ラ・ヴィータ イタリア

イタリア:ベニスでの日常生活やベネチアンガラス工房のお店“L'albero”での出来事、イタリア&海外お奨めスポットなど

2022年 脱コロナ!笑顔満載 ベネチア カーニバル開催 ②

2022-03-01 08:06:10 | ラルベロ(店)での出来事

2022年のベネチアのカーニバルは明日最終日を迎えます                                    

週末は近郊の街からも人が押し寄せ押し合いへし合い大混雑します

まるで“脱 コロナ”のお祝いの感じ

 

人々は長い冬を耐えてやっと光が見えてきた日常に

誰もが皆カメラを向けると最高の笑顔を見せてくれました

 

このカーニバルの楽しいところは誰でもいつでも好きな時に好きなだけ参加できる事

エントリーナンバーなんていりませんよ(笑)

 

見る人専門はどうしても最初は豪華絢爛な衣装の人に目が行きますが

ゆっくり目線と変えるとなかなか面白い人たちがいっぱいでした

 

豪華な衣装は借りるとかなり高額になります

でも仮装衣装は手作りでOKなのです!っていうかその方が面白い

本格的な手作りからシンプルながらもインパクトのあるもの

そして“欽ちゃんの仮装大賞”的な笑えるものなど2022年歩き回ってみつけたグッとな仮装を紹介

 

まずはこれ凄い発想だと思わず凝視した仮装

なんと古新聞で衣装を制作 ボリュームたっぷり

あっぱれ着るのも大変だっただろうなと

しかしよくバランスがとれていますよね

おそらく製作費もゼロに近いのでは?まさにエコカーニバル!

今年のカーニバルは晴天続きのお天気に恵まれていたので良かったですね

雨はもちろん霧や雪だと大作のこの衣装はボロボロ台無しになってしまいますよね

 

そしてこの方期間中何回かラルベロ店舗前→ ここ を通られました

おそらく近所に住んでおられるベネチアの人かな?

衣装に“ミニくまさん”いっぱいついています なかなか面白いアイデア

かわいいわ~何年もかけて集められた熊さんなんでしょうね

階段のぼるのも大変です、スカートめくってえっちらおっちら

先にはご主人の “くまさん” が待っておられました

シマシマの赤シャツから想像するに本業はゴンドリエーレかしら?

いいな~仲良し夫婦

こちらは奥様と雑談中、ベネチアは自転車乗り入れ禁止ですが

きっと自転車セットで仮装なのでしょうね

 

お母さんと娘

そしてサンマルコ広場には素敵なカップルがいらっしゃいました

熟年夫婦おしゃれ仮装でゆっくり広場をお散歩です

このままレストランに食事にいかれるのかしら?

奥様の満面の笑み!いいですね

 

若いカップルはキュートでかわいいピエロに変身!

たまらんわ~この笑顔!見ている私まで幸せな気分になりました

私はシャッターを押しながら心の中で

“よかったよね~日常が戻ってきて”ってつぶやいてました

 

一際目を引いたカラーコンビネーション“オレンジとトルコブルー”のおじさん

これラルベロの商品でもすごく良く売れるヒットカラーなんですね

だから目が行ったのかな(笑)?

前から見ていると気が付かなったのですがなんと

背中に特大の“ネジ”が刺さってました~(笑)

そうかブリキのおもちゃだったんだ~そういえばこんな色ありましたよね

グッとジョブ!衣装は奥様の手作りかな?

 

そしてママ友で仮装

通常の洋服の上からペアで手作りの服と黄色の帽子

たったそれだけでも目立っていましたよ!

そして日の丸が付いてる~なんて一瞬嬉しかったのですが

そんなわけないですね感染対策マスクの上に赤い鼻でした(笑)

 

パパ友?も頑張っていました

なかなかいいアイデア~、踊って欲しかった~

 

そして家族で仮装も、このキャラクター見覚えあるわ~

ミニオン

パパママと双子の赤ちゃん いい思い出になりますね

 

おじいちゃんおばあちゃんまで含めて総勢7人

子供たちも大喜び

ちびっこ海賊

カーニバル開始からづーっと探していた被写体“ミツバチ”

カメラを向けるとバッチリポーズ決めてくれました

めちゃくちゃかわいいのですこの年頃の子が着てると

期待の後ろ姿は?

うーん★三つ!お尻のぷりぷりがない~ 来年はクッション入れてくださいね!

てんとう虫と森の妖精

そして森の主まで

鼻に苔が付いているのにこだわりを感じます(笑)私こういうの見逃しません!

 

過去写真ですが仮装しなくても気分を味わえる“フェイスペインティング”

サンマルコ周辺で沢山の人が書いてます

今年はコロナ禍の規制で見かけませんでしたが来年は復活かな?

私も初めてのカーニバルで描いてもらいました~

これもお勧めです 上手な人選んで書いてもらいましょうね

 

そしてこの方黒一色でしたが結構目立っていました綺麗な方です

黒といえばこれカーニバルでは定番中の定番

カラスじゃないですよ

17世紀のヨーロッパで流行した死病:ペストの治療専門のお医者さんです

感染を防ぐため長い鼻に薬草を詰め込み治療にあたっていたとか

今も昔も同じですね防御服にマスク

 

他にもいろいろ

欽ちゃんの仮装大賞にでてきそうなカクテルの瓶2本

この人達は人にぶつからずに歩くの大変そうでした

美容師さんもこの時は衣装をきて張り切って仕事されてます

カットしてもらってる子供も気きっと嬉しいでしょうね!

という事で2022年のカーニバルは私も久しぶりに初心に戻って楽しみました

来年は日本からも沢山の方がベネチアに来られるように願っています

 

 


2022年 豪華絢爛 祝 ベネチア カーニバル 開催!①

2022-02-25 07:32:22 | ラルベロ(店)での出来事

2年前最高に盛り上がる最終日2日を残して突然中止になってしまった

ベネチアのカーニバル 

何が起こったのか理解できないままロックダウンに突入してしまいました

 

今年は屋外の仮装カーニバルは開催されています

少しづつ日常を取り戻し人としての楽しみをまた感じ始めています

 

来週の火曜日に最終日を迎えるカーニバルもどんどん盛り上がっておりますよ

 

ベネチアに長く住みながら一度もカーニバルについて書いてなかったことに

今頃気づいた私

と言う事で今回過去写真も含めてベネチアのカーニバルの様子をお知らせしますね

 

そもそもヨーロッパに全く興味がなかった私がベニスを知るきっかけになったのは

今から30年くらい前?

TVで斉藤由貴がナビゲーションする“ベネチアのカーニバル”の様子を見た時でした

 

海上都市ベニスそれだけでも絵になる街が

カーニバルで豪華絢爛に仮装した人達であふれまるで中世にタイムスリップしたような

様子に衝撃を受けたのが昨日の事のようです

 

番組を見終わったと同時に “私絶対にこの街に行く” と決意したのを思いだしました

 

その時はまさか自分が嫁にきてベニスに住むことになるなんて想像すらしませんでしたが(笑)

そして念願のカーニバルのベニスに来た時の感動は今でも忘れられられません

 

前置きが長くなりましたが下記22年前の写真から撮りためた物です

 

まずはサンマルコ広場

対岸にサンジョルジョマッジョーレ島を望む海沿いのエリア

ここ絵になるんですよね何もかもが

私の一番のお気に入り写真:2000年撮影(22年前)

男女仲良くペアで仮装している人が多いのです

勿論一人仮装も

そして広場にある超有名なカフェ・フローリアンの中はこんな感じ

これは先日撮影したものです(2022年)

カーニバル時の風物詩となっております

窓際席は衣装を身にまとった人達の特等席です

期間中はカフェの外は中を見ている人たちでごった返しています

 

