富山市民俗民芸村
ユニークな展示は続きます
次に訪れたのは
「売薬史料館」
富山の薬売りって…
今の人はピンとこないかも知れませんが
ウリの子供の頃はウリの家にも来てました
所謂〈置き薬〉というのがあり
システムとしては
先ず無料で何種類か薬の入った箱を
薬売りの人が来て置いて行きます
別に使わなくても良いのです
ただ
胃薬風邪薬に絆創膏や包帯…
いざという時必要な薬が揃ってるので
そういう時はこの箱が便利
使った薬は次に薬売りの人が来た時
清算し補充してくれます
また
各家庭の消費傾向に合わせて
ラインナップは薬売りの人が調整
その家に合った薬が充実した
各々の家庭の薬箱になるのです
さらにさらに
薬売りの人が紙風船等の
お土産を持ってきてくれるので
子供は薬売りのおじさんが来るのを
心待ちにしていたものです
この富山の産んだシステムで
全国に富山の薬売りが出て行き
薬なら富山というのが定着したのです
ただ…薬を造る方は大変だったようです
そうした様々な事が
ココ「売薬史料館」で見学出来ます
そして~
お土産にこの紙風船をもらいました!
現在はドラッグストアで薬は買いますが
この置き薬システムって
良いと思うんだけどなぁ~
特に子供なんて夜中に熱出たりするし
使わなければお金かからないし
安心を常備するんだしねぇ~