真実と幻想と創価学会

創価学会について色々書いています。ほぼ毎週日曜更新。

マインドコントロールとは何か より「破壊的カルトの集団運営の方法」その1

2012-05-27 16:54:44 | カルト宗教
マインド・コントロールとは何か マインド・コントロールとは何か
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第1章 破壊的カルトの活動とマインド・コントロールより

破壊的カルトの集団運営の方法 ――マインド・コントロール(1)

 先述した特長は、私たちの社会規範に照らしてみたときには、容認しがたいことはいうまでもなかろう。では、知性も教養も高い人々が、どうしてそうした疑惑のある組織の活動へと参画してしまうのだろうか。あるいは破壊的カルトのメンバーは、なぜ一般には「悪事」とみなされるような反社会的と思われる行動をとってしまうのだろうか。
 その第一の理由は、
破壊的カルトは、その組織に参加していこうとする人々に対して、何か重大な彼らの充足させたい欲求や必要物を与えているからである。つまり、破壊的カルトのメンバーは、その集団内で生活することによって、それまで欠けていた剥奪感や空虚感から救われ、主観的な意味での幸福を手にすることになるからである。
 また、何かを強く信ずることは、心理学的にはいくつかの肯定的効果がある。たとえば、「病は気から」というわれように、信念を持つことが、病気の奇跡的な治癒効果をもたらすことにつながることもあろう。

~中略~

 精神医学者のギャランターは、破壊的カルトと目されるいくつかの宗教的カルトに所属するメンバーに、面接や心理テストを用いて主観的な幸福感を調査した。その結果、多くのメンバーがその組織に参画する前と後との比較において、主観的幸福感が増していたと報告している。

・・・その(2)に続く

あなたの心のスキマ、埋めてあげましょうか・・・?

そうして誰の心にもあるちょっとしたスキマから入り込んでくる、カルト宗教の甘い囁き。

入り込まれたが最後、入り口がスキマである以上出て行ってもらうのも困難です。

創価学会で言えば、組織のメンバーに与える必要物というのは、多くの場合「コミュニティ」を指すと思います。

親密な人間関係。しかも、自身にどのような人格の問題があろうと、「学会員」という肩書きさえあれば無条件で暖かく受け入れてもらえる。

人との繋がりに飢えているような人にとっては、大変魅力的な組織に写りましょう。

次には個人的感想でしかありませんが、「自己満足」を得たいという欲求も強いかと思います。

社会貢献、世界平和、文化活動・・・。これらのことに貢献したい気持ちは誰しも少なからず持っていると思うのですが、実際にやろうとするとなかなか手を出せるものではありません。

しかし難しいことは何一つ考える必要もなく、自分の身の回りで動き回るだけで、あるいは新聞を取るだけで、はたまた勤行するだけで、それらのことにこの世で最も貢献できる組織がある。

大した労力を必要とせずに(と思っている)、社会に役立つ人間になっていると自己満足できるのが創価学会という組織です。

学会員さんそれぞれに、欲求は色々あるとは思いますが、上記のような欲求の充足感を与えてくれるのが創価学会だと感じてる方は多いのではないでしょうか。

そしてこれらのことは、自分から手放すことに非常に罪悪感を覚えます。だからなかなか組織からは離れられないという二重トラップになっている。

以前カルト宗教に関するどこかのサイトで見たのですが、宗教団体に属す前と後で、主観的幸福感が大きく変化するのはカルト宗教の傾向が大変強いそうです。

伝統宗教ほど、自身の内面に強烈な変化は現れないそうです。分かる気がします。

即効性とハッキリとした効き目がなければ、カルト宗教(多くの新興宗教)はやっていけませんでしょうからね。


19 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
トニーさんへ (クロ)
2012-06-10 00:53:31
トニーさんへ

さすが聖教新聞!
いいこと書いてますね~w

聖教新聞は到底頭のいい人が書いているとは思えない内容が基本ですが、こうした姑息な手法については実に秀逸だと認めざるを得ない時があります。
あたかも自分たちのことを書いているんじゃないかという内容で宗門批判したりしますが、巧妙に意識を逸らせているのだなとある時気づきました。
バリ活さんたちがどこかで学会の批判を見聞きしたとき、「あぁこれは日顕宗(日蓮正宗)のことだぁ~」と矛先を勘違いさせてるんだなーと。
こうしたMC(やっている方はその意識がなくとも)の手法は、おそらく長年の集団心理操作の経験からくるものなのでしょうね。
だから知性を感じられない聖教新聞上でも、この熟練の経験によってバリさんたちの心理操作だけは秀でているのでしょう。
笑えない話です。
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ミルフィーユさんへ (クロ)
2012-06-10 00:44:52
ミルフィーユさんへ

総資産10兆円…。さもありなん、といったところですね。
不動産の資産が物凄そうです。
そりゃルノワールもポンと買えますね。


>逆に言えば指摘した間違い箇所以外は本当のことだったと言うことでは?(笑)

そうでしょうねー。
「憚りながら」や「乱脈経理」など、内容が違うと騒いでいる話は聞いたことがありません。
仰る通り、意見の違うそれぞれの情報を取り入れてみなければ、何が正しいのかなど分かるはずもありません。
けれど「絶対正義」の団体ですから、それ以外は間違いで正解なんでしょう。
近年の学会は他宗教にもある程度寛容になっていますが、学会の正義は都合のよい切り貼りができるみたいですね。
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ミルフィーユさんへ (トニー)
2012-06-05 21:13:19
ミルフィーユさんへ
>創価礼讚本も批判本もどちらも平等に読んでみることで見えてくるものもあるのにね(^^)

これ、昔聖教に書いてありましたよ。「どちらの言い分が正しいかを確かめる確実な方法は両方の言い分を公平に見聞きすることだ。必ずどちらかにボロが出る。ゆえに学会は正しい」。要するに、「学会が正しいに決まっているんだからよその主張には耳を貸すな」ってマインドコントロールしてるんですよ。今にして思うと、本当にそんなことされたら困るのは自分たちの方なのにいい度胸してますよね(笑)
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私もmomongaさんと同じく、学会批判本や週刊誌やネ... (ミルフィーユ)
2012-06-05 08:01:15
私もmomongaさんと同じく、学会批判本や週刊誌やネット情報など「捏造」と上から言われた言葉を信じていました。

でも段々活動から遠のくにつれ 矢野さんの本や溝口さんの本なども友達が貸してくれたので読むようになりました。

一般会員が知り得ない内部情報やお金の事などを読み、バリ活時代でさえ疑問だったこともな~るほどと妙に納得できました。

2004年に発売された【週刊 ダイヤモンド】は表紙にド~ンと「創価学会の経済力」とあり目をひきました。 まだ活動はしていた頃なので恐る恐るまわりを気にしつつ買いました(笑)

総資産10兆円… 驚きの内容に一気に読んでしまいました。

後日 週刊ダイヤモンドの内容に誤りがあり、あちらが謝罪したと聖教紙上に載りましたが 名称が違うだのどうってことない間違いだったような記憶が。

逆に言えば指摘した間違い箇所以外は本当のことだったと言うことでは?(笑)
元暴力団組長さんの書かれた「憚りながら」にも創価のことが載ってるのに黙ってるってことは 本当の話だから?

そういえば某青年部長が本幹で「週刊誌は鬼畜だ!見るな!読むな!買うな!」と叫んでいたことがあったっけなぁ。

創価礼讚本も批判本もどちらも平等に読んでみることで見えてくるものもあるのにね(^^)
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希望さんへ (クロ)
2012-06-03 23:21:46
希望さんへ

ありがとうございます。
コメントの返事は、私だけでなく他のブログ主さんたちもされていることで、そこまで評価されると恐縮です。
希望さんがお忙しいのは、「白バラ通信」を訪れる人は承知のことです。
どうかご無理なさらず、希望さんがなさるべきことをなさってください。
微力ながら応援しております。
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 クロ様が、コメントを投稿された方々に、大変丁... (希望)
2012-06-03 23:04:42
 クロ様が、コメントを投稿された方々に、大変丁寧にご返事をされておられることに、心より敬意を表します。素晴らしいことです。私も、クロ様のようになりたいと感じています。
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kanさんへ (クロ)
2012-06-03 14:51:23
kanさんへ