広場の反対側にあるカフェ・ラヴェナも屋外席でミニイベント

今年はカーニバル復活できましたが屋内イベントはまだまだ開催できていません

コロナなんて微塵も感じさせないほど何事もなかったかのようです

サンマルコ広場で談笑

街をあるけば細い路地からふと現れる人達

カメラを向けると皆それぞれ決めポーズをしてくれます

フラフラ街歩きがすごく楽しいのです

こんな豪華絢爛な衣装を身にまっとた人たちは

専属のカメラマンが付いていたりするのです(カメラマンがモデルを雇う?)

カメラマンの後ろにそしらぬ顔で(笑)張り付き

バッチリ決めポーズのモデルの写真をちゃっかり撮影しておりました

 

ベネチアのカーニバルは本当にすごく楽しいです

この人頭にサンマルコ広場乗ってる(笑)

見る人も・参加する人も・老若男女皆この非日常を楽しんでいます!

京都の舞妓変身と同じような感じで旅行者も簡単に仮装できちゃいますよ

街の仮面ショップは大忙しです

最近では少し仮装も変化してきて日本のアニメっぽい?

是非来年はベネチアのカーニバルにいらしてくださいね

そしてついでに“L'albero Venezia”にもお立ち寄りください→ここ

お店の前も仮装した人たちが通り過ぎます

次回は今年見た仮装で

私が“この人凄い”と思ったファンタンジーとユーモアにあふれる仮装を紹介いたしますね

ここ数日仕事帰りにサンマルコ広場に立ち寄り面白い人はいないかと被写体を探しております(笑)

それもまた楽しい!

 

 


赤くて楽しいスーパーフード:ビーツ

2022-01-21 08:14:26 | イタリア:食材、レシピ

我が家の畑で5年ほど前から毎年栽培しているビーツ

イタリア語でBarbabietola又はRapa rossa

 

これ食べる輸血とかいわれるスーパーフードなんですよね

 

真っ赤な色から想像できるようにポリフェノールたっぷり

食物繊維にオリゴ糖

血圧を下げるカリウムや葉酸などなど

読めば読むほどスーパーフード

書くとながくなるので栄養面の詳細はググってみてくださいね

 

私がこの野菜を始めて食べたのはラルベロ→ここ の向かいにある

レストラン:Osteria Sataffa(新鮮な魚料理が自慢の地元の人もやってくる人気のお店)で

真っ赤で蒸してあるだけなのにめちゃくちゃ甘くて美味しい

驚きの甘さに自分でも作りたくなり畑で種まきからして作り始めました

発芽率ほぼ100%に近い

 

他の野菜に比べて手をかけなくてもすくすく育つ

夏と冬年2回収穫ができ、しかも虫にもあまり食われない

思えばあまり肥料も入れてない、定植まえに野菜カスでしっかり土づくりはしたけどね

 

収穫期がすぎてもそのまま畑に置き去りでも大丈夫

収穫しても日持ちすると いい事尽くし

 

でこれだけ収穫できたビーズをどうやって食べるかといろいろレシピを検索しいても

数年前まではボルシチ

このサワークリーム(プレーンヨーグルト)がめちゃくちゃ合うのです

かサラダくらいしかなかったレシピ

 

でもここ1,2年でいろんなレシピが掲載されるようになりました

その中でも面白いのがこれ天然の着色料になるのです

で遊び始めた私いろいろな物染めましたよ~

 

まずはビーツの冷製スープ ジャガイモ少しとビーズ多めで真っ赤です

彩に白の生クリーム ビーツを少な目にすると優しいピンクになりますよ

 

ギリシャの夏にはかかせないTzatziki(サジキ)→ ここ 

白とピンクで可愛くしてみました(ちょっと緩かった今度はもう少し固めに)

ポテトサラダもピンクに染めて、これだけ色付けしても味は普通のポテトサラダ

生ビーツと人参のラぺ (ひよこ豆はかさ増やしにあってもなくても) 

