初めて知る高齢という現実

最近、弱ってきたオット82歳。
何とか二人で明るく過ごしたいとあがく毎日を記録します。
だんだんグチに移行?

・ケチ

2007年09月30日 12時36分06秒 | 社会や私の日々のこと
ミシンを久しぶりに持ち出して、オットのジーパンの
ふせをしました。
ふせなんて言葉死語ですね、今時は。

ジーパンもボロボロがいいそうですが
これからの季節、見るからに寒そうで…
オットのやつは、前面いっぱいに裏から当て布をし
ミシンで押さえておきましたので、
これからの季節は「これこれ…」
暖かいと喜んでいます。


それから重宝しているもの、1つ…
ネットで見たので、出典を明らかにしたい
と思って、見つけましたが、見つかりませんでした。

なんちゅうこともない話なのですが。

チラシやら、用紙の裏紙でメモを作ったとき
バラバラになり、クリップで留めたりしますが
案外そのクリップが邪魔になったりします。

きれいに切りそろえたら、一方の箇所に
ボンドを塗り、押さえて乾かします。
それでOK。

あまり厚くボンドを塗らないことかな。
乾くまで、ピッチリ大き目の紙バサミで鋏んで置くと
いいかも…
暇なときは、指で押さえていてもよろしい。

ボンドはすぐ乾きますので。
散らからなくていいです。

チラシや裏紙は惜しみなくていいです。
買ったものは100円ショップで買っても、
惜しくて使えない、変な根性が
あるもんで…


え?わたしだけ~~?








・揺れる気分

2007年09月29日 13時48分51秒 | がんばぁさん
蒸し暑いので、クーラー効かせています。

軽い手術から5日目なので、貼りっぱなしの
「キズパワーパッド」剥がしました。

切り傷は真一文字にきれいなもんです。
中を縫ってあるらしく、表面には縫いあとの
ボコボコはありません。

周りが殴られた後みたいに、クロジが散らばっていて
痛々しい感じですが、見た目ほどの痛みは
ありません。
数日は触れれば痛かったですけど。

記念の写真を撮ろうかと思いましたが
グロっぽいので止めました。

場所が場所ですしネ。アハハ…




いま、はっきりしない不安定な塀の上に立っている
訳なんですよ。
アッチへ落ちれば、ガンのるつぼ、
コッチへ落ちれば、スイマーばばさん。

不安定を危ぶみ、ぶれるのを怖がってはいますが
アッチ側決定!では無いんですよね。
今の瞬間は幸せな時間だと言えると思います。

と、ブランコ感覚でフーラフラ
揺れを楽しみたいと思います。






・涙の朝

2007年09月28日 11時15分34秒 | 社会や私の日々のこと
朝、NHKテレビ見ていたら、父親を病気で亡くした
少年の話がありました。
「あしながおじさん」の活動の中の話です。

鹿児島に住む中学生は6年生の時に父が亡くなり
母親と二人暮らしです。
おとなしく自分をあまり出さない息子を
母は心配しています。

「あしながおじさん」の集まりに出席させました。

6~7人の、親を亡くした子が集まり輪になって
話をするのですが、みな無口で話を切り出しません。

一つ年上の、ヨウ君がやっと重い口を開きます。
ヨウ君の父は、ヨウ君が6年生の時に自殺しています。

ヨウ君の「お父さんを好きだった」と言う言葉を
聞いているうちに、私も声を上げて泣いていました。

それにつられて鹿児島少年も話をします。
「父が亡くなったのに、自分がこうして笑っていられる
訳を教えて欲しい」と言いました。

そうか、そうか、「父は死んだ、父は死んだ」
と頭にありながら、普通にしゃべり、
食事をしている自分が許せないと思っているんだよね。

そして「母が自分を守って呉れているから、こうして
いられるんだ」と納得します。

しゃべる事で、自分の心の中が整理されていきます。
これこそが「あしながおじさん」活動の芯となるものです。

そのあと2週間後の鹿児島少年は、元気になっていて
お父さんの大きなTシャツを着て、大好きなお父さんを
語ります。


時間の流れの中で、やがて記憶も薄れていきますが
流れるまでは、ほんとに苦しい、悲しい。



父も母もいて当たり前の生活は有り難いこと。
朝起きて朝食を食べ、学校へ行く、勤めに行く、
友としゃべり、笑うの当たり前は有り難いこと。
元気な体で動きまわれるのは、有り難いこと。

これが無くなったら…の想像はいらないから
あることの有り難さには、感謝しよう。



と涙の中で思った朝でした。



・去る9月

2007年09月27日 11時35分42秒 | 社会や私の日々のこと
9月もあと3日で終わります。
9月は行事に彩られたカレンダーでした。

何だかイヤーと思っていましたが、終わりつつある
9月を省みると、人間、山あり谷ありの、毎日のやることを
乗り越えながら、時間が過ぎ、月日が過ぎていくもんだと
今更ながら思っています。

