ゴールデン・リタイアーズ

S20年生、後期高齢ゾーン、人生最終コーナー「遊行期」の
徒然残日写真録

130423 雨確実予報のなか牛深ハイヤ祭り1泊撮影ドライブ敢行、正解でした

2013年04月23日 | 趣味と交遊

ペンタックスISTDL フィッシュアイ10~17ミリ F8 250分の1 ISO100

去年は雨予測で夕日だめということで予約していた天草下田温泉、料理旅館伊賀屋さんをキャンセル、いけなかった牛深ハイヤ祭り撮影ドライブ。写真愛好会T氏の決断で断行。前日まで快晴。メンバーから2台車を出してもらい4名ずつ乗車。7時半に我が家の前に車を回してもらい元気に出発、筑紫野インターで2台が合流。午前中は晴れたり曇ったり。松橋インターをおりて266号線を不知火から三角に向かう。削った鉛筆のような係留ようの支柱が海面に立ち並ぶヨットハーバーに立ちより撮影。

持参の魚眼レンズでも撮影、面白い絵になる。

昼ごろ本渡に到着、雨が予報通り降り出す。とりあえず昼食。天草市役所そばの天草地魚料理の「やまもと」で海鮮どんぶり1000円。さすがに新鮮な魚にメンバー大満足。最初、駐車場満杯で隣のうなぎ屋が3台駐車可、わざわざ天草でうなぎもなかろうというTさんの決断でちょっと手間どったがやまもとで大正解。なにごとも的確な判断力がリーダーシップの決め手だね。さてこれからどうするか?当初は夕日スポット探索だったがそれはあきらめて雨の教会めぐりとあいなる。最初は海岸沿いの津崎天主堂。

霧雨に煙るキリスト教会。港を前景にした教会を撮って正面にまわる。こんな時にも結構観光客はいるものだ。教会内はミサも行われておらず静謐な雰囲気が支配していたがご多分に漏れず撮影は遠慮してほしいと立札。次は車で20分の大江天主堂。

きれいに整備された両サイドの花壇を登った先が天主堂。ここも晴れていたら坂道に牧師さんを配したいい写真になったかもしれない。夕陽八景のひとつ西平椿公園大が瀬の場所チェックをして料理旅館伊賀屋についたのは17時。

天草、下田温泉で100年続く老舗旅館、おかみさんの山崎利恵子さんは4代目になるとのこと。「おいしい食事とやすらかな眠り、気持ちの良いお湯」が創業以来の家訓らしい。さっそく旅装をといて浴衣にきがえて風呂へ。洗い場が4人分で広くはないが「沸かさず薄めず循環せず」の24時間源泉かけ流し。神経痛や冷え症にきくとか。全身の疲れをもみほぐして18時半から食事。冷えたビールが五臓六腑にしみわたる。とれたて地魚満喫コース13800円。つくり、にもの、やきものおさかな三昧。焼酎湯割り、酒熱燗がイセエビやひ緋扇貝、ぶりなどの刺身盛り合わせにピタッとくる。おしゃべりずきな仲居さんもいれてワイワイの2時間あまり、久しぶりのメンバーとの飲み語らいの時間、結構でした。旅館の前の酒屋さんで事前調達した酒つまみで2次会や2回目のおふろ。すっかりいい気分で眠りについた次第。翌朝5時に起床、朝ぶろで細胞を目覚めさせた後、Yさんをさそってカメラぶらさげ朝の散歩。今日は雨も上がり天気は良さそう。

湯の本橋というこの温泉街に初めてかけられた橋のたもとでコガモが三羽泳いでいた。その他の野鳥は雀以外遭遇せず残念。ちょっと足を延ばすと海岸にでる。朝の冷気が湯上りに心地よい。

波が岩にはじけて白いうずを作っていた。7時半出発の準備をととのえ朝食。温泉卵、ひじき、フグの一夜干しをあぶったもの、ゆし豆腐、味噌汁、つけもの、皆厳選された感じで大変おいしい朝食、結構でした。8時10分、牛深にむけ出発。10時からハイヤ祭りの2大メインイベントの一つ、漁船団海上パレードが始まる。車を飛ばして9時前に到着、駐車場や撮影ポイントさがしに30分。福岡でお世話になっているYフォトハウスのY氏もきておられ助言をうけおおいに助かる。

ペンタックスK-20D、絞りF8、シャッター250分の1、ISO100、WB太陽光

漁船団がいろんな上りを掲げてハイスピードで橋の下を走り抜けて行く。思った以上に早すぎる感じで、塊が撮れないのは予想外。おまけに眼前の前線が邪魔になる。左手の公園に移動して高台から撮る。

橋の下におり、今度は2台目のカメラで魚眼で撮る。

眼前を波しぶきをあげて漁船がはしりぬけてゆく。

11時すぎまでパレードの撮影。シャトルバスで総踊りの会場周辺に移動。とりあえず腹ごしらえ。うまい店の情報収集。結局、ちゃんぽんとカレーに落ち着く。13時から総踊り、30近い団体がハイヤ節のメロディにのって踊りあるく。観光客のために踊りの講習会が12時から1時間行われる。

会場周辺は暑いくらいの熱気。中央舞台ではさかんにパーフォーマンスが行われていた。いよいよ13時スタート。おおきなバルーンを先頭に踊り手がやってくる。ここも魚眼でパッチリ。博多ドンタクは一日中パレードが続くがここでは約1時間半のパレード。見るあほうに踊るあほう、同じするならおどなりゃ損損とは阿波踊りだがここもそんな感じ。

なかなかの総踊りであった。15時もとの場所に集合。これからの工程検討。岬の突端まで足を伸ばせば夕日の絶景地があるらしいが日没6時40分まで時間があり、たとえ撮影できても19時過ぎ帰路についたとして自宅には夜中12時をすぎる。これでは運転のメンバーの過重ワークになる。ということで帰路適当なところで夕日スポットを探ることで衆議一致。結局、天草五橋をわたって三角港をすぎて宇土のマリーナあたりを目指す。6時30分ごろ到着できたが残念ながら岸壁に阻まれ海中に没するサンセット撮影はできずヨットのシルエット撮影となり今回の撮影ドライブは終了。北熊本SAで熊本ラーメンをすすって筑紫野についたのは夜の9時半、運転していただいたTさん、Mさん、ほんとにお疲れ様でした。

 

 

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