UNDERWATER

水面下で秘密裏に行われる話題をチョイス!

浅瀬の生物

2017-11-17 07:50:41 | 水の中
10月のW台風以降、浅瀬の回復は遅く、生物を確認することが
殆どありません。

それでも、安全停止をしながら、日課(笑)である転石巡りを
していると、さっと動く気配を感じました。

2cmほどのクロホシヤハズハゼと思われる個体がいました。

大きな時化の後に、毎回思うのですが、この小さな生物は、その
時何処にいるのでしょうか。

同じ水深に留まっている事は不可能なので、影響の少ない所に
移動しているのでしょうか。

それならば、直後に該当すると考えられる水深で目撃されるはず
です。
しかし、その予測は毎回裏切られています。

あと考えられるのは、中層を浮遊して、然るべきタイミングで
戻ってくることもあるのではないでしょうか。

私たちの想像をあざ笑うかのように、自然を上手く利用している
のだと思います。

そんな事を考えながら、この2cmほどのハゼに向かい合っている
と、楽しくてしかたがありません。

ウミシダにかくれる

2017-11-11 08:21:00 | 水の中
居ないかぁ〜と捜していたら、奥の方に陰らしき姿が
見えました。
ユラユラ動くのでピントが合わせづらい上に、微妙に
動きます。
しかも、肉眼で見えている色と撮影してモニター上の
色彩が違い過ぎるので、イメージのギャップが半端無
いです。
まぁ、面白いから付き合ってしまいますけど(笑)

あと1か月ちょっとで

2017-11-10 10:15:25 | 水の中
砂地の斜面に戻ってくると、障害物がほぼ無い状態なので、
生物の数が激減します。
アカエソの幼魚、キタマクラ、ハオコゼ、ヨメヒメジ...。
種類も数えられるほどしか居ません。

さっ、と小石の下に隠れる影を感じたので、目を凝らすと
若いサビハゼがいました。

若いと言っても、多分この冬の産卵までには、もう少しは
成熟し、撮影の対象となるのかなぁ〜などと考えながら、
撮ってみました。

兎に角、台風の影響は凄まじく、今まで把握していた生物
の居場所をコトゴトく消去してしまいました。

こやつらと我々観察者が快適に過ごせる環境を徐々に構築
してゆかないと間に合わなくなります。

生物に大きなお世話と言われない程度に手を差し伸べたい
と思います。

終盤に入ったサクラダイの産卵

2017-11-08 08:31:26 | 水の中
一時期に比べると、まったり感のある産卵前行動ですが、激しくない分だけ
撮影がし易いです(笑)
モノは考えようですね。

横では、ホシササノハベラも産卵していました。

あまり、よく観察をしていなかったので、産卵前行動が面白い事に気が付き
ました。その情報は、撮影ができたらお伝えいたします。