三保には、八放サンゴだけでなく、限られていますが、六放サンゴもいます。ポピュラーなのは、沖堤の浅い場所に手のひらほどの範囲で点在するキクメイシのタイプです。しかし、このサンゴも言われなければ気が付きません。(笑)
へたすると、変わった色のフジツボくらいにしか見えないかも知れません。
で、本題です。
真崎は、内海・先端・斜路下・柵下・沖堤前・小津礁・飛行場下と大きく分けて7つに分けられます。沖堤前は、更に細分化されていて、左側のお花畑、正面、沖堤の左・真ん中・右コーナー・右奥・浅場、右の泥地となります。
どこも、それぞれに特徴があり、生物や環境によって、ファンが異なります。
どのポイントも、様々な歴代のトピックを持ち、ハイリスクローリターンの飽くなきダイビングにハマるダイバーもいます。
斜路下の浅瀬は、細かいボディブローのような場所で、集積されて後で効いてくるような感じです。
昨日も、安全停止を兼ねながらウロウロしていると、以前観察した事があるエダミドリイシがありました。どこから飛んできたのか分かりませんが、もう何年もこの場所で育っています。
ここは、浅いので2~3月には13度くらいの水温になります。しかし、この時期は、透明度が良いため、生育に必要な太陽光はサンサンと降り注ぎます。どう言うバランスで育っているか、想像もつきませんが、ここでもイシサンゴが育つのだなぁ~とシミジミ思ってしまう感動的な場所です。