初めて知る高齢という現実

最近、弱ってきたオット82歳。
何とか二人で明るく過ごしたいとあがく毎日を記録します。
だんだんグチに移行?

東北地方太平洋沖地震発生

2011年03月12日 12時04分35秒 | 老いのあとさき

まったくひどい、現実の、この世の出来事だろうか

夢であってくれればいい。

昨日から、テレビの前から離れられません。

子供は、年よりは、病人はどうなったんだろうか

一瞬のツナミ、逃げる時間は無かったでしょう。

冷たい水の中に引き込まれ、いとしい人の名を呼びながら

お父さん、お母さん助けて!と叫びながら流され、息絶えたのでしょうか。

自然の恐ろしさをこれほど見せ付けられたことはありません。

 

無慈悲な自然は、時、所を選ばず、これが我々の地であったとしても

不思議ではありませんし、こうしてぬくぬくとテレビを見ていることが

許されるんだろうか、と罪の意識を覚えます。

 

「日本沈没」という言葉が頭を駆け巡りました。

「壊滅」の言葉そのままの惨状、立ち直れるのだろうか

地盤沈下で70センチも海に侵食されているんだとか。

塩水に浸食された田畑、塩気が抜けるまで何年努力すればいいのか?

土台だけ残された家の跡に、また我が家を建てる日がくるのか?

工場が、商店が、車が、船が、道が、橋が、線路が、元通りになるのに

何年掛かるのであろうか?何年掛かっても再建ができるのか?

 

原子力発電所も崖っぷちの努力が続けられているようですが

政府発表の生ぬるさで終わることを

心から祈ります。

 

祈ることしかできない…