うさたろうの 気儘なフランス散歩

2年の予定が丸7年。赤貧学生としてのフランス生活にも終止符。約4年8ヶ月続けてきた日記、改め、気儘なフランス散歩…

電化製品のお話

2005-04-10 05:11:43 | 日常生活の中で
こんなことってあるんですね。。。
しょっちゅう遊びに行っているnobbbbbieさんのブログ冷蔵庫の霜取りについての記事を読んで、
「そ、そ。全くその通り!」と思いつつ、喉が渇いて冷蔵庫を開けたら…
冷凍室のドアが足の上に落ちてきました。
お肉を4日分くらい買い込んであるのに、霜取りしなきゃいけない時期なの?そんなぁ。。。

私のアパートについている冷蔵庫は、
そう。冷凍室のドアが、私が入居する以前から壊れていました。
で、無理矢理そっと?はめ込みにあわせているわけですが。
霜がドンドン太っていくと?そのドアが押し出されて、今日のように落ちてくるわけです。
ふ~、ヤレヤレ。
大事な山葵サマ(といっても勿論チューブですが。パリに行かないと買えないし)などが冷蔵庫に保存してあるので、極力、霜取りなどはしたくないんですけど。

それに、何と言っても今日は大量のお肉が。。。
というわけで、ものぐさでもある私は、
トンカチとカンナなどの工具で冷凍室の霜取りを無理矢理人力・一時凌ぎで行いました。
…そんなことをしていたら今に冷蔵庫が壊れる、と心配になるのですが。
壊れて、大家さんが買いなおしてくれればいいのに、という密かな希望もあって、
後ろめたさを控えつつも、たまにこうした暴挙に走ります。
…ホント、霜取りって面倒くさいんです。

私は断言しますが、今時の日本の冷蔵庫にそんな働きの悪い冷蔵庫はない!
数10年前の、本当に物心に付いた頃の古い冷蔵庫だって、そんなに頻繁に霜取りはしてなかったように思います。
(と言っても私がしていたわけではないので、あまり力説できませんが。)

しかも。私のアパートの冷蔵庫はですね(霜はいっちょまえにつくくせに)
全然冷えない。
友達の家に、行って、オレンジジュースとかビールを出されるとカンドーしてます。
だってちゃんと冷えているんですもの。
…唯一の、いいとこと言えば、冷蔵庫内の電気も既に壊れてるので、
点灯せず、霜取りのときに1つ手間が省けています。

こんなふうに、電気製品の古いものがごく日常的に使われている(使わざるを得ない)のは
やっぱり日本に比べて、こういうものの進化が遅いからではないか、と私は思っています。
総じて、電気製品は日本のほうが、性能がグンといい、そして安いです。
(他の物価は、大体において日本のほうが断然、高いのに、ね。)

日本では、パソコンだって何だって、もう今の時代、壊れたら修理するより、買い替えるほうが安い、
パソコンは消耗品の世界ですものね。

モノが壊れても、直して大事に使う、という精神は是非引き継ぎたいと思いますが。
やっぱり便利生活は捨てがたいですからね。
ほぼ使えないものを無理して使い続けなくちゃいけないというのは、ちょっと閉口します。
…実は、私の家の洗濯機もその部類の1つ。

入居したときから使えてなかったので、ずっと文句?を言い続けて漸く持ってきてくれたのは…
その前に設置してあったのより、古い型。
使えているからいいのですが…。
最初よくわからなくて(勿論説明書なんてついていません)、
大家さんに教えられるがままに使ったら、色物から色は落ちるし、白いものがババ色に染まるは、
タオルがいっぺんに雑巾みたいゴワゴワになりました。(3時間以上もゴーゴー唸っていた…)

そうそう。因みに、私の大学で、学生が使えるデータディスクは、
何と、フロッピィと、USBキー(?こんなもの日本では知りませんでした)のみです。
…こちらに来る数年前から、フロッピィなんて日本ではお目にかかったこともなかったのに。

ところで。数日前から、日本とうってかわって?寒波が戻ってきました。
今朝は、雪。昼間は北風が吹きまくり、霰が何度か落ちてきました。
本物の春が、恋しいです。