切れて3人とも転落してしまうと、父親は息子に命綱を切るように言う。妹の悲鳴をあげた抵抗にもかかわらず父親の意思に従って切り、2人が助かり父は転落死する。
最初から緊張感のあるシーンを見せてくれ、一気に引き込まれる。でもこのシーンに何か意味があるのか?と思っていたら最後で判明する。
途中でニトログリセリンを運ぶという設定となり、フランス映画の名作「恐怖の報酬」をすぐさま連想する。500KM先の油田爆発の火消しのためにイブモンタンがトラックでニトロを運ぶ。途中は難関だらけである。振動が起きたら爆発する。この映画はおもしろい。たぶんそれを意識して、ニトログリセリンの使用を氷の破壊という設定に応用したのであろう。
登山映画の特徴として、こちらまで危なっかしいなあと感じさせる絶壁のシーンが連続する。
背筋がぞくぞくする。
雪山の映像はとらえる撮影は見事で、危機一髪のシーンには常にハラハラさせられる。
しかも、この映画は登場人物を平気で何人も死なせてしまう。
正義の味方なのに。。。と思いながら谷底へ突き落とす。このあたりは展開を読みづらくする。最終的にはきっと遭難現場に行きつくと思うけど、本当にうまくいくのであろうか?と自分に感じさせてしまうし、うまくいってもその後に次の難関と物語としての構成はうまい気がした。
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クリス・オドネル,ビル・パクストン,ロビン・タニー,スコット・グレン,イザベラ・スコルプコ | |