ラ・ヴィータ イタリア

イタリア:ベニスでの日常生活やベネチアンガラス工房のお店“L'albero”での出来事、イタリア&海外お奨めスポットなど

本日の出来事

2009-07-16 06:31:51 | ラルベロ(店)での出来事
イタリアでは気が付かずに洋服を前後逆さまに着たり、裏表反対向けに着たりして
あとから気が付くとその日は何かいいことがあると言う言い伝えがあるそうな

今朝、朝食後Pino“あっ、短パン前後逆さまにはいてた”と着なおしていた

すかさず私“じゃー今日は何かよい事あるかものね”と

日差しが強くなる前に私はスーパーへ、彼はに出掛けた

買い物をすませ夕食の下ごしらえして店に向かった

店に到着後

“どう、何か売れた?”と聞くと

“すこしペンダントが売れたよ”と

そしてすかさず私に小さく折りたたんだメモ紙を差し出した

“ははーん、きっと大物が売れたんだなー”と私

そのメモ紙開いてみると、ざーっと縦に金額がびっしり書いてあった

すぐには意味が良くわからなかった

“何これ?”と聞くと

なんと開店と同時に一組のブラジル人夫婦がやってきて
ペンダントばかり全部で20個ほど選ばれたとか

お手ごろ価格のものからラルベロシリーズまで
全部で450ユーロほどお買い上げ頂いたらしい

一人のお客様でこの金額はそうめったにない

その夫婦はPinoにこう言ったそうな

“ベネチアの街中を見て回りムラノ島も全部みたけど、
どの店も同じようなものばかり売っていて何も欲しいと思うものがなかった。

でもこの店の前を偶然に通りウィンドーの商品をみたらこれはガラスを愛してる人が
本当に作ることを楽しみながら作ったものだということが商品から伝わってきた
見てたら全部欲しくなると”

と絶賛していただいたそうな

その夫婦、自国ブラジルでは陶器のデザイン製作をしてるとか

物作りに携わる人にはPinoが作るものから何かを感じるようだ

この店のお客様の特徴
やはりデザイナーや物を作っている人が多いのはそのせいかもしれない

と言うことで短パン逆さまにはいて起こったよい出来事だった

Pinoは一日ごきげんさんだった!

蛇足になるけど、今日店に到着したときに

Pinoが
“佳奈枝、今日顔がなんかへんやでー”とじーと私の顔をまじまじと見て
“あーわかった!眉毛書き忘れてるよー”と言われた

暑さのせいかすっかり眉毛を書くのを忘れていたようだ
私の眉毛薄いから書かなかったら平安時代の麻呂のような間抜けな顔になる

そしてお手洗いに行ったときに気がつたのが
なんと私も下着(ガードル)を裏表反対向けに着用していた、、、、二人して同じことしていた!
へんな夫婦かも!


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