高橋恵子さんの顔が浮かばずウィキってみました。
この方、お年を召してもキレイな方ですよね。
それにしてもkanさんの女性の好みが暴露されちゃいましたねw
それと「全力少年」ww
私はデビュー曲の「view」が好きでしたね。


>平たく言えば「エサ」です。

そして「飴」とも言いますね。
もっと言えば、その「エサ」や「飴」の中には中毒性のある何かがそれとは知らされずに混入されている。
ですから、最初から「エサ」にがっつり食い付かなかったとしても、じわじわと心身を蝕んでいくのでしょう。


>バリ活時代のボクでさえ、当時に読んだ人間革命の山本伸一の自画自賛には呆れたくらいです。

その感覚があればこそ、今のkanさんが存在しているのでしょうね。
学会員さんの中には、虚像の山本伸一に心酔して尊崇している人たちもいることでしょう。
なんか、若いバリ活さんに多い気がしますが。
そういう人たちの覚醒は、長く困難なものになるのでしょうね。難しい。
kanさんが「白バラ」でコメントされていた「自腹の奴隷」という表現が浮かびました。
本当に上手い表現だと思います。
「自腹」で「奴隷」であることに、気づいてくれるといいのですが…自ら「奴隷」であることを選ぶ人も少なくないでしょう。
特に学会では。
「奴隷」であることが心地よいと感じている人、「奴隷」であることでしか居場所がないと感じている人、そしてそう思い込ませている学会…。
自分が従ってるものの正体が、誰の目にも明らかになれば。
そう願ってやみません。
返信する
ミルフィーユさんへ (クロ)
2012-06-03 14:38:56
ミルフィーユさんへ

身近なお話を紹介くださり、ありがとうございます。
生活保護の件はほんの少しですが、議員や政党の口利きでフリーパス状態であるとの報道もなされていますね。
それでなくとも、注目されるようになりました。
これを機に、法改正を推し進めてほしいです。
お笑い芸人の二人は完全にアウトだと思いますが、そもそも制度自体に不備があったのも事実。
「見せしめか」などと芸人擁護の発言をするメディアもありますが、そもそもテレビに出て社会的影響が大きいのだから、当然のことだと思うのですが身内びいきと「吉本」という巨大組織相手には難しいことなんでしょうね。
でもほんと、1つのきっかけとしてちゃんとした制度にしてほしいと思います。


>記事には「日本の仏教研究については研究者が少なく、日蓮大聖人についても、必ずしも公正な紹介がされてこなかった…」

学会が絡んで公正であることなどあり得ないと思うのは私だけですか…w
日蓮さんに関しても、そこそこ研究されてその生涯など本にもされていると思いますが、それらが「公正なもの」として認めてしまうと、学会にとって都合の悪いことになるんでしょう。
「これが正しい!!」と大声を張り上げて、嘘も本当にしてしまうのが創価学会とそのルーツの常套手段ではありませんか。


>左ページのスタートラインには俳優の遠藤憲一さんが載ってました。

名前を拝見しても顔が浮かばなく、ウィキってみましたら知ってました、この人。
そうだったんですか。芸術部員さんだったんですか~。
ウィキにはその記述はありませんでしたが、公にはしていないということなんですね。
しかし昔は公言していたのに、聖教新聞上でも芸術部員であるということを隠すとは、何事でしょう?
本人の信仰心が薄れたというならば聖教新聞に出ようはずもないでしょうし、なんのイメージ戦略?でしょうね。
そのうち「たかみな」が出たりしたら面白いですね、そのコーナー。さすがに無理かw
返信する
流れ星さんへ (クロ)
2012-06-03 14:20:29
流れ星さんへ

>皆さんの中にアンチBlogに書き込みするようになってからパソコンやスマートフォンで奇々怪々なできごとが起こったりしていませんか。。???