ミントを沢山入れるのがポイント

畑から抜いたばかりの新鮮なビーツで作ると格段に美味しく仕上がる

これ絶品です生食なので暑い夏でも火を使わず

切って味付けして混ぜて終わり簡単で美味しい

 

和食にだってできちゃうビーツと人参できんぴら

鳥ミンチのはさみ揚げ、日本はレンコンでつくりますね

ミンチも衣も白かったのに挟んで揚げただけで真っ赤に染まりました

 

そして私の一番のお気に入り “すし飯ピンク色“

サーモンの押し寿司見た目もバッチリ

ちょうど庭で育ち始めていたバジルと赤しその若葉が目に嬉しい

ばら寿司もピンク色で

ついでに葉っぱで握り寿司

さすが血管にいいだけあって見た目まじで血管 (ちょっとグロテスクかな:笑)

寿司酢に生のビーツのかけらを少し付けておくだけで驚くほどお酢が染まります

お寿司は桃の節句にいいですね

 

そしてイタリア料理にも赤いニョッキ

ゴルゴンゾーラのソースであえてみました、美味しかったのですが

見た目あまり綺麗じゃないのでこれは次回の課題

 

ピンクのリーゾフレッド

これ夏定番のイタリア風のバラ寿司です

イタリアはお米をサラダのようにして食べるのです

 

そしてリンゴジャムもピンクに染めました

ジャムは保存して長くおいておくと色が抜けてしまったので

作ったら1か月くらいで食べたほうが色楽しめますね

 

どれもビーツの味が際立つこともなく色が染まるので

遊ぶにはもってこいです

パーティー料理にも役立ちそうですね

 

さて次は何をそめようかな~

また新作できたらアップしますね

 


ベネチアンガラス 貴重なパスタ:モスグリーンとからし色

2022-01-10 02:53:26 | ベネチアンガラス

ひとえにベネチアンガラスと言っても多種多様

材料だけでもいろいろな種類があります

 

勿論一番有名なガラスはお花模様のガラス:ミッレフィオリ (主役)→ ここ ですが

主役を引き立てる名脇役のガラスが沢山あるのです

 

かなり以前に紹介したオッパリーノ:パステルカラーもその一つ → ここ

 

今回はパスタについて

パスタと言っても食べるパスタではありませんよ(笑) 

ベネチアンガラスのパスタカラー

いわゆる光が透らない不透明な一色のガラスをパスタと呼びます

 

ラルベロには赤・黒・青・黄色などなど

絵の具のように色とりどりのパスタガラスの在庫が沢山あるのですが

 

そんなパスタにもとても貴重な色があるのです

貴重な色・モスグリーンとカラシ色

私がイタリアに来るよりもはるか以前にPinoが入手していたこの材料

工房でも残り僅かとなりかなり貴重な材料となってきております

 

特にこのモスグリーンはムラノ島のガラス材料屋に仕入れに行くたびに

確認するのですが “その色はないね~” と

と言うよりももう作りだせない色になっているようです

 

青みがかったモスグリーン(下記)は手に入ったのですが違うんだな~

 

この深い色のモスグリーン(下記)がいい色なのです

そしてこのガラスは焼くと薄く渦巻模様がでてくるんですよね

これがまた作品にいい味出してくれるんです

シックな作品に仕上がります

 

カラシ色も同じく焼くとうっすら渦巻

昔の古い材料は焼くと渦巻模様がでてくるものが多いです

 

今では幻となってしまったパープル:この色はもう工房にもありません

やっぱり渦蒔いてます~

こうして見ていると本当に良い色だわ~欲しい!

