初めて知る高齢という現実

最近、弱ってきたオット82歳。
何とか二人で明るく過ごしたいとあがく毎日を記録します。
だんだんグチに移行?

友、来訪

2013年04月23日 09時14分23秒 | 老いのあとさき

 

まだ肌寒さはありますが、カラリとした気持ちのよい日が続いています。

昨日、幼馴染の同級生が訪問してくれました。

手作りの散らし寿司やら、サラダ、筍の味噌よごし、お茶まで

抱えて来てくれました。

 

小半日、一昨年ご主人を亡くしたあとの生活ぶりや

私の現状など、会話が続きました…が、

久しぶりに友達と話しますと、頭の退化を感じました。

固有名詞が出てこないので、話していて、もどかしさを感じるし

またあの名前が出てこないと思うと、話すのが面倒になってしまいます。

年寄りが、黙り込んでしまうのはそういうことなんだなぁと思い当たりました、よ。

話させようと思ったら、根気よく話を聞く姿勢が大事と思います、よ。

 

先週水曜日に最初の編み物教室の風景

 

これは、申し込みの時に貰った編み図で編んだ座布団?

椅子に使ったらよさそう…ウール100%の毛糸なので

結構弾力があります。

第2作…

今どきにぴったりなマフラー?

あまり首周りに巻き付けるのは好きではありませんが

これは許容範囲です。

ごきんじょのハナちゃん。

通りかかると喜んで飛び跳ね、顔を近づけると

口の周りをぺろぺろと舐めてくれて、それで解放されます。

可愛いものですね~

何の木か知りませんが、葉っぱのヒダと色が好きです。

菖蒲が咲き始めました。矢車と一緒です。

先日のぼたんに続いて、芍薬も負けていませんよ~

 

 

 


美しき花・ぼたん

2013年04月16日 09時53分48秒 | 老いのあとさき

 

まだ朝夕はヒヤヒヤした空気ですが、日中は暖かくなりそうです。

まったく春先のお天気は「はるのあらし」そのものですね。

 

その中で健気に咲く花…

ま、いつものことですがご近所様の花々です。

造形の美と言いますが、自然の美にかなうものはありません。

これはマイブームのオリーブオイルです。

トーストに、その他このオイルで賄っています。

私はバターより美味しいと思っています。

より美味しそ~と小豆島からお取り寄せしました

結構なお値段なので、次はどうしようか?…と。

 

油脂なので食べすぎはよくない、これは当然ですが。

〇秘に効くように思います。

何よりあぶらものを嫌うじぃさまが喜んで、美味しいといいます。

 

義妹が亡くなって今日は初七日。

何かにつけてこれまでのことを思い出しています。

これは90歳になるご主人が、妻が亡くなった朝、詠まれた惜別の短歌で

これを棺に納める前に二度大きな声で詠まれました。

力強い文字で清書されていました。

60年の夫婦の刻みを思うと…

慟哭の涙を禁じえません

 

 

 

 


義妹とのお別れ

2013年04月11日 19時31分59秒 | 老いのあとさき

 

「寒い」というのが似合う今日この頃です。

変な天気…

 

6年前に肺がんが分かって、抗がん剤を飲み続けていた

夫の妹が力尽きて亡くなりました。

最後のお別れはここです

 

昨日の通夜、今日のお葬式と行って参りました。

2月の10日に病院で顔を見て以来、物言わぬ人になってしまいました。

 

義妹は立派な人で、教えられることばかりでした。

12月に下半身が腫れて、その時にリンパにがんが来ていると

家族には告げられたそうですが、その時から本人は覚悟を決めていたのです。

きょうだいも年を取り身軽には動けなくなっているので

体調が悪いことは知らせないでよい、息を引き取ってから知らせなさい。

だれそれに知らせなさい。と総て指示されていました。

 

亡くなる24時間前に息子夫婦2組と、自分達6人で寄って話し合い

今後はホスピスにお願いしよう…と決めたあと、体調が急変し

病院へ搬送したのですが、そのまま逝ってしまいました。

心臓は力強く最後まで脈打っていたそうなので、がんさえなければ

あと10年以上は頑張れたと思います。

ご本人は80歳、残されたご主人は90歳、最後までご主人のことは気がかりだったようです。

リズム体操や、太極拳、老人会と、晩年人とよく交わり、お世話もしたので

みんなから慕われて、斎場にもおばあさんのお葬式とは思えないくらいの、

たくさんの方々に来ていただいて、ピンクの棺、色とりどりのたくさんの花に包まれ

旅立っていきました。

 

今さらながら淋しい想いが押し寄せます。

いいお葬式でした。

義妹自身の家族思い、是々非々をはっきりという潔さを慕い

母へ、おばあちゃんへの想いがあふれていました。

孫達うち揃って、お別れの言葉、涙…

義理など爪の先ほども交わらぬ、真実の愛が溢れていました。

たくさんお葬式にも出させていただきましたが、

今日ほど清らかな気持ちが打ち震える感動的なお葬式は初めてでした。

 

わたしのお葬式もそうあってほしい…

一緒に出席した娘夫婦と孫娘に伝えて置きました。

 

 

 

 


高校制服

2013年04月06日 10時59分16秒 | 老いのあとさき

 

春の嵐が来ると聞いて、2時ごろから少しの音にも反応して

眠れませんでした。

ところが、今夜が本番だそうで、クヤシイです。

 

ブログご無沙汰ばかり…

気にはなりながらも、

目先の用に追われて落ち着きません。

末孫が高校に合格して、制服が出来たという事で

見せに来てくれました。

 

小さかった子が、母親より大きくなって、感慨無量でございます。

中途半端な撮り様ですが、顔をカットしましたのでお許しください。

自分で選んだそうな…

ショッキングピンクな色のリックサック。

これ背負って自転車通学です。

隠したつもりで丸見えの顔ですネ。

こちらはじーちゃんと…

「オレは最初からふうちゃんがこの高校に行く!と決めてたよ。」

と、力説されてました。

根拠はナンだろ?みんな思ってますけど…

開ききったチューリップ。一本残っていました。