ときは清明、すべてのものが清らかで生き生きとする頃とあるが自然界はたしかにそうかもしれないが娑婆の人間社会はドロドロ、無明、煩悩の世界。トランプ大統領が誕生して3か月、どうやら口ばかりで何も実現しそうになく、日本の株価も2万円の壁の前でうろうろ。韓国は大統領が罷免、告訴され、次期大統領候補はまだ慰安婦問題を選挙の争点にあげ、北朝鮮はトチくるって核つき弾道弾をぶっぱなしかねない。この地球は限界にきているのかもしれないね。
4月8日はお釈迦様の誕生日、お花まつり、なんとかこの世をよくできないものか。つばくろが北からわたってきてまた子作りを始める。我が家の利休梅も開花し、カロライナジャスミンも黄色い花をつけ始めた。
太宰府政庁跡にいってみる。桜は3~5分咲き。これからの雨を予想して早くもかなりの花見客。
今年は満開に天気がよくないというまずいことになりそう。しかし、ひとつひとつの花弁は清らか、清明だね。
あまりじたばたせずに桜と対峙するとしよう。
さまざまなことおもひだす桜かな 芭蕉
まさをなる空よりしだれざくらかな 富安風生