 

そしてこのこげ茶色もかなり古めの材料

アンティークミレフィオリをふんだんに使った→ ここ 

ラルベロスペシャル:アフリカの木 です

乾いた大地をイメージして使用したこのこげ茶パスタ

いい味出してくれました

 

そして私の宝物YUNIK(スイス時計:ラルベロオリジナル)→ここ にも一部使用しました

もちろんこのグルグル渦巻模様を計算して使用

実はこの時計は “こんな色の時計が欲しい” と私がデザインしたので

思い入れいっぱいなのです

 

言い出したら切りがないですねガラス奥深いです

 

そしてこの貴重なモスグリーンを使った特大ラルベロ(最新作)がこちら

現在店頭在庫ございます(2022 1/10 現在)

この特大サイズもなかなか制作数が少ないです(現在これのみ)

しっかりグルグル渦巻でております

 

私達がガラスのカメオと呼んでいるこのシリーズ

身に着けて頂くと存在感たっぷりです

 

下記写真大きさ比較です

右端:ノーマルサイズ (価格:42ユーロより)

中心:スペシャルシーズ(2022年1/10現在庫あり:価格180ユーロより)

左端:スペシャル特大サイズ

 

モスグリーン特大ラルベロ店頭価格 250ユーロ(付属簡易ネックレス付)+送料13ユーロ

日本へも発送可能です(日本円にて銀行振込可です)

スペシャルシリーズ現在他の色&デザインで豊富に在庫ございます

数が多すぎてすべて掲載するのは無理なので

個別メールにて写真送付いたしますので、

その他ご希望の物がございましたらお気軽にお問合せくださいませ

 

メールアドレス: infoアットalberovenezia.com (アット部分は:@に変えてくださいね)


2022年 新年明けましておめでとうございます。

2022-01-01 08:21:36 | ラルベロ(店)での出来事

2022年 新年明けましておめでとうございます

今年もL’albero Venezia共々どうかよろしくお願いいたします

最近二人で撮影している写真が少なくいつもの夏山の写真です

コロナ禍でも夏山だけは欠かせません(笑)

 

思い起こせばコロナ禍2年目の2021年も

あっという間に過ぎ去ったように感じます

 

何度かあったロックダウンも今となっては懐かしい感じ(もう嫌ですけどね:笑)

きっともう二度とこんなことはないと信じたいですね

 

何が起こっているのかよくわからなかった初年度2020年

パニックから抜け出したものの収束しそうで終わらないコロナ禍2021年

長引くコロナ禍で人々の間で言い争いやいがみ合いも日常茶飯事

 

もうこんな状況は2021年で終わって2022年こそ明るい未来 

脱:コロナ禍であること願います

 

今年の年末年始お店:L’albero Veneziaは開店しておりますよ

 

昨日(12/31)の陽性者数:14万人(先週まで数万人だった)ってことですが

正直あまり実感もなく数字的には慣れてきております(笑)

今のところ至って普通に暮らしております

 

今日も張り切って出勤です!Veneziaこんな状況下でも観光客結構入っています

さてお正月明けはどうなっているのでしょうかね?

 

 


2021年 ベネチア:クリスマスイルミネーション

2021-12-22 08:35:56 | ラルベロ(店)での出来事

2021年早いもので今年最後の一大イベントNatale(クリスマス)まであと3日

この時期にベネチアにいるのは今年で3回目

 

サンマルコ広場のクリスマスイルミネーションを見ておこうと

Pinoと二人向かったのですが、、、、

え~って結果でした

コロナ禍が長引いている影響がもろにでておりました

 

個人的には色とりどりに輝くツリーより

こんな風にしんみりと輝いているツリーのほうが好きなのですが

2018年にみたツリーと比べると、、、、

 

ならばと街中で素敵なクリスマスウィンドーを探そうと数日歩いてみました

ありましたよ可愛いのが

こちらVeneziaで一番有名な生地屋さん

自社の生地でツリー制作&イルミネーション

お昼間だったのでライトの威力が解らなかったのが残念

ゴールドも輝いていましたよ

目を引いたガラス食器

下を見るとツリーに飾るガラスボール玉、結構大きいです(ソフトボールくらい)

