ラ・ヴィータ イタリア

イタリア:ベニスでの日常生活やベネチアンガラス工房のお店“L'albero”での出来事、イタリア&海外お奨めスポットなど

伊達男 ご来店!

2009-03-21 05:12:50 | ラルベロ(店)での出来事
だておとこ、、、漢字で書くと上記タイトルのようになる
直訳したらイタリアの男達となるではないか!(これは私の勝手な解釈)

辞書で調べたら人目を引く、しゃれた身なりの男。また、侠気(きょうき)のある男。侠客。とあった
総体的にイタリア人の男性はお洒落な人が多いのは事実だ、特にお歳を召した方がおしゃれなんだなー!

今日お店に伊達男が登場した!
御歳80才、元気いっぱいのブルーノというシニョーレ(おじ様)だ!

実をいうとブルーノはPinoの作品のコレクターの一人で
もう20年来の付き合いになるという
特に彼のラルベロをこよなく愛してくれている
出来上がった作品はいつもゴールドの枠にいれてジュエリーのように
仕立てて見につけていてくれる

今日は以前にオーダーしてあった作品が出来上がったので電話すると
ランチを一緒に食べようとにバカラ(たらを干したものを戻してベネチア風に料理したパテのような物)と
ワインとパルミジャーノチーズを持参して来られた

この人凄く粋な人で今回も私には卵型のチョコレートを持ってきてくれた
イタリアでは卵型のチョコレートはパスクア(イースター復活祭)の時に
プレゼントするそうな

ブルーノが前回この作品をオーダーに来たときも
私には黄色いバラの花を持ってきてくれてた

以前にブルーノがお勧めするレストランにPinoと食事に行ったときに
私達が着席したらカメリエーレ(レストランで給仕をする人:イタリアでは男性の仕事)がシャンパンを1本持ってきた
頼んでないよと言うと“ブルーノさんからの差し入れです”と
私達感激したのは言うもでもない!

いつも朗らかでダンディーなブルーノ
80歳になってもベネチアの街を背筋を伸ばしてスタスタ歩いている姿を
みると私達も歳をとってもこうありたいねと語り合った一日でした