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神と自然と人間の共生
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日本国の祭りごと 

2016年04月09日 22時23分35秒 | コラム・人文
日本国の祭りごと 

日本国の実相を考える時、現人神である今上天皇陛下をぬきにして論じることは出来ない。
神武天皇の即位より日本の歴史上連綿として受け継がれたことが皇統譜に示されているが如く、
日本精神の根幹である丸い円の如く円満なるマコトの大御心である日本国天皇の理念は今此処に生きているのです。
今月四月三日紀元二千六百年大祭が橿原神宮で今上天皇をお迎えしてしめやかに執り行われ、
今上天皇陛下は皇后陛下、御皇族方々共々に神武天皇陵に玉串を捧げられ御参拝なされました。
大正五年以来の一〇〇年ぶりであることです。
古事記、日本書記にあらわされているが如く幽の幽なる天之御中主神より始まり、
天照大御神と現人神である今上天皇陛下とは御一体で在られます。
また身近な八幡大神、春日大神、住吉大神、稲荷大神、氏神、産土神等と枝岐(わか)かれて吾々と国民とつながっています。
天皇はまた国民である私達とも一体であると云う、君民一体であると云うことが日の丸にも現れています。
このことが日本国の生命であり理念であります。
これが日本国の本当の意味での民主主義であります。
政治も日本精神の根幹である丸い円の如く円満なるマコトの大御心を現すように真つり合わせないとなりません。
丁度天秤の両端が吊り合わないといけません。
民衆の心がバラバラで争って不統一では神の御心に叶いません。
天皇の大御心に寄り添い一つになり団結し、円満な誠心が顕れないと
善い祭り事(政治)は行なわれません。




まつりごといとまなき身は春の日をながきものと思はざりけり

すめ神にははつほささげて国民と共に年ある秋を祝はむ

 

                                           明治天皇 明治三五年

国譲り祀られしし大神の奇しき御業を偲びて止まず

                                        今上天皇 平成一五年 出雲大社に詣でて

大いなる世界の動き始まりぬ父君のあと継ぎし時しも

                                         今上天皇 平成十一年 歌会始

六年(むとせ)の難(かた)きに耐えて人々の築きたる街みどり豊けし

                                         今上天皇 平成十一年 阪神淡路大震災地訪問

あらたかや くにたみまもる なむだいしとうじ いまもおはします

                        
                                               弘法大師 空海
『注』
まつりごと・・・政務。
すめ神・・・国の神々。
はつほ・・・神嘗祭・新嘗祭に伊勢神宮はじめ各神社に新穀を供える神事。
年ある・・・豊年の秋。








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