ベネチアンガラスのソッフィアート→ ここ と言う吹きガラス技法です

ツリーに飾りつけても重くないように薄く吹き上げる事ができるのは

ベネチアンガラスの大きな特徴です

レストランの窓際には

ミニサンタが呼び込みしてしていました(笑)

通勤途中にあるレストラン運河に映っているライトが綺麗

橋のたものとにある屋外席

夏場は予約必須の人気の席となってます

 

Veneziaのオリジナルデザインが人気の靴屋さん

ここの靴ほんとにデザインがいいんですよね、ユニークなデザインが多いです

 

実はこの時期近くの街にクリスマス旅行でもしようかと計画していたのですが

オミクロン株の怪しい動きに計画は取りやめ

ならばと近郊の街:Trevisoにクリスマスイルミネーションを見に行ってきました

これがなかなか良かったのです

 

運河に浮かぶハートが可愛すぎました

街のお肉屋さんは生ハムに赤いリボン、食材の間にサンタもいます

こんな演出を見ているとクリスマス気分が盛り上がりますね

 

シンプルで私のお気に入りの飾り付けがこれ

流れる白いライトとグリーンがいいな

どこも個人商店は頑張っていますね

 

街の朝市ではこの時期ポインセチアがガーンとならんでいます

衣料品も

ちょうどミニコンサートありました

決して上手ではなかったのですが(ごめんなさい)

足が止まってづーっと聞き入ってしまいました

 

楽器を弾いてる人たちは昨年はコロナの恐怖で家で息をひそめてこもっていた年代の人達です

 

今年はこうしうて外に出て日常を取り戻し始めてます

そう思ってみているとなんだかしんみりしてきた私です

来年はきっと今年より良くなるはずですね

 

で肝心のラルベロは?→ここ

えーっと恥ずかしながら全く飾り付け無しです

「あかんやーん!なにしてんのーん」って声が聞こえてきます(笑)

今回もなんとか色でごまかしました

実は現在ラルベロは9月中から工房奥を改装中で(詳細はまた後日に)

クリスマスまでには終わらせるって言っていたPiさんですが

いまだに継続中です毎日埃だらけになるため飾るのはあきらめました

せめて作品だけでもクリスマス的なものをと思い沢山作ったにもかかわらず

最終仕上げができずに工房奥で眠っております(涙)

 

一年後はどうなってるんでしょうね?

私は日本にいてると思いたいのですが(笑)

 

 

 

 

 

 


La Repubblicaイタリア新聞社より発行 VeneziaガイドブックにL’albero 掲載

2021-12-06 03:13:08 | ラルベロ(店)での出来事

2021年11月30日にイタリアの新聞社(全国紙):La Repubblicaから創刊された

Veneziaのガイドブック:VENEZIA MAXIMA に

L’albero VeneziaのPinoがVeneziaのArtigiano(職人)の一人として紹介して頂きました

 

500ページ以上にも及ぶ分厚い本にはVenezia&周辺の島を中心とした情報が満載

正直ツーリスト向けのガイドブックというよりも

Veneziaをこよなく愛する人向けのマニア本って感じでしょうか?

 

世界中コロナ禍で激変してしまった観光地ですが

リアルタイムのVeneziaの情報が掲載されています

現地イタリア人から見た真のVeneziaガイドブックです

https://inedicola.gedi.it/prodotto/le-guide-di-repubblica/

 

各分野総勢20名のArtigiano(職人)の中でガラス職人はPino含めて3人

コロナ禍のあとは大量生産の物ではなく

失われつつある職人の“ 匠の技 ”が再び見直されるようになること願います

 

イタリア国内では街中にあるEdicolaや本屋で購入できます

勿論Amazonでも

9月に受けた取材の最後にPinoが

“ところでどうしてL’albero Veneziaのこと知ったの?”と質問

 

答えは

“取材にあたりいろいろな人に誰が良いか聞いたら何人もの人からL’alberoVeneziaのPinoがいいよ”と

 

こう言う話を聞くとほんと嬉しいですよね!