私は今のところ、そういった状況はありませんね。
しかし、まだ実家にいたころ脱会届を姉弟分出したのですが、その直後から家電に非通知の無言電話が一日数回かかってきました。
今までそのようなことはなかったので、「ハハーン、これが噂の嫌がらせか。マジでやってくるとは」と思いました。
私は母親に「母さんの学会での立場が悪くなるから、私(クロ)が学会のこと問題視してることとか言わないで」と前もって釘を刺していました。
母親はそれを了承していましたが、学会脳の人ですからどこまで娘との約束を守ったかは疑わしいところではありますが。
無言電話は学会の婦人部あたりの仕業だろうと思ったので、電話代かけさせてやろうと受話器を上げたままで放置したりしてましたw
3日目ぐらいに、もう面倒なので非通知拒否設定にしましたけどね。

流れ星さんの身の回りで、奇々怪々な出来事が起こっているということは「白バラ」の方で目にしたことがあります。
私にはそれが学会の仕業か、偶然なのか、判断がつきかねることですが、何にせよ記録をとっておくことです。
できれば録画、録音できるといいですけど。とにかくいつでもメモっておける用意はした方がいいでしょう。
こんなことくらいしか言えなくてすみません。


>創価学会は、自ら進んで入会したひとって、どのくらいいるのだろう。。

今の学会には、少数派だと思いますよ。
また、そういった人たちは組織のおかしさにも気づきやすいですから、脱会なり非活なりに消えていく人も多いと思います。
一度そういう統計を取ったら面白い傾向が分かるでしょうね。
逆にサラブレッドは根が深い問題だと思います。
創価の学校に通って池田チルドレンと呼ばれるくらいになれば、尚更でしょう。
実はアンチで…という人にも種類があると思います。
「組織がダメだが、池田先生は素晴らしい」と思っている人。
「組織も池田先生もおかしいが、人間も組織も完成していないだけ」と思ってる人…は少ないかな。
「信仰心はほとんどないけれど、親が悲しむから仕方なくやっている」という人もいるでしょう。
たぶんですが、池田先生だけは間違いないと思っている人が多いと感じますが。


>オウム真理教のように単純なテロを遙かにしのぐ複雑で分かりにくい方法でひとを巧みに陥れることがやすやすとできるから。。

仰る通りだと思います。
オウム真理教は創価学会を模倣したとも言われていますしね。
オウムの犯罪は社会的なインパクトが強烈ですが、実際の被害者の数やその傷の深さで言えば、創価学会に敵うものではないと思います。
ただそのことに、被害者を始め社会一般も気づいていないだけなのです。
気づかないようにしているということも、創価学会の巧みさであり罪でもある。
その罪を学会自身が購うときが必ず来るのだと、信じています。
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momongaさんへ (クロ)
2012-06-03 13:57:07
momongaさんへ

こんにちは。いつもコメントありがとうございます。


>最後は「あなたの信心で乗り越えろ」、「あなたの信心が試されている」等々。

じゃあそれを言っている人の信心でいいように変えてほしいですよね。
それができるから、人にもやらせようとしているんでしょう?
この「信心で」という魔法の言葉で、すべてが解決する…。宗教らしいと言えばらしいですが。
会員を思考停止に導く悪い魔法でもありますね。


>生活保護の件、ネットでは前から、学会員の受給者が多いことは言われていましたが、どこまでホント何だかと思ってました。

これは私も本当のことだと知っていました。
生活保護もそうですが、公営住宅の入居もそうです。
公明議員の口利きで入居したということを、別に隠していません。学会の中では。
私が見聞きしたことが特殊だったのかな…?
でも母親の周りの学会員さんたちは、それが普通のこととして受け止めています。
ですから社会一般でも暗黙の了解なのだと思っていましたが、それはまた違うのですね。
一般としては噂話として疑ってはいるけど…という感覚でしょうか。
momongaさんの仰るように、受給しなくてもいいようになることが本当の在り方で、それが功徳というならば分かります。
今、お笑い芸人の家族の生活保護で取りざたされていますが、これを見て学会で生活保護受給を功徳と喜んでいた人たちは、どのように考えるのでしょう。
何も感じないのかな…。そんな気もします。
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トニーさんへ (クロ)
2012-06-03 02:36:13
トニーさんへ

