初めて知る高齢という現実

最近、弱ってきたオット82歳。
何とか二人で明るく過ごしたいとあがく毎日を記録します。
だんだんグチに移行?

昔に帰る?

2011年03月21日 13時58分42秒 | 老いのあとさき

‎ 10日ぶりの救出、おばぁちゃんとお孫さん
80歳と16歳だそうな、ほんとによかったですね。

牛乳とヨーグルトが冷蔵庫にあったそうな、
買ったとき、まさかこんな形で役に立つとは思わなかったでしょう。
それが、命を助けた…
運命の分かれ目を感じてしまいます。
また世の中、ヨーグルトがどっと売れたりして。
うちもあんまり食べない方だけど、買っとこ。カナ?

 

夢を見た。
まだ若くて老後など想像もしない頃の話。
具体的ではないけど、いろいろ悩みを抱えているらしく、
生きることって大変、とため息をついていました。

目が覚めて思ったのは、あの頃に比べると、今はなんて単純なんだ!
そりゃ確かに灰色にしか見えないし、行き着く先もかすかに見えたりして
楽しくはないけど、毎日なんとかやり過ごしていると、
それだけで御の字ではないかと思いました。

アレを思いコレに突き当たり、悩み苦しんだあの頃に
また帰りたいか?
聞かれれば、「ん~~ん?!もう、今でいい」と
言うかもね。

もう、めんどくさいわ。

 

 


PCが私を救う

2011年03月20日 10時43分47秒 | 老いのあとさき

被災地の方々の苦労を思ったら、ゼイタクを言うて!顰蹙を買いそうですが、

毎日、病人の顔を見て暮らしていると、「ぐわっ、ぐわっ」となります。

「ぐわっ」 は 「ぐわっ」 であり言葉ではありません。

そして自分のココロの貧しさ、情けなさに、下を向くばかり…

気晴らしに出かけたら?ハイ、そうも思うんですが、

留守のことが気になり、時間が気になり、つんのめって動いても

疲れるばかり、結局は止めとこ、になります。

頭からオットのこと振り払いたいのですがねぇ

キモッタマのちいせえオンナでしたよ。

ディケァに出かけて貰えたら、忘れられると思うのですが

これまた、何度水を向けても、ガン!として受付ません。

PCに向かいブログ読んだりして気を紛らわせます。

今はPCこそが私を救う…ですワ。

震災のときの詳しい体験のブログ見つけました。

胸がつぶれそうな体験文ですが、現実なんですよねぇ。

 

 


増やすか削ぐか

2011年03月19日 10時06分37秒 | 老いのあとさき

東北関東大震災

あの忌まわしい日から8日目に入った。

まだ混乱が続いて、情報は右往左往。

それにしても、民放がぼちぼち戻っています。

CMが繰り返し同じものが送られていますが、なんだろうね。

見ている人が少ないとCM代金のモトが取れないから

みんなが手を引っ込めたのかねぇ

民放局は一日2億円の損失だとか…ほんとかねぇ

テレビは見ても心配、見なくても心配。

 

お笑いの人たちもアガッタリだねぇ

やっと、お笑いの領域が広められてきたのに

今どきは、不謹慎とか言われるから「伏せ」の時間だ。

復興してきたら、反動でお笑いが今以上に求められるかも…

いや、求められないかも…

 

みんなが、いろんな事を考え、本当に必要なもの、不必要なもの

増やしていくもの、削ぎ取るもの

 

しっかり考えねば。

 

村上龍さんのこれを、読むのもいいですよ。

 

 

 


ガンバル自衛隊

2011年03月18日 15時07分58秒 | 老いのあとさき

早く原子力発電所冷えないかな。

今はこれが一番差し迫った問題ですよ。

これさえ冷えて放射能を出さなければ

少しは被災者難民も減るわけですし…

 

自衛隊さん頑張っています。

ぜんぜん眠っていないであろう旦那に、「大丈夫?無理しないで。」とメールしたら、

「自衛隊なめんなよ。今無理しないでいつ無理するんだ?言葉に気をつけろ。」と返事が。

彼らはタフだ。肉体も、精神も。

  

こんな言葉を見つけました。

泣き笑いです、有難いです。

奥さんじゃないけどムリしないでね。

 

 


歩かねば…

2011年03月17日 14時51分59秒 | 老いのあとさき

もちろん悲しい話には涙がこぼれますが

反対に、停電の工事が終わり、パッと灯りが点ったとき

これ以上ない嬉しそうな顔で点灯を喜ばれた患者さんの笑顔…

 

小学生に「何が食べたい?」と聞かれ

「白いご飯と大根!、それも茶碗1杯ではなくて腹いっぱい!」

ともに泣き笑いです。

きっとこの子のお母さん、美味しい大根を炊いていたんでしょう。

焼肉とかハンバーガーとかを言わないのが

嬉しいじゃないですか。

 

被災者の 方々も悲嘆の最中だと思いますが

人を気遣い、まず有難うとお礼を述べ

その思いやりに頭がさがります。

 

全国から善意のお金や品物が送られています。

お手元に届くのももうあと少しです。

 

きっと立ち直りますよね。

 

前を見据えて歩きましょう。希望に向かって…

 

 


祈り続ける…

2011年03月16日 13時00分28秒 | 老いのあとさき

まだまだ流動的な被災地です。

それにまだ揺れ続けています。いつまで揺れて人の気持ちを動揺させるのか

自然よ。

いつもの、優しく人を和ませ、癒し、豊かな実りをもたらせてくれる

自然よ。

どこへ隠れてしまったの?

