うさぎ! 書きまつがい! 映画! 音楽! お笑い!

平凡な日常だからこそ楽しんだもの勝ち!
http://twitter.com/usako_usagiclub/

PGB単独「漫才ライブ」

2009-09-13 01:38:00 | お笑い!
日付が変わって昨日のことになってしまいましたが、映画『サマーウォーズ』を見てきました。これは8/7の『映話』でマキシマムパーパーサムの長澤さんとLLR福田さんが紹介されていた作品ですが、いやー、めちゃくちゃ良かったです! つっこみどころはたくさんあるものの、そんなの気にならなくなる素晴らしさ! アニメでここまで好きになった映画は『カーズ』以来かも! イギリスあたりを舞台にして実写版作ったらどうかしら?なんて思いました。ただ一つ残念なのは「見る人を選ぶ」物語であること。POISON GIRL BAND 阿部さんが「全然おもしろくなかった」と言っていましたが、それもよーく理解できました。ネットに興味がない人はあまり楽しめないのではないかと・・・。

さて、とっても今さらですが、9/7にルミネtheよしもとで見た『PGB単独「漫才ライブ」』のレポを。いつもの出囃子の後、PGB が登場。阿部さんはすっかりおなじみの黒いスーツに、ラメ入りの細いネクタイ。山城新伍さんのために喪に服しているとのこと。吉田さんはチェックのシャツにいつものよりさらに丈が短い黒のクロップドパンツ。吉田さんがいつものように「(お客さんに)いっぱい入っていただいて・・・」と言うと、阿部さんは「うちら人気なくなりましたねー」とテンション低めの一言。確かにお客さんの入りはあまり良くなくて、中央ブロック中ほどの男性の集団はNSC生じゃないかと疑ってしまうほど。2004年の単独ライブは動員率(!?)第2位だったそうですが、今となっては過去の栄光。ブツブツ言い続ける阿部さんを吉田さんは「人気ない上にボヤキ漫才に転向する?」とさりげなく制止。1本目の漫才「スーパー銭湯」を始めようとするも、吉田さんがしょっぱなから噛んでしまい、客席からは笑いが。吉田さんもさすがに動揺したようで、「10年で初めて噛んだ」と悔しそう。ネタ自体は若干暴力的なところが私の好みではありませんでした。

1本目が終わり暗転すると、スタッフさんが38マイクを片づけたのでびっくり。「漫才ライブじゃないの?」と思っていると普通のマイクを持って阿部さん・吉田さんが登場。阿部さんは「マイクくせーなー」と文句たらたら。吉田さんは今回は単独ではなくゲストがいる理由を説明。M-1グランプリの決勝戦は楽屋が楽しくない。5~6時間そこで追いつめられるのがイヤなので今回は決勝戦に行きそうな3組をゲストに呼び、シミュレーションをするとのこと。

そしてゲストのチーモンチョーチュウ、イシバシハザマ、ゆったり感が登場。チーモンは去年の敗者復活戦での悔しすぎるエピソードを披露。イシハザは石橋さんの大きすぎるジャケットが残念な感じ。硲さんはヘブライ語が書かれたTシャツを着ていて、トークの内容よりもそれをどこで買ったのかが気になって気になって・・・。ゆったり感の中村さんは阿部さんがらみの夏の思い出を話してくれました。他にも決勝戦のリハーサルでのトホホなエピソードも暴露され、トークは盛り上がりました。

今度は吉田さんがM-1決勝戦に向けてのアドバイス。準決勝戦の後、ファイナリストが決まった日の翌朝は記者会見で、そこで集まった記者さんたちに「おもしろい」と思わせることができる芸人さんに追い風が吹くとのこと。というわけで、記者会見のシミュレーションがスタート。司会の島田紳助さんに扮するのは山本吉貴さん。まずはイシハザのインタビュー。吉貴さんは「まったく見たことない」とのっけから辛口コメント。チーモンにも「(コンビ名が)覚えにくい。(投げやりな感じで)頑張ってください。今回逃したら終わりやね」とあっさり終了。PGBはファイナリスト経験者らしく「2年ぶりに帰ってきました」とトークをリードするも「紳助さんの点数さえ高ければ・・・」と本音が出てしまい、自爆。ゆったり感には「挨拶来いひんかったねー」とやんわり高圧的。とにかく吉貴さんのあしらい方が絶妙で、みなさんさらに緊張してしまった様子。

続いてネタ順の抽選。エキストラとしてクレオパトラの桑原さん、ふくろとじのてつみちさん、エリートヤンキーの橘さん、LLRの福田さんが登場。この4人は大阪出身芸人という設定。あいうえお順でくじを引き、イシハザは5番、エリヤンは6番、LLRは4番、クレオパトラは3番、チーモンは1番、ふくろとじは8番、PGBは7番、ゆったり感は2番に決定。ちなみにここのくだりで一番印象に残ったのは福田さんの下手すぎる関西弁でした。(^_^;)

そして今度は決勝戦のシミュレーション。出囃子もM-1と同じ Fatboy Slim の Because We Can。トップバッターは PGB で、ネタは私が好きな「子供の時やりたかった職業」。お次はゆったり感の「水戸黄門」。途中で失速し、「あれ?」と思っていると中村さんが江崎さんに「てめえがネタ間違えたんだからな」とキレて、漫才はグダグダに。イシハザは「肝試し」。「ええやんか光子さん」は笑けました。チーモンは「すぐ負けしりとり」。初めて見たのですが、正直子供だましのネタのような。最後はもう一度 PGB で、ネタは「ものまね」。お客さんのウケは良かったのですが、私はほとんど笑えませんでした。

・・・というわけで、今回見た漫才(ゲストの分も含めて)で、M-1決勝戦に残ると思えるネタは残念ながら1つもありませんでした。が、こんな私をギャフンと言わせるようなネタを作ってもらえると期待しています。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする