村上春樹がエッセイで絶賛したクリントイーストウッドの西部劇がある。
オスカー作品賞「許されざる者」より7年前につくられた85年の西部劇「ペイルライダー」である。基本的な流れはイーストウッドが圧倒的に強い「牧師」を演じ、攻め入られている集落を助ける話である。よくできた映画だと思う。
ゴールドラッシュのころのアメリカ西部、一攫千金を狙って金採掘をする集落に、他の集落の人間が攻め入る場面から映画はスタートする。15歳の少女ミーガンと母のサラは、サラを求婚するハルやその仲間とともにこの集落に暮らしていた。この日も山を支配する鉱山会社のラフッド社のいやがらせに遭ったのだ。その後、ハルが町に行き、買い出しに行ったところラフッド社の人間からまたいじめを受けていた。そこを通りかかったのがクリントイーストウッドだ。棒と素手で6人ほどいたメンバーたちをコテンパンにやっつけてハルを助けた。ハルはお礼にイーストウッドを集落に誘った。そこには恋人のサラと娘が待っていた。嫌がらせをする人間を撃退した話を聞いたので、暴力的な男と思った恋人のサラだったが、イーストウッドが牧師だということがわかり彼を歓待する。
その後コテンパンにやられた鉱山会社の御曹司がアンドレ・ザ・ジャイアント風の力の強い男をつれてお礼参りに来るが。。。。。
西部劇の名作「シェーン」を思わせるところもある。この映画では最初から拳銃のドンパチが続くという訳ではない。あわてずじっくりとストーリーを作っていく。85年の作品だが、70年代前半の作品と比較して現代的なスマートさを感じる。25年たった今と大きく変わらない。
なんせイーストウッドがかっこいいし、強い!
余計なセリフは排除して短い言葉で簡潔に話す。それがまた味がある。
「神と金両方には仕えられないぜ」「女の決心を待っていたら時間がかかるぞ」など
メモに書いておきたいくらいだ。
自分の記憶に薄いイーストウッド作品をちょいとまた追いかけるか
オスカー作品賞「許されざる者」より7年前につくられた85年の西部劇「ペイルライダー」である。基本的な流れはイーストウッドが圧倒的に強い「牧師」を演じ、攻め入られている集落を助ける話である。よくできた映画だと思う。
ゴールドラッシュのころのアメリカ西部、一攫千金を狙って金採掘をする集落に、他の集落の人間が攻め入る場面から映画はスタートする。15歳の少女ミーガンと母のサラは、サラを求婚するハルやその仲間とともにこの集落に暮らしていた。この日も山を支配する鉱山会社のラフッド社のいやがらせに遭ったのだ。その後、ハルが町に行き、買い出しに行ったところラフッド社の人間からまたいじめを受けていた。そこを通りかかったのがクリントイーストウッドだ。棒と素手で6人ほどいたメンバーたちをコテンパンにやっつけてハルを助けた。ハルはお礼にイーストウッドを集落に誘った。そこには恋人のサラと娘が待っていた。嫌がらせをする人間を撃退した話を聞いたので、暴力的な男と思った恋人のサラだったが、イーストウッドが牧師だということがわかり彼を歓待する。
その後コテンパンにやられた鉱山会社の御曹司がアンドレ・ザ・ジャイアント風の力の強い男をつれてお礼参りに来るが。。。。。
西部劇の名作「シェーン」を思わせるところもある。この映画では最初から拳銃のドンパチが続くという訳ではない。あわてずじっくりとストーリーを作っていく。85年の作品だが、70年代前半の作品と比較して現代的なスマートさを感じる。25年たった今と大きく変わらない。
なんせイーストウッドがかっこいいし、強い!
余計なセリフは排除して短い言葉で簡潔に話す。それがまた味がある。
「神と金両方には仕えられないぜ」「女の決心を待っていたら時間がかかるぞ」など
メモに書いておきたいくらいだ。
自分の記憶に薄いイーストウッド作品をちょいとまた追いかけるか