ゴールデン・リタイアーズ

S20年生、後期高齢ゾーン、人生最終コーナー「遊行期」の
徒然残日写真録

121116 小石原へ、登り窯本焼きのためのまき割りにでかける

2012年11月16日 | 趣味と交遊

21、22日のT窯での本焼きのために小石原へまき割りにでかける。登り窯での40時間本焼きには膨大な薪がいる。住宅の解体廃材が集められており、それを薪割り機械で割っていく作業。陶芸クラブの新人だし、普通は電気炉で焼く陶芸教室がほとんどだが、本格的な登り窯で自作品を焼けるのが私の入会した陶芸教室の最大の売りらしい。なんでも体験してやろう精神で生きている私としては二つ返事でOKをだし、I氏の車ででかける。約1時間で到着、紅葉がきれい。気温は10度を割っており、作業場にはなつかしい薪式のストーブがたかれていた。あたたかい。

薪割りというとマサカリで1本1本割ってゆくというイメージで肉体労働をイメージしたがそれを薪割り機械がやってくれる。ただ割れた薪がどこに飛んでゆくか注意しないとけがをしかねない。なにせ解体廃材だから釘もでているし、異形サイズが多いの機械にセットするとき注意がいる。

何回かやってみるとコツがわかり、スムーズに作業がすすむ。割れた薪をサイズを合わせながらつみあげてゆく。両サイドは崩れないように井桁に組む。9時半から16時半まで作業、かなりの薪ができたがまだ倍以上薪を用意する必要があるらしいが残りは当日にまわすことにする

のぼり窯の原理は先生からまた講義をしてもらうことにしているが17時の神事からはじまり約40時間、1200度くらいの高温で焼き続ける。一番窯が1200度になると2番窯に熱風があがってゆく仕掛け。成形された陶器にかけられた釉薬が炎と空気、灰などがまざりあい、微妙な色合いを陶器につけてゆく。まさに神のみぞ知る創作の妙とか。21日から徹夜の作業が待っている。楽しみではある。ついでに夜の星座の運行を写真におさめればと思っている。

コメント
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