この「マインドコントロールとは何か」という書籍にも、入会前や直後は、特別な客人のように温かく迎えられると、カルトの特徴として書かれています。
私も未活動ながら、母親に連れて行かれて何度か座談会に行ったことがあります。
トニーさんの仰るように、「アットホーム」でとてもいい人たちの集まりのように見えました。
ただ、私には既に幼少の頃より、母親の周りの婦人部の方々の言動や態度を知っていましたので、座談会でいくら丁重に迎えられようとも不気味でこそあれ心動かされるものではありませんでした。
それに私、ひねくれ者wなところがあるもので、ああいう普通以上の親切や好意というのは引いて見てしまうのですよね^^;
それゆえ、学会に近づくことなく今までやってこれました。


>彼らもまた騙されている被害者だからです。そしてその欺瞞性に、たまたま僕が先に気づいたというだけの話なんです。

本当にそうだと思います。
創価学会の被害者と言うのは、被害に遭っていると気づいていない人たちが主です。
一方で加害者でもあるわけですが、両方無自覚なんですよね。
それが恐ろしいところです。

牙城会での○○さんのお話、不謹慎ながら笑ってしまいました。
ありましたね~、携帯の着メロ自分で打ち込むやつ。
当時は携帯持ってなかったのでやったことありませんが。
でも半音高いとか低いとか、重要です!ピアノやってたので分かりますw
しかしこの人、最初の話につながりますよね。
つまり、「自身にどのような人格の問題があろうと、「学会員」という肩書きさえあれば無条件で暖かく受け入れてもらえる」というくだり。
彼こそ、学会員であるからこそ自身の居場所を得ている人なんではないでしょうか。
トニーさんのお話を聞く限り、実社会で成功されているとは思えませんから…。
そのしわ寄せが、組織の末端へ末端へ行くようになっており、最後には「信心で…」とうやむやにされていっているのかも知れませんね。
そこに自浄作用がないから、こうも社会で迷惑がられていると言うのに、早く気づいてほしいものです。
返信する
>あなたの心のスキマ、埋めてあげましょうか・・・? (kan)
2012-06-02 22:58:14
>あなたの心のスキマ、埋めてあげましょうか・・・?

もしも、高橋惠子さんと紺野美沙子さんを足して・2で割ったような女性で、その年齢が少し若い女性にそう言われたら・・・・「はい!是非とも!(^0^)、お願いしますぅ~?」とボクなら二つ返事でなびくことでしょう。

スキマ・・・スキマと言えば、スキマスイッチ。
「全力少年」だよなぁ。。。
オイラの下半身も「全力少年」だぜ!♪
などと身勝手で虚しい期待を胸に、なびくことでしょう。w

ご紹介の文章にあるように、カルトは「何か重大な彼らの充足させたい欲求や必要物を与えている」、たしかにそのとうりですね。
平たく言えば「エサ」です。
そのエサの殆どが、幸福を感じさせる言葉や希望を感じさせる言葉・そして次が充実感を感じさせる言葉です。

心地いい言葉ですから、今・困ってる人や悩んでる人、そしてそれらを渇望してるような状態の人は何の疑いもなく、喜んで受け入れてしまいます。
そしてとても幸せな気分になる、とても嬉しい気持ちになる。
その気持ち自体は真実ですから、その波動に見合うような嬉しい事柄も現実に起きてきます。
今までにない充実感もあったりします。
現実は内面の投影ですから、当然そうなります。

しかし、所詮は「エサ」の言葉です。
「エサ」なので所詮は偽物なのです。
一時的には確かにいい現実もあった・・・ように感じています。
でも、それはあくまで一時的なことなのですが、その状態が今後はずっと続くような錯覚になってしまう。
カルトの洗脳がスタートしたのです。
機関紙には一時的な良き記事が、さも人生が全てそうであるかのように錯覚させる内容が載っています。
嘘と捏造の指導を幹部は繰り返し・繰り返し叫び続けます。
会員から奪ったお金で虚飾を繰り返す池田大作死を、いや池田大作氏を偉大とすり込んでいきます。

そうやって会員は、やがて・いい事は全て「創価学会の信心のお陰だ!」と関連付けるようになり、悪い事があると「信心が足りないんだ。もっと活動しなきゃ!新聞セールスしなきゃ!公明党の票を取らなきゃ!生活費を切り詰めてもっと寄付しなきゃ!」と自ら思うようになります。
マインドコントロール、そのものですね。

