うさぎ! 書きまつがい! 映画! 音楽! お笑い!

平凡な日常だからこそ楽しんだもの勝ち!
http://twitter.com/usako_usagiclub/

ドイツ人と日本のいろいろなところに行ってみた (6)

2016-09-30 22:51:35 | 日記
早速ですが、「ドイツ人と日本のいろいろなところに行ってみた (5)」の続きを。

翌日の8月27日は土曜日。このブログのタイトルとは直接関係ありませんが、早朝からとんでもないことが起こりました。朝5時半頃起きたら、うさぎのサラがいなくなっていたのです。リビングルームも、キッチンも、バスルームも、玄関も、空いている洋室も、くまなく探しましたが、まるで神隠しに遭ったかのようにどこにもいないのです。唯一の可能性としてはロビンさんの部屋。彼がサラと一緒に寝ようとして部屋に招き入れ、何かのはずみで彼女を潰してしまい、殺してしまったのではないか、でも私に彼女の死体を見せるわけにはいかず、どこかに隠したのではないか・・・そんなことまで考えました。でも、肝心のロビンさんはまだ寝ていたので、すぐに確認もできず、呆然としたままリビングに立ちつくしていたら、サラがひょっこり私の目の前に現れました。しかも足は泥だらけ。えぇ? どういうこと?

全部説明すると長くなるので手短に。私はいつもベランダに面した窓のカーテンを半分だけ開けっぱなしにし、残りの半分は閉めているのですが、なぜかカーテンが閉まっている方の窓が少しだけ開いており、そこからうさぎが勝手にベランダに出て、お隣やさらにお隣のお隣のベランダにまで侵入していたのです。開いていた方の窓はカーテンに隠れており、うさぎが出入りできる隙間があったことに私はまったく気づきませんでした。後でロビンさんに「この窓、開けた?」と尋ねましたが、ロビンさんの返事はNo。もちろんうさぎが自分で開けられるわけもなく、なぜその窓が開いていたのかはいまだに謎です。ま、ロビンさんがサラを殺して隠していたわけではなかったので、この件はよしとしましょう(もちろんお隣やお隣のお隣には後でお詫びに行きました)。

朝ごはんが食べたいかロビンさんに聞くと「いらない」とのことだったので、私一人で朝食。ロビンさんはテレビを観ていたのですが、その時たまたま関西テレビ「にじいろジーン」の中の「ぐっさんと行くならこんなトコ!」で町田リス園が紹介されていました。リスが大好きなロビンさんは画面に釘付け。実は8月31日に町田リス園に行く予定だったのですが、超過密スケジュールになってしまったため、町田リス園行きは中止。でも、その番組を観て「やっぱりリス園に行きたい!」ということになり、急遽翌28日に行くことに決定。

で、27日に楽しんだのは「原宿表参道元氣祭 スーパーよさこい」。私の故郷が高知ということもあり、ロビンさんには以前からよさこい祭りの話をしていて、せっかくの機会なので今回は東京のよさこいを観に行くことになったのです。その前に渋谷郵便局でドイツあてに荷物を発送。スーパーよさこいの会場の一つであるNHK前ケヤキ並木通りに向かっている途中、コージーコーナーで足を止めるロビンさん。どうやらお腹が空いていたよう(朝ごはん、食べへんかったからや!)で、ガトーショコラを購入。しかも、空腹が我慢できなかったようで、西武渋谷店の横を歩きながら箱を開け、ケーキを食べ始めました。えぇー? 歩行者が多かったので、私は他の人にチョコレートクリームをつけてしまうのではないかとドキドキ。でも、ロビンさんは人様に害を及ぼすことなく完食。後で聞くと、さすがにケーキを食べながら歩くのはドイツでもやったことはないそうですw

NHK前ストリートに到着すると、たくさんの人が見物に来ていて、外国人の姿もかなり見かけました。ロビンさんは初めて生で見るよさこいを興奮気味に撮影。動画もたくさん撮ったようでした。私も何枚か撮影したつもりだったのですが、カメラには何も残っていませんでした。不思議です。あいにく小雨が降り始め、踊りは続いていたものの、近くで開催されていた「うどん天下一決定戦」で昼食を取ることに。私が「韓国風だから辛いと思うよ」と注意したにもかかわらず、ロビンさんは小平市の「冷麺風ぶたしゃぶうどん」をオーダーし、辛さと冷たさに四苦八苦。私は高知県の「四万十青のりうどん」をいただきました。同じ場所で「じまん市」も開催されていたのですが、そこで販売されていた「高知県大川村」の「はちきん地鶏」の唐揚げがとても美味しかったです。

