密かな楽しみ カフェでの盗み聞き

ボケ防止のルーマニア語が、とんでもなく速い進度で何時間も予習が必要になってしまいました。おまけに宿題。家にいると、なかなか勉強する気分になれないので近くのパン屋のカフェで勉強します。今日もコーヒー飲みながら、宿題をしてました。隣に遅いモーニングをとる前掛け姿のおばさん。そうこうしてると、知り合いのおじさんの登場。二人は、楽しそうにお花見のこと、知り合いの介護度４の老人の話とそのヘルパーのはなしなど始めました。どうもその男性は認知症の予防の薬も飲んでいるようです。しかし、見るところ誰でもが老化でそうなるだろうという程度のようです。多分、私も何年後か、医者から予防のため飲みなさいと言われそうです。鉛筆動かしながら、ふん、ふん聴いていました。この頃、男の人が女の人に混じって、楽しそうにお茶してる場面によく出会います。ダンス仲間、水泳仲間、コーラス仲間、そんな関係が話からうかがえます。おじさんがおばさん化してるようです。そして、何故かみな楽しそうです。ちょっと前は、若い男女の込み入った別れ話なんていうのもありましたが、今はとんとそんな場面に出くわしません。先日、年頃の息子を持っている知り合いの話です。近頃は、メールで別れたりするのだそうです。その人も驚いてました。道理で、喫茶店で盗み聞きの楽しみはなくなるはずです。

雨が降ったり、風が強かったりで怠けものの私はこのところスケッチもしません。やはり、旅にでないと描く気がでないのかなあ。