職人冥利に尽きますね

Piさんこれからも頑張ってね

これからも地元Venezianoに愛されるL'albero Venezia であり続けたいと思います


2021年 Pergine Valsganaの おすすめ レストランAl Moro 

2021-11-27 03:05:25 | 旅行:イタリア山バカンス

今回の旅で私達のツボにはまる素敵なガーデンレストランに出会いました

Osteria Al Moro

 

ランチのみの営業で夜はやっていません

予約は基本できず直接行って並ぶしかないのですが

結構広いレストランなので多少人が待っていても比較的すぐ中に入れます

 

何がツボにはまったかというと

この庭にあるブドウやキウイがたわわに実る庭での食事 (庭での食事はシーズンのみ)

お天気も快晴でフルーツが実っているバッチリのタイミング(8月中旬)だったようで

美味しいそうなフルーツが手の届くところに綺麗に実っていたのです

(勝手に食べてはいけません:笑)

 

ブドウ棚は結構あらちらこちらでよく見かけるのですが

 

こんなに立派なキウイが実っているOsteriaは初めてみました

そうイタリアではキウイも生産しているのです

 

かなり人が並んでいたのでアペリティーボでもして待とうという事で

通してもらった場所がガーデンの一角

その先にレストラン席が続いています

ふと見ると干し草のソファーがあるので座ってみたら

座った瞬間“ふわ~っ”とてもいい干し草の乾いた匂いが

 

思わずハイジが山の家で干し草のベットに寝ていたシーンがよみがえりました

ほんとうにあの太陽で干された良い匂いが今でも脳裏に残っています

もうこれだけで100点満点あげたいところですが

 

肝心のお料理も文句なしに本当に美味しかった

そしてびっくりしたのがお値段:めちゃくちゃ安い

 

これ私が頼んだ“Stinco di Maiale al forno :豚すね肉のオーブン焼き”

なんとこれで 付け合わせの野菜の煮込みとポレンタもついて8.5ユーロ=1000円ほど

 

Pinoのラザニアもビックサイズで8ユーロと

涙もののお値段

 

そして店員さんもすごく愛想よくて親切

至れり尽くせりでもうほかのレストランを探す気もなくなり

Pergineにいるときは通いつめました

 

もしこの街でランチすることあれば絶対にお勧めしたいOsteriaです

夏場ならガーデン席で食事、ガーデンで食事できなくても

屋根のある屋外席もブドウ棚があり素敵です

Pergineは小さな町ですがお城もあって宿泊もできるようです

ベニスからもう少し近かったらランチを食べるだけに通ってしまいそうです

 

安くて美味しくて綺麗で親切な4拍子揃った

Osteria al Moro  → ここ 


2021 夏山バカンス おまけ Trentino Valsugana

2021-11-25 07:24:44 | 旅行:イタリア山バカンス

コロナ禍2年目の2021年の夏

毎年7月上旬に済ませる山バカンス

 

8月中旬友人からの電話

“Pino、Kanae 私達の借りた山アパートにこない?

好きなだけいたらいいよ私達は数日だけ一緒に過ごしてであとはギリシャに行くから~”

と嬉しいお誘い

 

毎年この時期は繁忙期

ラルベロでのベネチアンガラス体験工房の予約がかなり入ってくるので

休みを取るのは至難の業

ところがコロナ禍で日本人はじめアジア系の観光客は全くいないので

体験の予約もほとんどない

 

これは絶好のチャンスと二つ返事でOK

 

で行先はトレント近くのPergine Valsugana (ペルジネ・ヴァル スガーナ)

ベネチアから列車でBassano del Grappaで乗り換え(バスか列車:時間による)Pergine駅にて下車 約:3時間

 

時間はかかるけどすべて鈍行のため片道約10ユーロでこじんまりとした街Pergineへ

ここはまだ標高も200mの為暑い

 