 

そしてこちらは、人間が豊かになろうとして作り上げた人知の城

原子力発電所。

これまた先の見えない努力が続けられているものの

衰えるどころか、いや増して、次から次へと困難をもたらしています。

どこで落ち着くのか?

もうマニュアルは役に立たないでしょう。

 

後手後手になりながらも、それでも何とか手探りで

身も心もボロボロになりながら、努力を続けている

人の姿が、私には見えます。

 

どうぞ、この犠牲を無駄にしないで!

最後の爆発の前で踏みとどまって欲しい…

神よ、仏よと祈るばかりのばばです。

 

 

 

 


祈ることしか出来ないのか??

2011年03月15日 09時40分33秒 | 老いのあとさき

毎年鮮やかに咲いて目を楽しませてくれる

ご近所の椿の木です。いっとき和みました。

 

 

が、しかし原子力発電所の状態はますます悪いほうに傾き

どこまで落ちていくのか??

もう楽観は許されません。

 

日本国中最悪を覚悟したほうがよさそうです。

 

最高の数値の地震でつぶされ、

その数分後には未曾有のツナミによって根こそぎ持っていかれ

想像し得なかった事象によって、磐石を誇っていた原子力発電所が

今まさに爆発寸前…

 

被害が及ばないところまで、全員が避難が出来るのか…

出来ないでしょう。多数の犠牲者が出るでしょう。

政府や施政者、東電、今やお手上げ…

 

いやそんなことはありますまい。内部では己の命をなげうち

自分の命ひとつで救えるものなら、やってやろう!と

頑張っているのでしょう、今この時間も。

 

失望、気持ちの萎え、怒り…それらを乗り越え

立ち上がりたい!です。

希望を失いたくないです。

 

神よ・仏よ

この小さな命を多数の命を、お救いください。

 

 


混乱の中で考えること

2011年03月14日 10時43分33秒 | 老いのあとさき

それぞれの心の思いをコメントでお寄せいただいてありがとうございます。

そう言ってはナンですが、ここにお寄り下さる方は

年齢が高いと思われますので(根拠はありません、許して!)

おなじ心境を共有できて心強く思います。

 

<第2原発 2基で冷却機能回復>

NHKのHPの記事ですが、この「原発の発表」はどうも胡散臭い。

最初から、疑う気持ち強いです。

多分国民のパニックを抑えるつもりの発表と思われますが

発表に反して、状況はどんどん悪くなっています。

科学に対する何の知識もないので、証明は出来ませんが

大昔、大本営発表を信じて奈落に突き落とされた生き残りですから。

胡散臭いことに対して、すぐ信用することができません。

そういっている間に、第3号機の水素爆発が起きました。

 

この自然災害どれだけの波紋を広げることでしょう。

地震・津波・火災・停電・断水・断電・etc…

多くの生命・土地家屋の流失・財産を、気力を失い、茫然自失…

 

都会の交通マヒの被害がまた大きな波紋になります。

まさに日本丸の漂流がはじまります。

私に何かの力をお与えください。

気持ちだけでもシャンとしたいのですが、萎えるばかり…

いかに文明に溺れ、それを当たり前として、享受してきたか

ガッツ~~ンとやられました。

これは、人間の驕へのばつですよ

 

 

 


こころ折れそう

2011年03月13日 13時19分54秒 | 老いのあとさき

毎日、ひどい現状をテレビで見ながら

親戚・知り合いがいませんことを不幸中の幸いと思いますが

それは、私個人の都合というもの

 

この惨状を受け止める心がありません。

ほんとに折れそうです、いや折れています。

どうにも力が出ません。

 

 原子力発電所も最悪の事態です。

もう、希望を取り混ぜた発表を信じてはいられません。

 

この収集はつくんだろうか…

立ち直ることが出来るんだろうか…

 

 

 


東北地方太平洋沖地震発生

2011年03月12日 12時04分35秒 | 老いのあとさき

まったくひどい、現実の、この世の出来事だろうか

夢であってくれればいい。

昨日から、テレビの前から離れられません。

子供は、年よりは、病人はどうなったんだろうか

一瞬のツナミ、逃げる時間は無かったでしょう。

冷たい水の中に引き込まれ、いとしい人の名を呼びながら

お父さん、お母さん助けて!と叫びながら流され、息絶えたのでしょうか。

自然の恐ろしさをこれほど見せ付けられたことはありません。

 

無慈悲な自然は、時、所を選ばず、これが我々の地であったとしても

不思議ではありませんし、こうしてぬくぬくとテレビを見ていることが

許されるんだろうか、と罪の意識を覚えます。

 

「日本沈没」という言葉が頭を駆け巡りました。

「壊滅」の言葉そのままの惨状、立ち直れるのだろうか

地盤沈下で70センチも海に侵食されているんだとか。

塩水に浸食された田畑、塩気が抜けるまで何年努力すればいいのか?

土台だけ残された家の跡に、また我が家を建てる日がくるのか?

工場が、商店が、車が、船が、道が、橋が、線路が、元通りになるのに

何年掛かるのであろうか?何年掛かっても再建ができるのか?

 

原子力発電所も崖っぷちの努力が続けられているようですが

政府発表の生ぬるさで終わることを

心から祈ります。

 

祈ることしかできない…