真実と幻想と創価学会

創価学会について色々書いています。ほぼ毎週日曜更新。

セクト十項目 「裁判沙汰の多さ」

2011-06-05 12:55:52 | 創価本の紹介

池田大作の品格〈PART2〉創価テロリズムを許すな より

第三章 なぜ「創価テロリズムというのか」
創価のカルト構成要件10項目

⑧〈裁判沙汰の多さ〉

 これは、多くを語らずとも、池田創価学会の「裁判沙汰の多さ」は突出しています。学会員弁護士数百人を抱えていますから、すぐ「告訴」して、相手に圧力をかけることを常套手段にしています。普段、裁判活動に慣れていない文化人・マスコミ・一般人は、裁判を起こされただけで、戦意喪失してしまいます。豊富な資金をバックに、学会員を焚き付けて、反対勢力に襲いかかることまでしています。まさに、有害カルトの面目躍如といったところでしょうか。そして、聖教新聞などの内輪の情報操作として、相手を打ち負かしたとして「連戦・連勝」と騒ぎたて常に仮想的を作り、「戦おう! 勝利しよう」と煽っています。池田創価学会は、一種の興奮状態を作り続けているのですから、異常な宗教団体といわれてもいたしかたありません。
 それでは、創価学会が提訴した裁判結果はどのようなものであるかというと、聖教新聞などで「全て勝利」といっておきながら、実は、
全体の80%が負けている現状です。もちろん、学会員には正確な情報を伝えていません。

 ~後略

創価学会の大本営発表は私たちには当たり前のことですから、この敗訴が多い裁判結果も当然知っています。

でも、とうの学会員さんたちが知らないとはね…。知らないでいられる状況っていうのが凄い。

ちなみにうちの母親も知りませんでしたよ。裁判で負けてるって。

司法で断罪されるということはどういうことか。

何だかシレッと「負けてる?あーハイハイ」と流している感じがしますが、それってつまり多くは「犯罪を犯した」と認定されたわけですからね。

個人の学会員がしたことではない、学会組織が関与したと認められた事例もあります。

学会組織が犯罪に関与したと、裁判で断罪されているのです。

この裁判の乱れ撃ちは上記のように相手の戦意を喪失させる、という目的のほかに、批判自体を封じ込める効果も持っています。

つまり「何か言うとすぐ裁判起こされるから…」と相手を萎縮させるのです。しかもお抱え学会員弁護士がずらずらっと並んでいるのですから、真向から裁判上等!という一般人はまずおりませんね。

それとネガティブキャンペーンです。裁判を起こされる、というのはマイナスイメージになりますからね。

そういった意味でも、現在学会(会長・副会長・学会員)を訴えて裁判係争中である希望さんは、大変な勇気と気骨の持ち主であると仰ぎ見るばかりです。(白バラ通信 パンドラの箱にて裁判の内容を掲載されています)

このカルトの要件十項目というのは、矢野氏の「黒い手帖」にも詳しく書かれていまして、またそちらも紹介したいと思います。


8 コメント

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クロ様 (希望)
2011-06-05 17:10:07
クロ様

 私の裁判のことをご紹介して下さり、誠にありがとうございます。過分のお言葉を賜り、大変恐縮致しました。

 本当に勇気があるのは、この裁判の訴訟代理人である弁護士の生田暉雄先生です。

 生田先生は、創価学会を相手にする裁判は、実名でできるということと、弁護士は一人で十分だということを証明するための裁判でもあると言われています。

 詳細は、後日、私のブログで明らかにさせて頂きますが、創価学会池田カルト一派は、生田先生と私を分断するとともに、生田先生に危害を加えようと画策しています。

 生田先生の生命の安全を保障する上からも、一人でも多くの方々に情報をお伝え下さい。何卒よろしくお願い申し上げます。
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希望さんへ (クロ)
2011-06-05 20:35:34
希望さんへ

お忙しい中、コメントありがとうございます。


>生田先生と私を分断するとともに、生田先生に危害を加えようと画策しています。

いかにも学会がやりそうなことです。
ご覚悟の上かとは思いますが、どうぞ充分ご注意ください。
希望さん、生田先生のお二人ならば乗り越えられるものと信じています。

矢野氏の本にはこうあります。
「学会は常に訴訟案件を抱えており、訴訟のプロといえるほどの法廷闘争テクニックを持っているという笑えない話もある」
表の闘争テクニックから、裏なり闇なり表沙汰にはならないような手段もプロ級のことでしょう。
生田先生と共に、ご無事に裁判を終えられることを心より祈っております。
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裁判記事はいつも「連戦連勝!」という言葉がよく... (kan)
2011-06-07 23:09:20
裁判記事はいつも「連戦連勝!」という言葉がよく登場しますね。
以前に職員幹部に訊いたことがあります。
「何故、負けた事実は言わないの?」
職員幹部いわく
「言う必要ないですしね。。」