ここまでくると、ちょっと回復は難しい気がします。
でも嬉しいかな、何かの縁で気づいて・・・MCから抜ける人たちも増えているようです。

気づく人たちの気持ちもまた、何となくわかる気がします。
バリ活時代のボクでさえ、当時に読んだ人間革命の山本伸一の自画自賛には呆れたくらいです。
あれだけの「賞コレクター」ぶりで、異を唱える人を反逆者と罵り・会員には無理を押し付ける実態です。
少しでも普通の感性がある人なら、誰でもおかしい?と思います。
さらにネット社会になり、次々に汚辱が暴露されてますし、そういう本も何冊も出ています。

組織は「嘘だ!デマだ!読むな!見るな!」と叫びますが、何故そこまで言うのか?それゆえに怪しい!と思うのが普通の人の感覚です。
見るな!と言われれば、見たくなるのが人間の心理です。
きっと活動家の中にも見てる人は多いと思いますし、その数は増えてると思います。
ただ、その人の立場上もありますし・言わないだけだと思います。

洗脳・そしてマインドコントロール・そして徹底した搾取、そこまで狡猾に行なう・・・・さすが池田創価学会は大したカルトぶりです。
しかし、そのマインドコントロールに気づかせたのもまた、池田創価学会の愚かさゆえだと思います。

腐ったモノは、いくら覆いをしても所詮腐っているのです。
どんなモノも腐れば「悪臭」を放ちます。
その悪臭は周囲に漂い始め、今まで全く気づかなかった人たちも、やがて気づいていきます。
時の流れは、様々なモノたちを風化させ・その姿を露わにしていきます。
それもまた、宇宙のリズム・神様の采配なのかもしれません。
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クロさん おはようございます。 (ミルフィーユ)
2012-06-02 08:44:56
クロさん おはようございます。

きのうに続きまた聖教ネタですみません(^^ゞ

土曜のシリーズ物で「ターニングポイント」と「スタートライン」ってのがあります。

会員が載ってることもあれば非会員の時もありますが、今日の紙面を見てビックリ。
ターニングポイントのほうは脚本家&映像ディレクターの野口照夫さんと言う男子部総区副書記長が載ってました。

左ページのスタートラインには俳優の遠藤憲一さんが載ってました。
デビューした頃の話や役者として下積みで苦労した話など……

あれれ~? 話の中に学会のがの字も、信心のしの字も全くこれっぽちもなし!プロフィールにも一切なし。 何故~??

遠藤さんはバリバリの芸術部員じゃないですか~

過去には対話ビデオに登場したこともあったし、聖教新聞に体験が載ったこともあるし。
本幹にも出席してバッチリ写ってた写真も見たことあるし。。。

今まで堂々と公言してきたのに今更 隠すこともないでしょうにね。おかしいな~とふと思っちゃいました^^
返信する
今日の聖教1面に (ミルフィーユ)
2012-06-01 13:26:40
今日の聖教1面に

東洋哲学研究所がロシアの某哲学研究所に協力して完成した【仏教哲学百科事典】の出版の記事が載っていました。

出版発表会がモスクワ市内のその研究所内で行われたんだとか。

「比較哲学国際会議」の席上 行われたそうです。「国際会議」とは、ちと大袈裟?

何しろ読み進めていくと出席者は40人。 とっても素晴らしい国際会議ですね(笑)

その百科事典の「日本の仏教関連項目」の執筆について東哲が依頼されたらしく 「●日蓮」 「●立正安国論」 「●創価学会」また“他宗教”なども含め16項目を執筆したんだとか。


「●創価三代の会長」についても書かれてあるそうです。 へぇ~ それなのに他宗教についてもですか? アハハ「創価以外は邪宗である」なんて記述は間違ってもないでしょうねえ(笑)

結局は創価寄りの書き方になるような気が…

記事には「日本の仏教研究については研究者が少なく、日蓮大聖人についても、必ずしも公正な紹介がされてこなかった…」
とあり、今回は公正に出来たと言いたいようです。


それにしても「百科事典」ほど無用の長物はないような… 大昔に創価発刊の仏哲大辞典1セットを母が買いましたが、埃をかぶっていまだ物置に。 重いしゴミに出すのも億劫で放置。


