ゴールデン・リタイアーズ

S20年生、後期高齢ゾーン、人生最終コーナー「遊行期」の
徒然残日写真録

130411 超寒い体育館での孫娘の新1年生、入学式に参列

2013年04月11日 | 辛口ひとりごと

孫娘の小学校入学式にカメラマンをかねて出席。朝8時車で出発、混んでいて8時半娘の自宅に到着。孫はすでに嬉々として大きなランドセルをおぶって家の中を歩き回っている。めざす小学校は歩いて3~4分ぐらい。玄関で記念撮影、あいにく雨がぱらついてくる。車で小学校グランドまでいき、受付にすすむ。孫娘は緊張しつつ母親と手続き。6年生がマンツーマンでつきそってくれる。卒業写真を撮りに行ったN小学校も6年生のとなりの部屋を1年生にして面倒をみさせるシステムをとっていたがこのU小学校も同じ方針のようだ。ベニアに身長の目盛りをいれて担任の先生がひとりひとり写真をとっていた。個人カルテの写真にも活用するのではないか。赤いランドセルを所定の棚において、自分の机に座る孫娘。どんな気持ちかな。担当の6年の女子生徒が絵本を見せたり、じゃんけんゲームをしたりして緊張をほぐそうと一生懸命。

教室には新1年生の目標がはられている。トイレに行く。ここにも掲示板。

6年間のロングラン勉強がいよいよスタート。9時半体育館に移動。会場は冷え切っている。足が震えてくる。いつもエアコンの効いた部屋で育っている新1年生も大変だろうね。石油ストーブをおいても効かないかしれないが震えながらだと校長の話もじっくり聞けないのではないか。いきなり国歌斉唱。1年生には何の説明もない。校長の前に教育委員会のあいさつ。こういう順番のようだ。皆さんを新1年生と認めますという挨拶。60年前の己の入学式はどんなだったかさっぱり記憶にない。校長のあいさつ、3組までの担任紹介。各クラス30名。全校で450名位いるらしい。

在校生の歓迎挨拶。代表の男子生徒。彼の発表が一番イキイキとして立派であった。型にはまった大人の感覚による入学式運営は味気ない。寒さが一層身に染みてくる。6年生のピアノ伴奏で校歌の斉唱、1時間弱で式は終了、生徒、来賓が退場したあと保護者は居残り。PTAの役員、委員会メンバーを決めるという。この寒い中、いい加減にしてよという気持ちだがコミュニティスクール、親ともども地域をあげて教育してゆこうとする方針にのっとるようで皆文句も言わない。こんな中でも立候補する人がいるもので意外とスムースにきまってゆく。6年間のうち1年は何かの役回りを担当する必要があるらしくそれなら楽そうな委員会に先にやってしまおうという背景かもしれない。記念撮影がはいり、クラスで説明を聞き、12時前終了。

震えがくるような寒さの中で、春爛漫のよき日にご入学おめでとうございますという教育委員長のあいさつ文を代理の来賓がそのまま読み上げている。状況対応で読み替えて挨拶するわけにはいかないのかもしれないが疑問に感ずる一コマではあった。

昼過ぎ雨もあがり家にもどる。嬉々として新しい教科書をひろげて目を輝かしている孫娘をみるとうれしい気持ちになる。すくすくと育ってくれる予感がする。家内が配布された1年生用の警報ブザーをチェックしていた。

 

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