うさたろうの 気儘なフランス散歩

2年の予定が丸7年。赤貧学生としてのフランス生活にも終止符。約4年8ヶ月続けてきた日記、改め、気儘なフランス散歩…

食材の買出し

2006-02-16 06:24:56 | フランス(食べ物・飲み物)
ほんの少し青空が覗いた時間もありますが。今日は殆ど1日
暖かいのは本当にありがたい、と思うけど。
う~ん…雨はやっぱり、ね。
お陽様に早くお目見えして欲しいけど、今週一杯お天気予報は雨です。。。
ちょっとウンザリ。


さて。そんな雨降る中、今日は中華街と、オペラ座界隈に日本食材の買出しに、と出かけてきました。
日本に一時帰国したばかりなのに、そんな必要があるかって?

それが。あるんですよ。
帰国前は、試験だったので、いろいろ備蓄品(?常備調味料類)が切れてもそのままガマンしてました。
それに。その後留守かも、と思っていたので、なるべく食べ物はないほうがいい、と。

ですから、戻ってきた今、無いものが結構あったのです。
…飛行機の荷物が、重量オーバーだったと騒ぎましたが、面倒くささも手伝って、日本から持って帰ってきたものというのは、こちらで手に入りにくいもの、或いはかなり値段の違うもの、だけ。
瓶詰め類、液体モノは、現地調達しなければなりません。

で、具体的にどんなものが現地買い物に該当するかというと、例えば、料理酒・ソース・味噌(普通の味噌、です。中華にも活躍する赤だしは持って来ました)・お酢、などなど。

というわけで、まずは中華街に向かいました。
そんなに遠くも無いけれど、スゴイ久しぶり。
中国のお正月も過ぎた週半ばだから、空いているかと思いきや。
いつもの大型スーパーはやっぱりそれなりの人ごみ。
それでも、折角なので丹念に、と見て回りました。

そして、醤油売り場でのこと。
ぼ~っと見ていた私は、いきなりフランス人の女性に話しかけられました。
「日本のレストランで出る甘い醤油はどれだけわかりますか?」
?…私が日本人だって判ったのかなぁ?と思いながらも
「甘いお醤油、ですか?」と聞きなおしました。
「そう。お寿司を食べるときに2種類お醤油が出るの。1つはこれでしょ?」
とキッコーマンのお醤油をさしました。
「そうでしょうね。で、甘いお醤油、ですか…」

さしみ醤油のことかな(溜まりのような)かと思ったのですが、どうもそうではなく、もっとちゃんと甘いらしい。
暫く考えた結果、謝りました。
「…お役に立てなくて、ごめんなさい。私にはわかりません。…でも日本では、一般的に甘いお醤油で食べたりしないのですけど。で、それは美味しいんですか?」
「そうなんですか?とにかく私はそれが好きなの。ん、でも気にしないで。どうもありがとう。」
彼女は去っていきました。

甘い、お醤油…なんだろう?
まさか照り焼きのたれ、じゃないよね?

どう考えてもわかりません。
で、多分、そのレストランって、日本人じゃない人がやっている日本もどきレストランじゃないか、って思うのです。
それほど日本料理を知らずに、これは合うんじゃないかと思って出したら、意外とフランス人に受けた、とか。

…これは一度、そういうレストランに偵察(?)にいくべきだなぁ、と思うのでした。
ひょっとして、ウースターソース、だったりして。。。それはちょっとヤ、かも…