「じゃあ、事実を隠すんだ。創価学会は。
でも、負けも多いのに連勝というのは明らかに間違ってるんじゃないの?
会員さんは事実を知らないんだから『騙し』と言われても仕方ないと思うよ。違う?」

その職員幹部は黙ってました。
そして彼は話題を変えました。

お互いの主張が異なり・合わないので、裁判所で第三者を入れて接点を模索し解決を図る。
これは「調停」で、ケンカじゃなく話し合いの域です。

でも裁判は100%争いであり、ケンカです。
記載の文言も単刀直入です。
「○○を支払え!△△とせよ!」こんな言葉も多いです。
表現もケンカですね^^;。

「正義」を主張すれば、その対極には「悪」の存在が必要です。
「悪」的なモノがなくても、「正義」の主張の繰り返しは、それに対極する「悪」的存在を生みます。
その実態は必ず「争い」を生みます。


世の中には「勝ち負け」があります。
スポーツの世界も企業競争も、その他様々あります。
したがって「勝者」と「敗者」の存在が生まれます。
時には「負け犬」などという不愉快かつ失礼な言葉まで登場します。
「勝ち」・・「負け」、こんなのは人生の一場面です。
限られた条件の中での一瞬の見方にすぎません。
紆余曲折を描きながら、基本的に人は幸せを歩んでると思います。
「勝ち」・・「負け」、こんなジャッジ自体・本来は無意味だと思います。

でもまあ、この世の中・そういう形態や言葉は仕方ないのかもしれません。
向上のプラスになれば、それは「良し!」という考え方もあります。


でも、それは世間の一般的な見解です。
「勝ち負け」や「正義と悪」・・・・そんな対極の世界。
それらを超越した次元が宗教だと思います。
それらを大きく包含するのが、本来の宗教だと思います。

それ故に、悪人と呼ばれる人も善人と呼ばれる人も関係なく救えて、全ての人たちに「学び」を与えれるのだと思います。
あらゆる人生の境遇において、「救い」があるのだと思います。

その宗教団体がやたら裁判を起こす。。。
もう話しになりません。
さらに殆ど負けてる実態を隠匿し、「連勝!」と叫ぶ。
ここまでくれば「詐欺団体」です。
この実態がいかに愚か極まりないか・・・
大人はもちろん、中学生の年齢の方でも理解できると思います。


尤も、創価学会は宗門から破門されてるので、今は信徒だけが集まってる団体です。
手を合わせて祈る対象の「御本尊」という紙で作られた曼荼羅。
何処で、誰が、どんなに作ってるのか?
一切の説明はありませんね。
莫大な収支も何もかも、「秘密」・「秘密」です。

正確には、池田創価はもはや宗教団体ではありませんね。
「宗教法人」の認可があるだけです。
その認可も公明党の議席が減れば、実態と異なるトラブル続きの団体など、認可取り消しになるでしょう。

実態は「カルト」です。
「貪り」の団体です。
狂気の団体です。

そのカルト相手に、実名で一人・正義の戦いを挑む希望さん
まさに平成の「騎士」だと思います。
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>実は、全体の80%が負けている現状 です。 (秋刀魚)
2011-06-10 10:56:05
>実は、全体の80%が負けている現状 です。

すべての裁判結果をここに掲載してください。

よろしくお願いいたします。
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kanさんへ (クロ)
2011-06-12 02:54:53
kanさんへ

いつもながらとても深いコメント、ありがとうございます。
kanさんが職員幹部に言われた通り、敗訴の事実を「言う必要がない」とするならば勝訴も言うべきではないのではないですかね。
百歩譲って敗訴の場合は沈黙したとしても、「連戦(全戦)連勝」という表現は明らかにおかしいです。
信じられているうちはいいでしょうが、敗訴の事実を知られたならば信用を損ねるとは考えないのでしょうか。

裁判で判決が出ても、それが必ずしも善と悪に分かれるわけではないと思います。
たとえ明らかな犯罪でも立場が違えば、捉え方も違ってくる…。
戦隊モノの番組のような勧善懲悪は現実の世界にはありません。
でもやはり、自分勝手な考えで人に迷惑をかけたり、実害を与えることはいけないと思います。
どれだけ自分が正しいのだと信じていても、社会の中で生きていくからには、その社会のルールを守らなければ。その社会の人間を尊重せねば。
それは「勝ち負け」の範疇にないです。
その尺度の一つに、裁判や調停という制度があるのだと思います。

希望さんといえば、検察の問題も提起されておりましたね。
一般市民からは見えにくい場所での不正。
外部から遮断されているという点では創価も似たようなものですが、内輪だけで物事を進める組織というのはやはり自浄作用が停滞するものだと思います。
潔白ならばオープンにしても問題ないのですから。
今の時代、ネットでたくさんの情報が瞬時に入手できます。
これから内に閉じこもった組織の内情も、どんどん開かれていくでしょうね。
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秋刀魚さんへ (クロ)
2011-06-12 03:23:38
秋刀魚さんへ

