設計事務所の裏窓

夫は建築士。設計事務所をやってます。
裏から眺めた感想、日々の独り言。
不定期便で頑張ります~!

公園内の風景・・・・

2013年12月30日 11時25分12秒 | 独り言
人は、「憎む」事を学ぶ。

故マンデラさんの自伝にあるそうです。

これって、つくづく そうだよねと
最近思います。

生まれた瞬間から 欲ばっかで
腹黒く ひたすら人より変な意味で
上へ上へいきたい!と思った人間
多分いないと思うのです。

自分、心 真っ黒な腹黒いおばちゃんですが
このおばちゃんも 生まれた時は
そんな事 絶対考えてもいなかったでしょう。
というか記憶ないし・・・
当たり前か・・・

子供がまだまだ「人間」じゃないような時期。
1~3歳辺りまでの公園風景は
まさしく「本能」のままの集団。

あの玩具が欲しい!
あの玩具で遊びたい!
順番も気遣いも全くなし。

あんたの子だけだよと言われそうですが
その事で ウチも何度 息子どもを
怒鳴りつけ 叱りつけ 時には
手も出して(?)公園という
小さい社会の中で 人として
生きていくのは、どうしたらいいか。
一応「躾け」を良い意味で
繰り返してきたつもりですが
考えたら 本能のままの彼らの「欲」
これは大人たちと比べれば
白いというか 純粋というか。

顔で笑って 心は全く別物というのが
全くない世界であります。

それが成長するにつれて
「憎む」という事を覚えていく。
他人に対して。物に対して。
自分のコンプレックスに対して。
色々な物に対して覚えていく。
そして それをうまく隠して
嘘をついたり誤魔化す事も覚えていく。

覚えるな!と言われても生きていく上では
出来ない事かもしれません。
それも成長の一個かもしれません。
でも、成長しきったら
ふと そういう物を客観的に見える
人間にもならないとなあと思います。

「憎む」事を覚えられるなら
「愛すること」は、もっと覚えられる。

こんな事も書いてありました、その自伝に・・

大人になっていくとは
覚えてきた「憎む」事をちゃんと自覚して
それ以上に「愛すること」を 
自分なりに広げていく事なのかもしれません。
大袈裟な事じゃなく、ちょっとした
相手への思いやり。
自分が自分がという視点を ほんの少し
周囲に向けるだけの行為。
自分は、「愛すること」を こんなふうに
適当に解釈してしまっているのですが・・・

人の「欲」が憎む事を生み 戦いを生み
マイナスを生んでるなら、それを注視するだけでも
多少違ってくるのに、結局、注視したくない、
認めたくないのが大人達かもしれません。
自分だけは、いつまでも公園内の子供たちと
一緒の心なのだと正当化したいのかも・・・

ある意味 公園内の風景は
小さな社会でもあり 見習いたい
人としての原風景かもしれません。。
もう行けないけど・・・・



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