初めて知る高齢という現実

最近、弱ってきたオット82歳。
何とか二人で明るく過ごしたいとあがく毎日を記録します。
だんだんグチに移行?

大仕事?!

2010年11月30日 11時52分19秒 | 老いのあとさき

昨日、仕事の何やらを書きましたが

今日は、年寄りという事ではなく、

女の仕事の「大仕事」を考えてみたいと思います。

 

何といっても、オンナの大仕事は「待つ」

と言うことではないかと思うわけです。

能動態のオトコは一時もジッとしておれません。

待つことはもっとも不得意ではないかと思います。

イヤ、オトコになったことが無い、ばばとしては推察にしか過ぎませんが…

 

今もてはやされている「イクメン」

それ自体は結構なことで、反対のカケラもありませんが

能動態のオトコとしてはツライ部分があるでしょう。

赤ちゃんの次の要求を待つ、目には見えない成長を待つ。

 

このじっと待つ姿勢は、受動態のオンナの得意技なのです。

待つことに慣れたオンナは、待つたって何かしらしながら待つのよね。

ぼーーとして待つわけないでしょ。

そこいら辺が得意技なのよ。

 

遅いオットの帰りを待つ。

子どもの宿題の答えが出るのを待つ。

etc…ありまして、考えるの面倒だわ。

 

朝はオットの洗顔が済むのを、けはいで待ち、

熱いご飯を盛り、味噌汁をつぐ。

ゆっくりと食べる食事が終わるのを待ち、食後の薬。

そうね、やっぱり現在のグチになってるわね。

 

ユルシテネ。

 

 

 

 

 


ばぁばの仕事。

2010年11月29日 15時52分03秒 | 老いのあとさき

北海道は雪だそうですが

熊本は、小春日和の上天気でした。

 

何にも仕事が無い老夫婦の暮らしと思うでしょ?

いろいろあるんだよ~

暮らすって事は、食べにゃならん。

食べるためには、食料の買出しがあるし

手抜きといえども、料理があるし、食べたら洗いもんが…

 

洗濯もせにゃならん。

寝巻きで暮らすオットの着る物も、洗うと結構磨耗しますな。

下着の買い物もアタマに入れて置かないと。

 

家の中も結構散らかる。

少々のチリは黙殺しても、白髪が落ちていると

元の持ち主がはっきりしているので、こりゃいかん、と思う。

 

そのすきまにオシッコ採りだとか、尿器の始末だとか

若いときは考えもしない仕事がまぎれ込むんだよ。

 

仏壇の花も新鮮なものがよろしいし、

風呂の掃除もあるんだよ。

 

考えると頭の奥が、ボォーとしてくるよ。

ま、なんと言っても、人の手を借りずに暮らせる今は

シアワセのうちかも知れんですな~

 

 

 

 


サッパリ サッパリ

2010年11月28日 11時44分57秒 | 老いのあとさき

昨夜は雨が降ったようですね。

雨音を聞きながら「ウッソ~」と思いながら寝入りました。

今朝、サッパリした庭を見ながら、やっぱり雨だったんだと納得しました。

 

おかしなモンですね。

小さい木がジワジワと大きくなるのは、

意識しないで見ているんですよ。

もう、はびこって体を斜めにしないと、

通り抜けられなくても、自然に当たり前。

今年の夏は、蜘蛛の巣がびっしり…

 

こうサッパリしてみると、如何にさまざまなことに、

纏わりつかれながら、身動きが取れなくなっているもんかと、

反省したり、考えたりです。

 

『断・捨・離』 

品物だけではなくいろんな事に

応用しながら動かないとね。

右下のネギのようなものは

シンビジュームです。

やっとこれだけに減らしました。

もう、私はお手上げを宣言しましたので、徐々に姿を消すでしょう。

 

 


庭木の手入れ

2010年11月27日 10時51分44秒 | 老いのあとさき

今日は庭木の手入れに庭師さんに来てもらっています。

思い返せば、夏ごろオットの容態は悪かったし

気になりつつも、草取りも満足にしていませんでした。

陋屋に

雑木の庭

住む人もまた…

そんな状態なのですが、思い切って樹木を切って貰いつつありますので

まだまだ、半分も済まないながら、庭が明るくなりました。

 

オット、樹が好きなのです。

人が要らないと言えば、貰っってきて植え

種から芽生えさせ、挿し木をし

だから同じような雑木ばかり。

 

あれも切ろう、これも要らないと

私が言っていたら

「なんでもかんでも切るな!」と一喝されました。

 

なるほど、思いのままに手入れして、自分なりに

育てた樹木や月日を否定されて悲しいのだな~

 

お察しします。

もう成り行きにまかせます。

 

 

 


行動からの展開

2010年11月26日 13時49分45秒 | 老いのあとさき

この年になると、億劫さが倍増し

思い立って実行まで時間が掛かります。

 

言うても始まらんことを言えば、

若いときは思ったときはもう走り出しているという按配で、

くだくだ考えることはなかった…

 

今は…思いつくのに時間がかかり

思ってもどうしたもんか?と思案し

その思案も具体的な実りのあるものじゃなく

行こか戻ろかと入り口でつまずいております。ようなことで。

 

今日は早かったよ~

鶴屋が経営する「フード・ワン」へ出かけました。

行き20分、帰り15分。

行き道は長い坂があるんじゃ。

ま、そのかわり帰りはペダル踏まんでよろし。

 

キハダマグロの解体ショーがあったいたので

たくさん買いこんで、ご無礼続きのご近所さんへご試食。

 

大勢の買い物客のなかに「さちばーば」を見つけてコーフン。

看護人としてお互い「がんばろーね」と励ましあい、

お昼の時間が迫っていたので、そのままさよなら。

ゆっくり、コーヒーでも飲めたらいいんだけどね。

 

気候のよいときは、運動を兼ねていいかも…

行動すると、目を覚ませる展開がありますね。

ちょっと若返ったばばでござりまする。

 

 

 


また、耳が…

2010年11月25日 14時10分42秒 | 老いのあとさき

おととい、ちょっとした拍子に、

めまいのような感じを受けました。(一瞬ですが何度か)

そして昨日、また耳から…

 

今日予約ナシで病院へ

ま、患者さんの多いこと…

待ちは長かったですが、診察を受けました。

「化膿菌の質を調べるために検査します。

抗生物質の薬を3日分、それに点耳薬を一日2回やってください」

 

手術か?とヒヤヒヤしていたのですが

また、様子見?で首がつながりました。

 

長いこと放って置いた罪は軽くないです。

仕方ない、コチトラまな板の上の鯉だ~~い。

 

 


交通事故を聞いて

2010年11月24日 13時59分21秒 | 老いのあとさき

昨日、23日の午後、芦北の町で交通事故がありました。

それにより72歳の方が亡くなりました。

その方とはお会いしたことはありませんが

知り合いの、知り合いのおばあさまということで

遠いご縁につながる方でした。

 

交通事故というものは突然に訪れます。

何時、何処で誰の上に降りかかるものやら

誰も事前に知ることはできません。

突然の悪魔の手…

ご本人もまったくの不本意ですし、残された家族には

埋めることの出来ない大きな空洞でしょう。

 

しかし…

しかし、という言葉が合っているかどうかは分かりませんが

悲しみとは別に、おばあさまは身をもって

「交通事故には気を付けるんだよ」

というメッセージを残されたように思います。

自転車に乗っていての輪禍でしたから

自転車に乗る私にも届きました。

 

子に孫にあるいは、ご縁のあるものに

身は犠牲になって、注意をうながされました。

 

そのお気持ちに応えるためには

二度とそういう悲しみに巻き込まれないように

気をつけながら生活しなければ、と思いました。

 

心から、お悔やみ申し上げます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ノンキな日々感謝の日

2010年11月23日 14時36分30秒 | 老いのあとさき

朝からいつもと違うテレビ番組があるし

日曜じゃないし、それでも気が付かないノーテンキ。

トイレの大きなカレンダーみて

「勤労感謝の日」と気が付きました。

毎日が日曜日と言うのは、ノンキなことです。

カレンダーで重要なのは、お医者に行く日、ゴミ出しの日

生協が来る日。

 

覇気もへったくれも無い日々ですが

現在の体調を考えると、これでも穏やかな

つつがない

日々と言えます。

 

そうです、ノンキな日、万歳です。

 

 

 


クラーク・ゲーブルの魅力

2010年11月22日 14時52分17秒 | 老いのあとさき

あさ5時ごろ雨の音で目覚め…

しかし、また寝入って8時半までのごゆっくり。

 

昨夜「風と共に去りぬ」を鑑賞しました。

ビビアン・リーの美しいこと

クラーク・ゲーブルのカッコよさ

一人でしみじみかみ締めました。

 

驚くことには、この映画1939年には公開されたということ

1945年に終戦を迎えた当時の日本を思い返しても

莫大な制作費がかかったであろうテクニカラーの壮大な映画。

 

はいはい、日本負けるハズだよおっかさん。

今頃、ノックアウトされました。

若い頃映画館で見ましたが、テレビで見ても圧倒されました。

当時、C・ゲーブルの魅力はイマイチでしたが

オトナを過ぎたいまは、男の頂点だ~!と

あらためて思います。

 

思わず若き血をたぎらせたばばでございました。