その後もしばらくよさこいを見ていたのですが、雨がかなりひどくなってきたので、会場を後にし、近くのサンマルクカフェでしばし休憩。その日は夕方までスーパーよさこいを見るつもりだったのですが、予定を変更してゲームセンターに行くことに。井ノ頭通りにあるアドアーズ渋谷店に入りました。「ドイツのケルンに行ってみた (24)」にも書いたとおり、私はゲームをまったくやらない人間で、ゲーセンも今年の2月にロビンさんとケルンで行って以来初めて。ロビンさんは去年日本のゲーセンで見た面白そうなゲームを自分もやってみたい!とのことで、そのゲームを探し、アドアーズの店内を見て回りました。

そして、2階でそのゲーム機を発見! それは「REFLEC BEAT(リフレクビート)」というゲームでした。その時は男性が一人でプレイしていたのですが、彼がプレイし終わるのを待って、リフレクビートの前に。私はゲームに超疎いわ、ゲームが好きなロビンさんも日本語は読めないわで、最初の設定にずいぶん時間がかかり、やっとゲーム開始。ロビンさんは楽しんでプレイしていましたが、私はタイミングをはずしまくりで散々な結果に。数回プレイしましたが、ゲームのコツがようやく掴めた頃に若いカップルが近くに来たので、場所を譲りました。その後は3階、4階を見て回りましたが、初めて見た大型競馬ゲームには本当に驚きました。日本のゲームって本当にすごいんですね・・・。

私はたくさんのゲーム機を見るだけでもうお腹いっぱいという感じだったのですが、ロビンさんはまだ遊び足りないようだったので、1階の「太鼓の達人」をやってみることに。もちろん私も初めてだったのですが、これも曲を設定するまでにかなり時間がかかりました。実際にプレイしてみると予想以上に難しく、特にふちが上手く叩けない。確か3回プレイしたと思うのですが、いずれも最初はクリアできず、復活連打でようやく次に進めた記憶が。私って本当にゲームに関してはからきしダメなのだと痛感しました。

ゲーセンの後は「本屋に行きたい」というロビンさんのリクエストにより、ブックファースト渋谷文化村通り店へ。実はロビンさんは、日本の本屋さんが無料でブックカバーをかけてくれるサービス(こんなサービスがあるのは日本だけですよね?)が気に入っており、おしゃれなブックカバーを期待していたようなのですが、残念ながらブックファーストのカバーはロビンさんの期待に沿うものではなかったようです・・・。ちなみに東京の本屋さんで私が一番おしゃれだと思うのは八重洲ブックセンターのカバー。いかにも女性好みという感じなので、ロビンさんは気に入らないかもしれませんが。あと、以前「映画『県庁おもてなし課』のロケ地を説明しながら、いろいろつっこんでみる(ネタバレしまくりです) (3)」でも書いたのですが、私が日本で一番好きなブックカバーは高知の金高堂さんのもの。「本」という言葉がいろいろな言語で書かれているのです。シンプルだけど国際的でセンスが良いと思いませんか?



それでは今回の「日本国内で外国人旅行者と行動する際のTips」を。
1. 機会があれば日本のお祭りを楽しんでもらおう。よさこい祭りは国内のいろいろなところで開催されているのでオススメ。
2. 「原宿表参道元氣祭 スーパーよさこい」を見るなら、同時開催のイベントも要チェック!
3. 夏はゲリラ豪雨など急な雨に遭遇することもあるので、折り畳み傘は忘れずに(同行者が外国人でなくてもw)。
4. 相手がゲーム好きなら、ゲームセンターに連れて行ってあげよう。
5. 本屋さんで無料でブックカバーをかけてもらえるのは日本ならではの文化。本屋に行く機会があれば、ぜひブックカバーについて説明してあげてください。

それでは今日はこの辺で。続きはまた後日ということで。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする