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スーパー・チューズデー ~正義を売った日~

2012-04-14 14:01:11 | 映画!
いやー、ある映画のタイトルでググった時、このブログで書いた自分の感想が検索結果の1ページ目に表示されたら、テンションあがりますねー。それと同時になんで自分の日記がこんな上位に来るんだろうと素朴に疑問に思うわけですが。というわけで(?)、この『スーパー・チューズデー ~正義を売った日~』の感想も1ページ目の表示をめざしますよ!

この作品を観たのは公開2日目の4月1日と4月11日。映画.comでは以下のように作品が紹介されています。

2004年の民主党大統領予備選に立候補したハワード・ディーンの選挙スタッフだったボー・ウィリモンが、同選挙に着想を得て執筆した戯曲「ファラガット・ノース」を、ジョージ・クルーニーが映画化。理想に燃える若い政治活動家が選挙戦において情報操作の責任者を務めていくなかで、政界の汚れた側面に直面していく姿を描くポリティカルサスペンス。マイク・モリス知事の大統領選挙キャンペーンチームで働くスティーブンは、オハイオ州予備選討論会の後、対立候補陣営から密会を持ちかけられ……。主人公スティーブンを演じるのは、「ブルーバレンタイン」「ドライヴ」のライアン・ゴズリング。クルーニーはモリス知事役で出演。

この映画の素晴らしいところは何と言っても脚本。登場人物の発する言葉に無駄がありません(当然、主要な登場人物は政治家やら選挙運動のブレーンやらで、つまりは「話すことのプロ」ですから、当然と言えば当然ですが)。相手の心理を操作し、相手より自分が優位な立場に立つことが計算し尽くされている言葉の応酬。いかに相手に自分の手の内を見破られず勝利を得るか、言わば人生を懸けたゲームが繰り広げられ、観客もそれを固唾を飲んで見守るわけです。

物語の中心となる予備選の行方も非常に興味深いのですが、それ以外にも、思いがけず巻き込まれてしまったトラブルを主人公がどう解決していくかが面白い。本当に見応えがある作品ですので、ぜひ劇場でどうぞ。

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