日々の事など

時には、旅人

CD 聴きながら

2013-07-07 | 日記
今回の旅行で買ってきたCDを、いつものごとくソファーに寝転んで聴きました。教会で買ったもの、国境を越えてすぐのドイツで買ったもの、クラクフの路上で買ったもの、4枚続けて聴きました。クラクフで買ったバイオリンのセンチ極まりない曲を聴いていたら、春に逝った友達のことがいろいろ思い出されてきました。夕方、その妹さんから樹木葬で、景色のよい場所に納めたことを知らされたばかりでした。いつもは、センチメンタルのものを小馬鹿にするのですが、今日はいけません。涙が止まらなくなりました。ちょっと、人生を斜めに構えて見ているようなポーズをとる人でした。しかし、私が大変な時に必ず現れて、さりげなく助けてくれました。強がっていましたが、中身は、繊細な優しい人でした。「私、春に死ぬわ。」という言葉に私は、遠くの方を見て聞こえないふりをしてしまいました。初めての職場で出会った友達でした。20代前半、楽しい思い出もたくさんあります。なんだ、このCDは。こてこてのセンチメンタルで私を泣かせたな。死ぬということは、だれかの心の中に記憶として残ることなのかしら。センチなバイオリンの曲を聴きながら、何度もティッシュで鼻をかみました。誰も見てなくて良かった!

今、1時46分。時差ぼけでしょうか、眠くないのです。そして、センチな曲聴きながら、涙、涙。
誰かに見られたら、かなり、恥ずかしい。