ロシアのその百科事典 1000ページを超える分厚さ。 誰が買うのやら…
返信する
クロさん おはようございます (ミルフィーユ)
2012-05-31 08:26:03
クロさん おはようございます

今 世間で話題の「生活保護…」 本当に生活維持が大変で受給されるなら納得ですが、どうも実態はそうではないようで。。。


近所にも受給されている人がいますが 見た限り余裕ある生活って感じです。

あるおばあさんはコーヒーの豆を挽いて出して下さり、水は浄水器がついているのでとてもまろやか。
某新聞を2部購読。


あるご婦人はブランド品を身につけ、離婚したはずの旦那さんと 仲睦まじくスーパーでお買い物。 パートに出たかと思ったらキツくて精神的にムリだとすぐ辞めて家でのんびりネット三昧。

そうです。どちらも学会員です。 そのおばあさんは信心歴60年に近いのに、願いとして叶わなかったんでしょうかね~

もう一方のご婦人のほうはどう見ても偽装離婚に思えてしまうんですね~


またある婦人部が生活保護を受けることが決まったら 地区幹部が「よかった。功徳よね。昼間おもいっきり活動が出来るじゃないの」と声をかけていました。

えっ? 子供のためにも必死で働く後ろ姿を見せるのがまず大事なんじゃないかなと私は思いましたが… 「功徳」と来ましたか。


年間3兆円でしたっけ、生活保護費。 某市なんて市民の18人に1人が受給者だそうでビックリです。確か学会員が多い地域のはず…

このへんでちょっと制度を見直す必要があるのでは?とつくづく思います。
返信する
いま長々と書いた文章を自分のミスで消してしまい... (流れ星)
2012-05-30 23:28:47
いま長々と書いた文章を自分のミスで消してしまいました。。

ちょっと感情的だったので、ちょうど良かった。。(⌒-⌒; )

創価学会は、自ら進んで入会したひとって、どのくらいいるのだろう。。

わたしもだけれど、親がやっていたからってひとが多いのではないかと。。

わたしの母は幹部ではなかったから、救われたんですよね。。

親が大幹部とか親族の多くが創価学会とか、そういう中で育ってサラブレットになったひとも多いと思うんです。。

2世、3世、4世まで?
そういうひとは、たとえアンチでありながら、じつは、創価学会は生まれ変われると、どこか夢みたいなことを想っているんだなあ、と。。

オウム真理教のNHKの検証番組を見たのですが、早々に検挙されたから、あのときサティアンに多くいた頭に何か電線付きのヘルメットを被っていた子供たちは救われたけれど。。。

創価学会で何代にも渡り教育を受けたサラブレットたちは、いまも創価脳的な思考から抜けきれずに、多分、ずーっとそうなんだろうな。。と想うこの頃です。。

あのオウム真理教の検証番組を見て、創価学会のほうが根が深いと思ったんですよね。。

だって、創価学会は、政治から官僚から経済界から法曹、警察、マスメディア、通信から、ヤクザに至るまで触手を伸ばし侵食し操ろうとしているから。。

オウム真理教のように単純なテロを遙かにしのぐ複雑で分かりにくい方法でひとを巧みに陥れることがやすやすとできるから。。

それも困ったことに善を装いなのですから。。

前に、ちょっと書き込みましたが、我が家のパソコンが不調になり、そのちょっと前から奇々怪々なことがネット上で起こったときに更に心底、ぞ~っとしました。。

そんなこともあり、ここで問いかけてみたのです。。
わたしの気のせいで済めば良いのですが。。

そんなこと、あんなこと。。創価学会はオウム真理教よりもタチが悪く。。

このような状況は次第にエスカレートしていくのだろうと。。
それがカルトだから。。

これらを許しているのは末端の会員ひとりひとりなんですよね。。
会員ひとりひとりの財務、書籍などなどの財力があるが所以なんですもの。。

無知で愚かな会員の浄財が悪の根源であると言ってもいいくらい。。

もうひとつ付け加えると無知で愚かな会員の一票一票が日本の将来を暗くしてる。。

覚醒してください。。。
返信する
>人格に問題がある学会員に目をつけられると、そ... (トニー)
2012-05-28 21:42:17
>人格に問題がある学会員に目をつけられると、それも、その人が役職についていると悲劇です。

