夢から慈しみの世界へ

神と自然と人間の共生
神一元・善一元・光明一元の生活
人間の生命の実相は『仏』であり、『如来』であり『神の子』である

あなたがたは世の光である。・・・自己破壊からの救い(色欲的要素の強化)其の⑤

2018年11月29日 23時26分03秒 | 健康・病気・精神分析・心理学・先祖供養・霊的実在・心霊の諸相
街の広場には年末恒例のイルメネーションが現われ、

闇夜に顕われる煌きには不思議な魔力があります。

闇夜に発光ダイオードの淡い色が輝き、デザインが変化に富んでいて、

澄み切った冬の夜空のイルメネーションは人の心をかきたてる魅力があるようです。



自己破壊からの救い(色欲的要素の強化)其の⑤


交響曲第5番、ハレルヤコーラスなどの音楽、芸術、演劇等の事項は自己破壊に対抗する防壁の強化である。

音楽や、芸術に治癒的効果があると言うよりも、これ等によって喜びを感じたときには、つねに愛がそこに含まれており、

この愛を引き出してくるものは、それがなんであっても、そこには自己破壊に対抗して闘う要素がある。


仕事というものが攻撃を利用して行われるものであり、

しかも攻撃が自分に向かうのをそらせる役割を演じるものである。

仕事をすることは、それは創造的昇華となりうるのである。

社会福祉、伝道、医業など多くの職業は『色欲的本能』の表現が昇華されたものである。

このことは自分自身から外へ愛を導きだすことであり、

自分の身近にある愛の対象から、隣人へ愛を及ぼすことになるからである。

ここに言う隣人はイエスが『汝の隣人を愛せよ』と説いた意味である。

この隣人に対して、われわれの『原始的本能』はわれわれが敵対するようにさせるのであるが、

われわれの『自己保存的欲求』は、この人々を大切にすることを要請するのである。



柔和な人々は幸いである。

その人たちは地を受け継ぐ。


あなたがたは世の光である。


またともし火をともして枡の下に置くものはいない。

燭台の上に置く。そうすれば、家の中のものすべてを照らすのである。


そのように、あながたの光を人々の前に輝かしなさい。



          マタイによる福音書 5-5、14、15、16.(山上の説教より)