ここからバスに乗って目的地のBedolloへ

標高1000mでやっぱり涼しい

周りにいつもの岩山はないけれどのどかな山の風景

 

やっぱりいつ来ても山はいいわ~

こんな庭のある一軒家で1週間過ごすことに

家の周りにはバラエティー豊富なお散歩コースが沢山

 

近くにある湖(Lago di Serraia と Lago delle Piazze)の散歩

 

裏山から続く山手にはベリー系の農家が沢山

壁にはブラックベリーの壁画が

黒くなる前のブラックベリーが沢山実っていました

これ熟れるととても美味しいのです!

 

近くのお散歩道には木の切り株がアートになっていました

さすがイタリア!切りっぱなしではなく手が入っています!

いつものPiさんコレクションまた1枚増えました

翌日は少しトレキング

バスでBrusagoまでそこから標高1678mのMalga Stramaioloへ

誰もいない山道をゆっくり登っていくとこの時期旬の野生のラズベリーがあちらこちらに

どこを見ても真っ赤なラズベリーがいっぱいで

私もPinoも食べながら収穫

お腹に入りきらない分はお持ち帰り

いたるところにラズベリーの森がありすすぎて

持っていったケースはあっと言う間にいっぱい

このケースあと20個くらいは必要だった(残念)

 

山頂の山小屋でランチしてCentraleへ下山

途中不思議な花も咲いていました

花の中に花が咲いてる~

一日ゆっくりコースです

 

持ち帰ったラズベリーはその場でジャムにして翌日から毎朝パンにと一緒に完食しました


2021 Monte Elmoから国境越えオーストリアへ

2021-11-22 08:21:31 | 旅行:イタリア山バカンス

私達の宿泊エリア Sesto/Mosoから

国境越えと言うほど大層なものではないのですが

尾根伝いにオーストリアに足を突っ込みそのまますぐにイタリアに戻るコースです

 

出発はSestoから出ているロープーウェイにのって一気にElmo山の頂上に

この頂上にある山小屋:Monte Elmo(モンテエルモ) 2050mには

かなり昔に行っているのですが→ ここ

 

8年ぶりに行ってみると綺麗に改装されていて山小屋周辺にあるミニ散歩コースも沢山あって

子供やお年寄りでも一日楽しめるようになっていました

 

綺麗な景色はみたいけど歩きたくないのよ~って方は

快晴の日に一気にロープーウェイで上がって美味しいランチ食べて

食後のお散歩、そのあとまたロープーウェイで下れば有意義な一日が過ごせます

 

で私達はMonte Elmoから尾根沿いにオーストリア領のRif.Silianer Hutte:2447mへ

ルート4からRif.Gallo Cedroneを通過して

ルート3に進んでいきます 

振り向くと8年前途中棄権したHelm Monte Elmo:国境監視小屋が遠くに見えています

そしてここ国境

途中ランチ休憩しながらゆっくり歩いて約1時間半ほどで

見えてきました

目的地のオーストリア領のシリアンヒュッテに到着

頂上ではワンちゃん連れのお兄ちゃんや

マウンテンバイクおやじ

皆それぞれに楽しんでいます

私達もちょっと一休みして

下りの乗り場ロープウェイのあるStiergarten:2092m目指して下山開始

下山そうそうここは国境なんだと感じるこんな建物

そのまま道なりに行くと強風で方角も曲がってしまったボロボロの標識

間違わないように下山道を確認して進んでいくと

あとはもう山は私達の貸し切り状態

前からも後ろからも誰も歩いていないドロミテ貸し切りの醍醐味の瞬間です

少々きつめの下りをゆっくり歩いていくと

目前にはお花畑が広がり

いたるところに花が~

先には目的地のロープーウェイ乗り場が見えました(一安心)

Monte Elmoから出発して途中ランチ休憩入れて4時間半~5時間ほどのコースです

そして到着

今回はこれに乗って下山です