うさたろうの 気儘なフランス散歩

2年の予定が丸7年。赤貧学生としてのフランス生活にも終止符。約4年8ヶ月続けてきた日記、改め、気儘なフランス散歩…

美味しいランチに舌鼓

2006-02-24 06:02:14 | フランス(食べ物・飲み物)
私ったらホント間抜け。
今日は、美味しいものの写真を紹介できるわ!と思っていたのに。

食べるのにスッカリ夢中になり、最初のアントレを辛うじて撮っただけ。
デザートを食べ終わったときに、あれ?
そう。
膝の上にずっとカメラを構えたままだった。。。
それを気づかないなんて。ガックリです。



ま。気を取り直して。今日のランチのご報告と行きましょう。
日本人のお友達と、前々から美味しいフレンチを食べに行きたいね!と話していたのでした。
(勿論、私たちは学生なので、一般の方達のフツー食レベルの、であります。)

夜より昼のほうがずっとコストパフォーマンスがいい。
それに、彼女の中国人の彼(ディジョン住い)も、是非僕も一緒に行きたい!と言っていたので、彼がパリに滞在している間に。
というわけで、お互い午後の授業がない今日、決行することに。

余談ですが。
…朝一にあるはずの授業に行ったら、半分しか生徒がいない。
先生も来ない。
事務室に問い合わせると、その授業は急遽午後に変更になったとか。
そんなぁ~、ひどい!
だって、たった15人ばかりなんですよ、生徒って。
メールででも全員に知らせるべきですよ
真面目な私としては、ランチの約束を変更しようかと一瞬思いましたが、
折角楽しみにしていたんだもの、今度いつになるかわからない
「ええぃ、行ってしまえ!」と1回目のこの授業をさぼってしまったのでした


つまり、背徳のランチ気分でありましたが。
洋服も着替えて、ルンルン♪約束のお店に向かいました。
時間は彼女の授業に合わせて、1:30。
家から出てきた、彼女の彼とはレストランの前でバッタリ。
ドアを開けると…
うわぁ!満杯
その、こじんまりとしたそのお店は、所狭しとテーブルが並び、ランチの楽しげな雰囲気に溢れています。

とりあえず、私たちは3人であることを告げ、急いでないので空くまでゆっくり待ちます、と。
すると、お店のマスター(だと思う)がカウンター内に入り
「待つ間、赤ワイン1口でもどう?」
当然、「喜んで!」です。

そうこうしている間に、彼女も到着。
しかし、フランス人の食事はゆっくりですからね、なかなか3人が座れる席が空かず、更に待つこと暫く。
お腹もぺこぺこにすいたところで、席につくことが出来ました。

早速メニューに食い入る私たち。
メインだけ、或いは前菜2品で12ユーロ。
前菜とメイン、或いはメインとデザート、で14ユーロ。
前菜、メイン、デザートだと18.5ユーロという値段設定。
折角だから全部食べようよ!

前菜もメインも5種類ずつくらいある中から、それぞれ選びました。
私と彼女は、前菜に南瓜のクリームスープ。(写真手前)
彼は野菜のタルトを。(写真奥)

メインは、彼女がタルタルステーキ。
彼が牛肉のステーキ。
私は、子羊のシチュー(←名前忘れました)。
そして飲み物は…私が「ワインもしっかり飲むわよ!」と前もって宣言していた通りです。
(彼女は1口しか飲みませんけど。…因みに昼は瓶に注いで供されるテーブルワインしかなかったようで。それを結局2瓶いただきました。)

…つい詳しく聞きそびれましたが、彼女が本で見つけたという、このお店。
とっても良かったです。
是非また来たいなぁ、って。
とにかく、どれもこれもとっても美味しいんです。
ちゃんと仕事がしてあって、味付けもそれぞれスゴクよくできている。
(デザート(←大変満足しました。特に、お店の人の一押し・オレンジキュラソーの効いたスポンジケーキ)も全て、他の二人のチョイスも味わいました、えへっ、お行儀悪い?)

調理する方は、なんと日本人がお二人。(その他にも?)
とにかく、最後のほうにフロアに出ていらして、他のお客さんたちとお話してましたから。

お味も、雰囲気も、サービスもとっても感じが良かったし。
すっかり大満足の態で、冷え込んだドンより曇り空の下でも何のその、足取り軽く帰宅したのでした。


…普段はなるべく切り詰め・節約の学生モードですが、こうして美味しいものを気楽な気分で仲の良いお友達と食べるのって、やっぱりスバラシクいいもんですね。



暫くして追記:やったぁ!!!
今、女子フィギュアスケートが終わりました。
スゴイ、荒川静香さん!金メダルっ。

とっても綺麗でしたねぇ。
落ち着いていたし、優雅な演技でした。

…それに。
うふっ、一昨日書いたジェスチャア、今日はほんのちょっとスゴク控えめにしかしなかったので、嬉しかったかも
誰か言ってくれた?(うそうそ…)

あぁ、楽しい1日でございました