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ドイツ人と日本のいろいろなところに行ってみた (5)

2016-09-28 20:58:22 | 日記
早速ですが、「ドイツ人と日本のいろいろなところに行ってみた (4)」の続きを。

「京はやしや 西武百貨店池袋本店」を出て、山手線に乗り、次に向かったのは巣鴨。ロビンさんから「「お年寄りの原宿」と呼ばれている巣鴨地蔵通り商店街に行ってみたい!」とリクエストされたからです。私自身、地蔵通りに行くのは初めてだったのですが、さすがお年寄りのお客さんが多いだけあって、薬、和菓子、せんべい、お年寄り(?)のための服などのお店が多いことにびっくりしました。竹下通りとはまったく違う佇まいが逆に良かったのか、ロビンさんは地蔵通り商店街がかなり気に入ったようで、「連れて来てくれてありがとう」とお礼を言ってくれた上に、ごま福堂の金ごまソフトクリームをごちそうしてくれました。黒ごまソフトクリームを食べたロビンさんは、ドイツにはないフレーバーに感激。それ以降は、アイスクリーム屋さんで黒ゴマ味を探すようになりました。

巣鴨から再び山手線に乗り秋葉原へ。LANポートがないロビンさんの Surface からもインターネットにアクセスできるよう、USBのLANアダプターを購入するため。ヨドバシAkibaに入り、2階のパソコン周辺機器コーナーに向かいました。ロビンさんはお店で一番安いLANアダプターを購入。お次はデジタルカメラのストラップを求めて3階へ。普通のストラップは首からかけて胸とお腹の間くらいにカメラがぶら下がる長さだと思うのですが、ロビンさんは肩からカメラをかけられるようもっと長いストラップを探していたのでした。意外にもストラップはかなり値段が高く、ロビンさんも私もびっくり。とりあえずコスパの良さそうなものをお買い上げ。予定ではその後カラオケに行くことになっていたのですが、私が9階のバッティングセンターに行くことを提案すると、ロビンさんは快諾。

「アクティブAKIBAバッティングセンター」に来たのは初めてだったのですが、金曜日の夜ということもあってか、お客さんでいっぱい。ここの特徴は、大型液晶を使用した現役プロの投球映像を見ながら、彼らのボール(いや、もちろん実際に投げるのは機械ですが)を打てること。3回プレイできるプリペイドカード(1,030円)を購入し、入り口から一番手前のストレートマシンの打席の後ろへ。前の人が打ち終わるとロビンさんに打席に立つよう促しました。ドイツでは野球は一般的なスポーツではありませんが、ロビンさんはアメリカ映画を通して野球のルールや面白さは理解していて、去年日本に来た際にバッティングセンターも経験済。投球が始まり、バットを振りますが、なかなか当てることができません。でも、終盤は何回か打球を捉えることに成功。後ろにいた人に座席を譲りました。もちろん私もやってみましたが、一球も打つことができず、散々な結果。一応小学生の時は野球少女だったのに、悔しいー! 最後にもう一度ロビンさんが打席に立ち、何球かヒット。満足のいく結果ではなかったと思いますが、日本のプロ野球投手との対決を楽しんだようでした。

「アクティブAKIBAバッティングセンター」を後にし、次はカラオケ!のはずだったのですが、ヨドバシAkibaのエントランス前スペースに期間限定でミニ四駆のサーキットが設置されているのを発見し、興奮するロビンさん。目の前で繰り広げられるレースを動画で撮影したり、ミニ四駆関連商品をカメラに収めていました。その後はその日のメインイベント、カラオケ。英語の歌がたくさん歌えるよう「曲数世界一」と豪語する「パセラ 秋葉原 昭和通り館」へ向かいました。



お店に入り、2時間飲み放題+室料込みの「飲み放題パック」(税込3,500円)を選択。部屋が空いていたのですぐに入ることができました。「ちゃぶ台和室」という名のその部屋は、4つの座椅子が置いてあるものの、私の感覚では2人でいっぱいいっぱい。丸くて小さなちゃぶ台は、オーダーした飲み物やフードが乗り切らなくなるほどでした。



が、ロビンさんは昔の日本の部屋の雰囲気が気に入ったらしく、うれしそうにメニューから料理やお酒をチョイス。私は言われるがままに端末からオーダーしました。料理は日本語でしかオーダーできなかったと思いますが、歌は英語でも検索できるため、ロビンさんに端末の使い方を教えてあげると、その後は問題なく使いこなしていました。で、肝心のロビンさんの歌なのですが、正直あまり上手くはありませんでした・・・(しかもHIPHOPとかヘビメタ歌ってるし・・・)。そもそも欧米人と一緒にカラオケに行って、「この人うまい!」と思ったことが私は一度もありません。よほど才能のある人でなければ練習なしでうまくは歌えないし、練習できる環境、つまりカラオケが日本のように一般的でない国の人に歌のうまさを期待してはいけないとあらためて感じました。

歌の上手い下手は別として、ロビンさんは歌っては飲み、飲んでは歌いと、とてもカラオケを楽しんでいました(もちろん私もひさびさのカラオケを満喫しました)。興味深いと思ったのは、ロビンさんが自分で歌った曲をすべて手帳にメモしていたこと。日本人はもちろん、いろいろな国の人とカラオケに行ったことがある私ですが、自分の歌を記録している人は初めて見ました。ひょっとすると曲名だけでなく、その歌の難易度や自分の課題点なども書き記していたのかもしれませんw 二人で2時間たっぷり(!?)歌って、カラオケはお開き。ハシゴもせずに帰宅しました。

それでは今回の「日本国内で外国人旅行者と行動する際のTips」を。

1. 原宿竹下通りと巣鴨地蔵通り商店街の両方に行けば、ギャップを楽しんでもらえるかも。
2. 胡麻のアイスクリームは日本ならではのフレーバーだと思うので、お試ししてもらってみては。
3. ヨーロッパ人で野球に興味がある人なら、バッティングセンターに連れて行くのもアリ。
4. カラオケに行くなら曲数が多い場所を。コスプレができたり、部屋そのものが面白いところもあるので、相手の好みも考えて。

今回はこの辺で。続きはまた後日。

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