イヤでも楽しくても、過ぎ行く時間は同じ…
予定を「出来ない」で過ぎても、勝手とは言いつつも
やはり気持ちが悪いですし…
いちいち言い訳を、心の中で言うのがまたイヤ。

10月は気持ちよく過ごしたいですね。

水泳をごぶさたしている間に、筋肉が溶けて消え
アチコチがやたらブヨブヨとぶら下がっています。
これでも毎日エアロや泳ぎで引き締まっていたんだと
実感しています。
そういえば、3日もすると筋肉が衰えると
コーチの先生が言っていました。
ブヨブヨを、筋肉に変えるには2~3ヶ月
かかるでしょうね。

がんばろうっと…



・昨日の手術のおさらい

2007年09月26日 10時05分32秒 | がんばぁさん
8時過ぎに病院に着く。
暫らく待って、血圧やら検温がある。
9時前に手術室に案内される。
既にストレチャーに横になっている人、
注射をされている人、看護士さんやらで
手術室に入る人々で、ゴッタ返して
「手術のラッシュアワーや~~」
状態…

手術着に着替えて、手術台に横たわる、
横幅の狭いベッドで暖めてある。
部屋は室温が低く設定してあるので、
ベッドは暖かくしてありますとのこと。

足は軽くベルトで固定、手も広げた形で固定、
5分毎に自動で計る血圧計、指先にも何か着けられる。
がんじがらめである。
先生が「今から始めます」と言われたので、
「ホサカ先生ですね」と言ったら
「K先生から電話がありましたか?」「はい」と始まる。

5~6人の人がいる。
軽い手術と念仏のように思っていたが、
私の願望であり、やっぱり手術は手術だった。
局部麻酔と言うのは、やはり怖い。

大きいマスクのせいで、話していることは、
モゴモゴで聞き取れないし、(患者には聞かせたくない?)
切ったり引っ張ったりは感じるし、
電気メスの音がするたび、身が縮まる。

途中で痛かったので伝える。
麻酔がまだ効いてなかったのか?
私が目を開けて、様子を伺う感じがあったのか、
途中で目の前に幕を張られて
先生の頭がチラチラ見えるだけになってしまった。
「もう取れましたか?」と聞いたら、
「まだですが順調ですよ」と言われる。
うるさいなこのババァと思われたかも知れない。
やがて動きが穏やかになり、終了する。10時だった。
1時間の手術時間だった。

起き上がり、傷口を見たら5センチくらいの
絆創膏がはってあり、拍子抜け。
やっぱり軽い手術だったと納得。

取り出した、リンパ節は、内科のT先生に見せた後、
検査に回されたそうである。
本当に悪か善か、クロかシロか、結果は一週間後の
10月3日(水)にT先生からお聞きすることになる。

カナシイのは、そこでシロと言われても、
100%ではないと言うこと。
お腹の中の腫大全部を調べないとワカランそうな。
また、お腹切るの?

「詳しいことはT先生から聞いてください」と、
切り方専門の先生には言われてしまう。

帰りにデイジィに寄り心配しているM、Mに元気な顔を見てもらう。
お昼も済ませて帰る、途中で調剤薬局で貰って帰る。
やっぱり疲れていたのか、昼寝したあと元気になる。




・手術

2007年09月25日 15時48分56秒 | がんばぁさん
帰宅した後、1時間ほどグッスリ寝入っていました。
そう思っていなかったけど、気持ち的には
疲れていたのかな?

終わりました。
軽い手術。

軽い軽いと思い込もうとしていたというのがホント。

手術室に連れ込まれ、5~6人の人たちに
取り囲まれ、血圧計やいろんな物を、
両手に取り付けられ、大きなライトなどが
輝き出すと、気の弱いオイラ、
逃げ出したくなりました。
しかし、にこやかに踏ん張るのがオイラの
いいところ??

ホサカ先生も若い先生でしたが、
K先生の方が、私はス・キ…

目は皿、耳はダンボでブログのタネを
探しましたが、スタッフは大きめのマスクで
顔の全容も掴めないし、声もくぐもって聞こえ
何が何やら分からんうちに、終わりました。

入室から退室まで1時間でした。

痛かったゼ~~
引っ張られる感覚と、「電気メスを使います」
なんて聞いていたので
ヒューン(音忘れた)という音がすると、
クワッとした痛さがあり、「痛い」と言いました。

痛いときは言ってくださいと言われていましたので。

終わって恐る恐る見たら、4~5センチの絆創膏がペタリ。
「手術」なんて言うなら、
仕上げはもっと大袈裟にしてくれよ~~

5針くらい縫ってあるそうです。
埋め込みの糸なので、抜糸もなし。
5日ほど、水はダメだそうですから、
「バンドエイド」のキズパワーパッドと張り替えました。
これ防水、防菌の素材が、張りっぱなしで5日間。
その5日で、キズを治すスグレモノです。


とにかく、終わって安心のオイラです。

11時過ぎには病院を後に、心配している
娘んとこに寄り、パスタとトンカツで
術後と思えぬ、ヘビー級な昼食をしたのでした。






・木瓜の実

2007年09月24日 11時52分59秒 | 社会や私の日々のこと
先日オットは、お寺の庭掃除に出かけました。
その時、木瓜(ボケ)の木に実が成っていたそうで、数人の人と
「珍しかですなー、初めて見ましたばい」などと話しました。

今朝、うちの木瓜に実が成っていたのを私が見つけ、
もいでオットに見せました。
「何と思う?」「・・・」「木瓜よ」
「ぼ~け~?」

毎日毎日、庭の隅から隅まで自分のテリトリーとして、
知りつくしていたはずなのに、
足元に成っていた木瓜の実を、見逃していた自分が
ちょっと口惜しそうでした。


楽しい話に程遠く、またもや納骨堂話です。
永遠に続く事を願っている、納骨堂は、
利用している者の中から役員を選び運営されています。

私にも役が回ってきました。
春先にちょっと話がありその時は何の憂いもありませんで、
必要とされているならば出来ることはしましょうと
いうことで、お引き受けいたしました。

さてさて、身体的問題の発生で、困ったことですが
今のところ、言っても「嘘!」としか受け取って貰えない
健康さであり、断りをいうことも出来ず、
とうとう皆さんの前で「町外係り」として
紹介されました。

先のことは「誰にも分からん」とハラをくくり、
挨拶をしてしまいました。

私ね、人前で話すのに、あがらなくなりました。
年のせい?ホラ、テレビ出演のせい?
自信はないのですが、出来は悪いのですが、何とかしゃべれます。

きっとブログを毎日書いて、脳を鍛えているせいでしょう。


ちょっとウヌボレ???

・自分を探す

2007年09月23日 14時26分56秒 | 社会や私の日々のこと
地区の納骨堂のご供養に行ってきました。
お彼岸の中日にお参りできて安心致しました。

島根県温泉津町「西楽寺」のHPに
次のような文章が載っていました。
おおっ、わたしの心境にピッタリと感じました。

年令が高くなると、若さから解放される。
今、その自由感に るんるん(岡部伊都子)


若いことは「よいこと」で、老いることは 「悪いこと」。
健康は 「よく」て、病気は「駄目」。

こんなふうに 良し悪しを分けて それにこだわり・とらわれることを
仏教では分別(ふんべつ)といいます。

でも、仏さまの智慧は、分別ではなく無分別です。
「若さ」と「老い」、「健康」と「病気」、
それらを分けて良し悪しをいうのではなく、
それぞれの中に生きる意味を見出し、引き受けていく教えです。

若いときも 老いた時も、健康であっても病気になっても、
自分の「今」をしっかりといただいていける道が 仏教です。
「老い」や「病気」を否定し、「若さ」や「健康」を
追い求めている人があって、その人自身が 年を取り、
病気になったならば、そのときの 辛さ・苦しさは 、
はかり知れないものでしょう。

この岡部さんの言葉は、まさに無分別の解放感が
あふれているような気がします。

お寺のHPを行ったり来たり、自分探しです。
面白い作業です。




・予防はまず検診から

2007年09月22日 11時12分02秒 | がんばぁさん
昨日の朝日新聞に、ガン予防についてのキャンペーンが
掲載されていました。

“ガン予防 まず検診”“早期発見、命を救え”
“低い受診率 手遅れ招く”等々の文字が躍ります。

中の記事を飛ばし読みすると
「ガンの90%近くは時間の経過とともにだんだん悪化します。早期ガンが見つかったのに治療しないと2年程度で進行ガンに変わる。だからこそ、早い段階での検診が大事なのです。進行が、早い或いは遅い一部のガンを除けば、ほとんどのガンについて検診は有効です…ガンは気付かないうちに、体の中で発生、進行し、初期には症状がないもの。ガンになったら50%が亡くなっていますが、その半分は早い段階で検診を受けていれば手を打てたと考えられています…」

これ読んだら、私の幸運を喜ばずにいられようか。
先手先手といっているではないか!

誰しも人のガンの話を聞けば、じぶんの体にも芽生えているのでは
ないだろうか?と不安はあると思います。

中年以上になって、タバコ、アルコール、肥満、塩分の摂りすぎ
心当たりがない人はいないでしょう。

初期は症状はないんですよ!
静かに深く潜行しているんですよ、ガンのヤツ奴は。

フフフ、脅かすつもりはないんですよ。
深呼吸して肩のチカラを抜きましょう。





・種々変更

2007年09月21日 11時37分55秒 | がんばぁさん
昨日夕方、国立機構のK先生から電話があり、
種々変更が伝えられる。

手術日27日→25日(火)へ
執刀の先生、K先生→ホサカせんせいへ

ナーンダK先生でないのか、ちょっとがっかり。
ホサカ先生、保坂尚輝似だとユルスけど…

局部麻酔だそうだから、先生のお顔をジーッと
拝見していることになるよ、ヒマだから。

25,26日のお寺参りも欠席しますと伝えたし
のんびり待ちますよ。

お彼岸中日の23日は納骨堂の供養があり
それには出席できそうです。

阿弥陀様に、ご先祖様に、手を合わせます。