はじめまして。
今回紹介した書籍を私が書いているわけではないので、私にお願いするのは筋違いかと思うのですが…。
それにこの本の信憑性をどう思うのも自由です。
明らかな虚偽を故意に著作したのであれば、処分の対象だとは思いますが。

裁判所のHPの「判例検索システム」にて創価学会、聖教のキーワードで検索しますと数十件ヒットしますが、全判例を掲載していないとのことです。
どのようなピックアップのされ方かは分かりませんので、こちらでも正確な数字は出なさそうです。残念です。

ネット上においては「80%が学会の敗訴」が通説になっていますが、これは日蓮正宗を相手にした訴訟の結果が根拠になっていると思われます。
もっとも、著者の小多仁氏がこれを基にして書かれたかどうかは分かりません。
既にご承知のことでしょうが、日蓮正宗の対創価学会裁判の一覧をご紹介しておきます。
http://sudati.iinaa.net/hanketu/shouhai.html
正宗側の発表ですので、信じないという学会員さんも多いでしょう。それはこの「池田大作の品格」の本にしても同様だと思いますが。

秋刀魚さんの求めているような答えではないと思いますが、こんなところです。
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月刊ペン事件の裁判について (ミルキー)
2011-06-12 05:00:17
月刊ペン事件の裁判について
昭和51年に月刊ペンが池田氏の女性関係を暴露した記事を書き、創価学会が名誉毀損として告訴した事件でした。東京地裁も東京高裁も真実性が立証できないとして、被告人(月刊ぺん)を有罪にしました。しかし、これらの判決の中で、極めて不可解なことがありました。東京地裁判決で、「本件が旧第一審係属中の時期に被害者である学会側と加害者である被告人側との間で話し合いがもたれた結果、被告人が詫び状を差し入れ、学会側が告訴取り下げ手続きをとることになった他に、そのこととの関連で被害者側(創価学会側)から加害者側(被告側)へ二千万円、二千六百万円、あるいは三千万とも言われる高額の金員(きんいん)が支払われたという、本件の具体的な訴訟手続きとからませた取引がなされた事実が認められる」と認定されたことです。被害者側と加害者側とで示談の話し合いがなされることは珍しいことではありませんが、加害者側が金員を払って、謝るというのではなく、被害者側が高額の金員を加害者側に支払うというのは、異例、不可解であると言われました。このような学会の対応に納得できないものが残ることは確かですが、学会が、池田氏を裁判の証人として出廷することを恐れた結果このような裏面工作までした事実が明らかにされました。学会の中では、偉人のように振舞っている池田氏も裁判に出廷することも恐れて、高額の金員を支払ったという事実が浮き彫りになったことで、池田氏の人柄の一面を知る手がかりとなると言えるでしょう。
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ミルキーさんへ (クロ)
2011-06-12 13:32:46
ミルキーさんへ

月刊ペン事件、学会の裁判の中では有名なものですが、矢野氏の「黒い手帖」にこの事件に関わった当事者として裏事情も書かれています。
元学会の顧問弁護士である山崎氏も関わっていることから、責任をなすりつけられているようですが、実際被告側である月刊ペンに二千万支払うに至った経緯はミルキーさんの仰るとおり池田氏の意向であったということです。

元々、この裁判の始まる前から「池田氏を絶対に法廷に立たせてはいけない」という無理難題な条件を学会側は掲げていました。
それに動くことになったのが、当時の公明党です。
これは次の記事で書く予定の「公権力への浸透」そのものの事件でもありました。
矢野氏はイヤイヤながら優秀な弁護士を紹介し、うまく裁判は進んでいたのですが学会が恐れるあまりよけいなことをしちゃったんですね。
当時の北条会長は矢野氏に亡くなる前、この件について矢野氏に
「悪いことをした。(池田氏が証人喚問されると)内部から突き上げがあり、抗しきれずに被告側に金を渡してしまった。池田先生からもそういう意向があってな」
と後悔を口にしたそうです。

池田氏が法廷に立つのを拒んだ。
訴えた内容が誠実なものであるならば、法廷に立つのを嫌がる理由も分かりません。
であれば「月刊ペン」の内容というものも、本当にデタラメなのかと疑念が残るものとなります。
国会の証人喚問にしても、同じですね。公明党に絶対命令として池田氏の喚問を阻止させています。
昔は「堂々と出かけていって潔白を証明する!」ということを言っていたはずですが、威勢だけのようです。

学会が関わった裁判は他にも、係争中の経緯がおかしなものがいくつかあります。
裁判のプロと言われてしまうほど裁判慣れした学会は、裁判の裏技も当然繰り出すってことでしょうかね。
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