momongaさんのおっしゃる通りだと思いますよ。昔牙城会のとき、歳は同じものの立場が違うやつにずいぶん偉そうにアレコレ言われたものです。しかし建前では「トニーのためを思っての苦言だ」と言わんばかりでしたが、実際にはただの妬きもちなのを見抜いていました。というのは、僕は最初その人を歳上だと思っていたのです、反対にその人は僕を歳下だと勘違いしていました。当時ぼくはストレートパーマをかけて髪の毛をサラサラにしていました。そうでなくとも普段からよく実年齢より若く見られているのに(今36ですが20代半ばぐらいとよく言われます)、ますます若く見られていたのです。
ある日、牙城会の任務中に、
「そう言えばトニー君ていくつなの?」
「24(当時の年齢)ですよ。○○さんは?」
「同じだよ!」
まあ確かに僕にも多少は非があったかも知れませんが、決して悪気はなかったんです。

また、当時僕は女子部の子と付き合っていました。その頃使っていたケータイって、自分で任意の音を打ち込んでシーケンサーみたいに四和音の音楽を鳴らすことが出来たんですよ。で、その子に「森ヶ崎海岸のロックバージョンを編曲して打ち込んで欲しい」とお願いされたんです。さっそく試作版を打ち込み、みんなの前で鳴らして聴いてもらいました。他の女子部の子からも「私も欲しい」と評判でした。が、どうもそれが鼻についたようで、後日任務中に言われたんです。
「あと君はね、半音低いとか高いとかうるさすぎる」。
…あの、半音低いとか高いとか、とっても大事な問題なんだけど、と言いたかったんですがこらえました。そんなことをしたら火に油を注ぐだけなのは明白だったからです。ああでもないこうでもないとダメ出しばかりお説教ばかり、よくもまあそれだけ人の欠点に目がいくよなと呆れるぐらい、任務が終わるまで延々と言われ続けたんです。
二人きりの牙城会室で(^^;)(;^^)

ただですね、さっきのコメントにおいて「温かい」と言ったのは、あくまで入信する前、初めて座談会に招かれたときの感想を述べたに過ぎないってことなんです。入ってみて感じたことはmomongaさんと同じです。幹部なんてどこに行ったって誰と話したってけっきょく同じだと思ってます。だから学会辞めたんです。僕の文章がつたないせいで上手く伝わらなかっただけなのかも知れませんが、誤解なきようお願いします。
返信する
話しは違うことですが。。 (流れ星)
2012-05-28 11:46:12
話しは違うことですが。。
適切を欠くかもしれませんが、ちょっとお聞きしたくて。。

皆さんの中にアンチBlogに書き込みするようになってからパソコンやスマートフォンで奇々怪々なできごとが起こったりしていませんか。。???

返信する
>親密な人間関係。しかも、自身にどのような人格... (トニー)
2012-05-27 20:51:07
>親密な人間関係。しかも、自身にどのような人格の問題があろうと、「学会員」という肩書きさえあれば無条件で暖かく受け入れてもらえる。
人との繋がりに飢えているような人にとっては、大変魅力的な組織に写りましょう。

これ、まさにその通りでした。僕は昔ロックバンドをやっていました。そのメンバーが学会で、誘われて座談会に行ったとき感じたんです。「なんてアットホームなんだろう」と。
問題の多い家庭で育った僕に、当時学会は楽園のように見えました。で、すっかり騙されてしまった、というわけです。しかしバンドのメンバー達や末端の善良な会員たちを恨む気はありません。彼らもまた騙されている被害者だからです。そしてその欺瞞性に、たまたま僕が先に気づいたというだけの話なんです。
悪いのは幹部なんです。そしてラスボスは、実は偽田代作なんです。末端会員は、まるでミステリー小説のように、真犯人が誰なのか分からず迷走する探偵と同じなんです。でも最後には気づくのです。
「犯人は、貴方だ!」
「ハッハッハッ!よく分かりましたなぁ!」
「だ~か~らぁ~!主役より目立とうとするなよ!偽田代作!」
アイタタタ(笑)。
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